目的地までの移動に使った車で宿泊できる車中泊。
その手軽さから近年多くの方が車中泊を楽しむようになりました!
そんな釣り人における車中泊の魅力や快適に過ごすポイント、便利グッズを紹介します。
トラブルが起きないように車中泊で注意したいポイントもお伝えします♫
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釣り人にこそ車中泊をおすすめする理由
車中泊するにはキャンピングカー、もしくはワンボックスの大きな車が必要と思っていませんか?
車中泊とは車の中で寝るというだけです。
工夫次第で4人乗り以上の車であれば車中泊は可能です。
簡単で宿泊費も安く時間や場所の自由度が高い車中泊は遊びや旅行を満喫させてくれます♫
宿泊費が安い
車の中で寝るだけなので基本的に料金は発生しません(笑)
ただし、シュラフなどのアイテムを買ったり、駐車場代がかかったり、また、お風呂も銭湯などを利用します。
それでも、ホテルや旅館に泊まるよりははるかに安いですね。
特に釣りでは、道具代のほかに燃料代や高速料金などの遠征費用がかかります。
「できる限り釣りにお金を使いたい」
釣り人の本音といったところでしょうか。
このような場合でも、宿泊代がかからない車中泊なら安上がり♫
車内でいつでも就寝ができる準備さえしておけば、釣れない時間帯でも仮眠がとれます。
釣り場を宿泊地にできる
釣り人に車中泊をおすすめする最大の理由は、宿泊場所の自由度が高く、釣り場を宿泊地にすればすぐにアクセス可能!
たとえば、釣りや登山などに行く時、目的地の近くに宿がないという場合がありますよね。
遠方の宿を予約すると、移動時間がかかりますし翌日の釣り開始にも影響が。
釣り場である川や湖、海近くを宿にすれば起きてすぐに釣りを楽しめます♫
人気エリアの場合、早い時間から場所取りなんてこともありますから、車中泊は時間を効率に利用できるんです!
時間に余裕をもてる
車中泊は時間を選びません。
チェックインもチェックアウトも自由ですし、目的地の近くや道中で車中泊すれば移動時間の短縮にもつながります。
たとえば、週末遠くに釣りに行く時、金曜日の仕事終わりで移動して目的地近くで車中泊なんてことも。
次の日は早朝起きてすぐにでも釣りが楽しめます♫
限られた時間で目的を果たすために、車中泊で効率よく時間を使えます。
特別なキャンプ道具が必要ない
通常キャンプでは、テントやタープ・テーブル・アウトドアチェア・グリルなど非常に多くの道具を必要とします。
しかし、車中泊ならこの大半を省略でき「寝袋」・「車中泊マット」・「カセットコンロ」・「水」・「クッカー」このあたりを準備すれば、あとはシートを倒して寝るだけ。
もちろん寒い時期の車中泊は、電気毛布や布団などしっかりとした対策が必要です!
釣りにおすすめ車中泊入門のポイント
車中泊は簡易的な宿泊方法ですので、そのやり方はとてもシンプル。
しかし、いざ車の中で宿泊するのは心配という方もおられます。
安全、快適で楽しい車中泊をする釣りにおすすめ車中泊入門のポイントを紹介します。
寝る姿勢に工夫
シートに座ったまま倒して寝ると、脚が下がってエコノミー症候群になる可能性もありますので、シートをフラット、またはそれに近い状態にして、脚を少し上げて寝るといいでしょう。
最近の車は荷台とシートがフラットになるものも多くありますし、そうでない車でも、体の向きなどを工夫して疲れにくい姿勢にしましょう。
フルフラットにならないシートの場合、可能な限りシートを倒してシートを倒したときに生じる溝にクッションやタオルケットを敷き詰め、凹凸が気にならないように対策をすればフラットに近い状態になります。
場所はあらかじめリサーチを
目的の釣り場近くや道中で宿泊場所をあらかじめ調べて行きましょう。
駐車場、駐車スペースがあるから車中泊ができるとは限りません。
夜間は閉まっているところもありますし、車中泊禁止のところもあります。
利用したい時間に車中泊場所が利用できるかを確認して起きましょう。また、いざという時のため、候補地を複数用意しておくこともおすすめします。
車中泊というと誰もが「道の駅」を想像するかと思いますが、実はそれぞれの施設により規定が異なります。
場所選びのポイント
高速道路のサービスエリア、パーキングエリアや道の駅が利用しやすいです。
駐車スペースも十分あり、トイレはもちろん中には温泉施設が完備されている場所も。
登山口付近などの駐車スペースや、周囲に住宅がない駐車スペースなど、近隣に迷惑のかからないところもおすすめです。
ただし、夜間駐車禁止であったり車中泊が禁止されているところもありますので事前の確認が必要です。
食事は簡単に済ませる
車中泊はあくまで寝るためのものです。
食事は外食で済ませるか、車内で簡単な調理のできるものやお弁当が良いでしょう!
車中泊だからと車の横でテーブルを出して調理やバーベキューなどはマナー違反です。
キャンプ場など許可されているところ以外では、食事は簡単に済ませましょう。
釣り人におすすめ車中泊のマナーと注意点
車中泊がブームになると必ず起こるのがマナー違反です。
マナー違反だけでなく、私有地を占有するなど違法に当たることもあります。
マナー違反は近隣とのトラブルにつながり、気持ちのいいものではありませんし、その場所が車中泊禁止になる場合もあります。
マナーを守って気持ちよく車中泊を利用しましょう!
エンジンを切る
夏冬で使いたくなるエアコン。
エンジンをつけて過ごしたいですが、車中泊では近隣の迷惑になるのでエンジンは切りましょう。
寒さはシュラフを使う、暑さは窓を開けるなど工夫で対応します。
また、電灯や携帯などの充電のためにエンジンや発電機を使いたいですが、モバイルバッテリーなどで対応しましょう。
▼スマホやタブレットの充電からホットカーペットの利用までできる!
車外で食事や団欒などしない
一般的に駐車場は駐車する以外で場所を占有することはできません。
キャンプ場など許可された場所以外で、車の横でキャンプのように机と椅子を並べて食事や団欒をするのは違反です。
車中泊は車の中で過ごすことが基本。窮屈に思うかも知れませんが、工夫次第で楽しさもあります。
宿泊時間はできるだけ夜から早朝
道の駅などの駐車場は、昼間はお店が開き買い物をするお客さんが駐車します。
昼間から車中泊で長々と駐車場を占有するのはマナーに反しています。
できるだけお店などが閉まったあとから、朝はお店が開く前までの宿泊がお店の方とのトラブルもなく好ましいです!
車中泊便利グッズ一覧!
何もなくても車で寝ることはできますが、より快適に宿泊するための便利なアイテムもたくさんあります!
しっかり睡眠をとって、翌日元気に活動できるよう、便利アイテムも上手に活用しましょう。
特に1日釣りをした後の車中泊では、しっかりと睡眠をし体力を回復できるアイテムを優先的にチョイスしましょうね♫
コールマン:フリースフットEZ キャリースリーピングバッグ/C0
商品名 | フリースフットEZキャリースリーピングバッグ/C0 |
使用サイズ | 約84×190cm |
収納サイズ | 約直径32×42cm |
重量 | 約2.6kg |
容量 | 1ℓ |
快適温度 | 0℃以上 |
材質 | 中綿/ポリエステル
裏地/ポリエステル、フリース 中綿/ポリエステル |
価格 | メーカー公式:6,853円(税込) |
特徴 | 丸洗いOK |
寒い時は毛布などを持っていくのもいいですが、シュラフにするとコンパクトに収納でき、使わない時にも便利です。
使用時期や場所の温度に合わせて3シーズン用、もしくはオールシーズン用を選べます。
一つ車に積んでおけば、いざという時にも便利です。
こちらのモデルは、安価ですが快適温度0℃以上とかなりの寒さに対応しているシュラフです。
中の脚部分はフリース素材で暖かく、暑い時は封筒型なので敷布団としてだけ使用も可能です。
収納サイズが大きく重量もありますが、車中泊で使うのであれば問題ありません。
フィールドア:車中泊マットSサイズ(10cm)
商品名 | 車中泊マットSサイズ(10cm) |
使用サイズ | 約60×195×10cm |
収納サイズ | 約直径25×60cm |
重量 | 約2.8kg |
材質 | ポリエステル / 高密度ウレタンフォーム |
価格 | メーカー公式:表記なし |
特徴 | バルブを開くだけで膨らむ |
シートを倒して荷台と一緒にフラットにして寝る場合、段差や金具などが気になることがあります。
シュラフだけですと、こうした段差で腰や肩に痛みが発生し、快適な車中泊とは言えません。
そのようなときは、車中泊用にマットを使用しましょう!
テントマットは銀マットと呼ばれるホームセンターで売られている安価なものから、空気で膨らむエアマットもあります。
フィールドアのエアマットは、高密度ウレタンが入っていて、バルブを開くと自然にウレタンが膨張しマットが膨らみます。
手軽にセッティングできて、厚さが10cmもあるのでほとんどの凸凹は気になりません。
サイズもS、M、Lの3種類に加え、それぞれ厚さが5cmと10cmと6種類から選べるのもおすすめポイントです。
腰の痛みなどを気にされる場合は、10cmの厚みがおすすめ!
ジェントス:EX-136s
商品名 | EX-136s |
使用サイズ | 約直径7.8×高さ14.15cm |
重量 | 約355g |
明るさ | 370ルーメン(highモード) |
点灯時間 | 9時間(Highモード)
18時間(Midモード) |
価格 | メーカー公式:オープン価格 |
特徴 | 置いても吊り下げても使える |
車内での明かりは、少しの間なら車のルームランプで対応できますが、長時間になると車のバッテリーが上がるため、LEDランタンが便利です。
LEDランタンは、電池交換や充電なしで長時間使用に対応しているものが多く、おすすめです。
また、火気を使うランタンは一酸化炭素中毒の危険があるので控えましょう。
ジェントス EX-136sは、置いて使うことはもちろん逆さに吊り下げられるので、普通の電灯のように下を照らしてくれます。
明るさが4種類あるのも便利です。
一番明るいHighモードは電球の30w程度の明るさで車内全体を明るくしてくれます。
明るくして車中泊の準備をして、一番暗いキャンドルモードで寝るといった使い方ができます!
▼LEDライトの明るさについて詳しく!
イワタニ:カセットガス ジュニアコンパクトバーナー
商品名 | カセットガス ジュニアコンパクトバーナー |
使用サイズ | 15.5×15.5×12.7(高さ)cm |
収納サイズ | 8.2×6.8×10.9(高さ)cm |
重量 | 約274g |
材質 | バーナー・ごとく・脚・風防:ステンレス |
最大発熱量 | 2.7kW(2,300kcal/h) |
価格 | メーカー公式:オープン価格 |
特徴 | カセットコンロのガス缶が使える |
車内で食べる冷たいお弁当やおにぎりも温かいお味噌汁があるだけで食事がグレードアップします。
コンパクトなバーナーとクッカーでお湯を沸かすだけで、インスタント味噌汁、コーヒー、カップ麺など食事の幅が広がり、充実した車中泊が楽しめます♫
バーナーの使用時は窓を開けて換気し、本格的な調理や長時間の使用は火災や一酸化炭素中毒の危険があるので控えましょう。
イワタニ カセットガス ジュニアコンパクトバーナーは、コンパクトにまとまるため釣りの車中泊にはもってこい!
また、ホームセンターやコンビニでも売られているカセットコンロのガス缶が使用できます。
ガス缶は車中泊の道中でも手に入れることができるので便利です。ガス缶は別売りです。
プリムス:ライテックトレックケトル&パン
商品名 | ライテックトレックケトル&パン |
使用サイズ | 鍋:内径11cm×高さ11cm
フライパン:内径11cm×高さ3cm |
収納サイズ | 直径13×高さ14.5cm |
重量 | 約280g |
材質 | ハードアノダイズド加工済みアルミ製
内側ノンスティック加工済み |
容量 | 鍋1ℓ |
価格 | メーカー公式:3,600円(税抜) |
特徴 | ケトルにも鍋にもフライパンにもなる |
大きい鍋部分はインスタントラーメンを作るのにぴったりのサイズで、そのまま器としても使用できます。
また、注ぎ口が付いているので、ケトルとしてお湯を沸かして注げます。
意外と注ぎ口が重要でこれがないと、いきなりドバッとお湯が注がれてしまいます。
ふたの部分はフライパンになるため、朝食の目玉焼きやベーコンを焼くなど何かと重宝しますよ♫
また、このクッカーはイワタニのカセットガス ジュニアコンパクトバーナーがすっぽり入り収納にも役立ちます。
槌屋ヤック:快適お手軽カーテン2 BK 2枚入
商品名 | 快適お手軽カーテン2 BK 2枚入 |
使用サイズ | 約53×70cm |
価格 | メーカー公式:オープン価格 |
特徴 | 吸盤で簡単に脱着可能 |
車内が外から見えなくするためと、外の光を遮断する車用カーテンです。
夜でも街灯など意外と明るい場所は多く、車のヘッドライトの光が差し込むこともあります。
安眠するためにも遮光性のあるカーテンがあると安心です。
簡単に取り付けられるものもあり、使用しない時は外して収納しておけます。
「快適お手軽カーテン2」は、吸盤タイプなので、吸盤を窓に貼り付けてカーテンを取り付けます。
外す時も吸盤を剥がすだけ。
車中泊のときだけ取り付けられるので、普段は外して置けます。
伸縮ゴムが入っていいて、ある程度窓の形に合わせることができるから便利!
光を遮断し、プライバシーを守ってくれます。
車中泊のマナーを守って充実した旅を!
車中泊は気軽に宿泊できる便利な方法です。
宿泊方法の一つに車中泊を選択できれば、釣り旅やレジャーが充実したものになります!
ぜひマナーを守って安全に車中泊、そして釣りやレジャーを楽しんでください。
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