釣り人の夢、一度は行ってみたいアマゾン川釣行!正真正銘の釣りパラダイス

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神前樹

1997年生。和歌山県出身ドイツ在住のルアーマン。日本、欧州を主に、世界の釣りを発信します。釣り歴17年。元調理師です。
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南米のブラジルとその周辺国の熱帯雨林を流れ、大西洋に注ぐ世界最大の河川、アマゾン川。

筆者はかつて、「人生で一度だけでも行ってみたい!」とぼんやり夢見ていました。

ところが実際に行ってみると、意外と簡単に行けちゃうな。というのが正直なところです。

今回は、釣りパラダイス初投稿にて「アマゾン川釣行」の実態や、シーズン・費用・治安・行き方などの全体像をお届けします♫

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どうやっていくの?シーズンは?費用は?治安は?

渡航する前は想像もつきませんでした。

100万円貯めて、会社も退職し、親戚からは世捨て人呼ばわり・・・

大げさではなく、そんなイメージでした。

もしかしたら撃たれたり、ワニに食べられたりするんじゃないかとすら思っていました。

子供のカイマン。暗がりでライトを照らすと目が光ります。ロッジ周辺でガイドが捕獲

もちろんワニに食べられる可能性はゼロではないのですが、そこまで考える必要はないのでご安心ください。

100万円もいりませんし、会社も退職しなくてOKです。

無計画で行くと無駄な時間とお金を使います

そこまで考える必要がないとはいえ、旅程に関してはある程度は事前に考えないと、旅がスムーズに運びません。

筆者は友達と二人で、帰りの飛行機のチケット以外何も準備せずに行ったんですが、ほんとにめちゃくちゃ困りました。

運が良かったのと時間があったのと、賢い友人が一緒に行動してくれたので何とかなりましたが、振り返ってみれば絶対にしっかりと計画していたほうが楽にスムーズに旅が運んだはずです。

モデルルート、費用を紹介

マナウスにある市場。様々なアマゾンの魚が並んでおり、釣り人オススメの観光スポット。

まずは飛行機でマナウスというアマゾン地方にある都市まで行く必要があります。

日本からブラジルまでいくには、基本的に北米、ヨーロッパ、中東などで乗り継ぎ、サンパウロやリオデジャネイロまで行くのが一般的なルートです。

それからマナウスまでは国内便に乗り換えてさらに3時間。

モデルルート
日本→11時間半フライト→ヨーロッパ6時間乗り継ぎ→11時間半フライト→サンパウロ3時間トランジット→3時間フライト→マナウス。

家を出てからおおよそ30〜40時間前後でマナウス到着という感じです。

もちろん着く頃には信じられないぐらいに疲れています。

対策としては、ヨーロッパなどの経由地で、空港から出て1、2泊するとだいぶ体が楽になるのでオススメ。

マナウスに着いてからは、周辺エリアに釣りに行くか、バルセロスなどさらに奥地にある街に移動し、そこから釣りに行くかの選択になります。

どちらに行くにしても、ガイドは事前にインターネットで探して予約しておいた方がスムーズです。

筆者が渡航した際はヨーロッパ経由で渡航し、友人と1ヶ月ほどアマゾン地方に滞在、マナウスから6時間程度のところにある湖で1週間ほど、バルセロスからアマゾン川の支流を釣り上って10日ほど釣りをしたのですが、飛行機代を入れて1人40万円ほどで行って帰ってこられました。

飛行機代が20万円なので、1ヶ月の滞在と釣りで使用したお金は1人20万円ほどです。

これでも十分に安いと思うのですが、しっかりと計画していけばまだまだ安くできるはずです。

実体験!アマゾンでもシーズンを外すと釣れません

いつ行っても爆釣と思っていたのですが、全くそうではありません。

マナウス周辺では基本的に10月頃の乾季の終盤がハイシーズンとされており、反対に5月頃の雨季の終盤が釣れない時期とされています。

乾季がシーズンな理由は川の水量が減って魚の密度が高くなるからで、その反対に雨季は川の水量が上がって魚の密度が減ってしまうのが理由です。

当時筆者は「なんだ水量だけか。なら雨季に行ってもある程度は釣れるでしょ。」と思っていたのですが、多いところだと、乾季と雨季で20m近く水位が変わると聞いて驚愕。

アルミボートに乗って岸打ちがアマゾンでの釣りの基本スタイルなのですが、雨季に行っちゃうと、もう岸が打てません。

筆者が行ったところは20mも増水している感じはしませんでしたが、それでもジャングルがそのまま川の中に浸かっていて、その上をボートで走るような感じ。

それそれは魚影も薄くて、2人で丸一日釣りをして本命のピーコックバスからのバイトは1日1回あるかないか、結果1週間毎日釣りをして、本命は1匹だけという悲惨な経験をしています。

治安は良くないです。とはいえ危険な場所、時間を避ければOK

どのエリアにも言えることですが、基本的に夜間は危険です。

特に人通りの少ない場所や、貧困地区などには基本的に行かないようにしましょう。

また基本的に日曜日はほとんどの店が閉まり、街が閑散とするので危険とされているので注意が必要です。

とはいえマナウスもセントラルの観光地には警察が巡回しており、治安もそれほど悪くはないので、そこまで心配する必要はないのかなと感じました。

荷造りはどうする?

荷物は20kg以下に収めましょう

メインの預け荷物は釣り道具、日用品を含めて60Lのバックパック1つ、20kg以下に収めましょう。

航空会社によっても違うのですが、エコノミークラスの場合は23kgを越えると数万円の超過料金が課せられます。

また超過料金はもちろんですが、バックパックが重すぎると移動が不便です。

荷物は出来るだけ軽くまとめましょう!

タックル

ルアー・フック・ライン・プライヤー・フィッシュグリップ等は預け荷物に、リール、カメラ等は機内持ち込みのバッグに入れましょう。

ロッドはパックロッドであれば預け荷物のメインバッグに、そうでなければロッドケース単体でメインバッグと一緒に預けます。(水道管パイプで作るのがオススメ

生活用品

洗面具、薬類、衣類など、重要なものは色々とあるのですが、最重要アイテムの1つとして、日焼け防止アイテムがあげられます。

具体的には偏光グラス、帽子、ロングスリーブシャツ、サンマスク、日焼け止めなどです。

ちなみにここでも自然を甘く見ていた筆者は、初日丸一日を、ハーフパンツに半袖のTシャツ、ビーチサンダルで過ごし

全身にやけどを負いました。。。

赤道直下の日差しは非常に強く、日焼け防止アイテムは本当に重要です。

移動時の注意点

マナウスに着くまでが割と過酷です

日本を出発後、ヨーロッパで一回、サンパウロやリオデジャネイロなどブラジルの主要都市で一回の合計二回乗り継ぎがあるのですが、マナウスに着く頃には体力ゼロです。

おすすめはトランジットが長めにある航空券をとって、一度ヨーロッパでの経由地で出国することです。具体的にはオランダ、フランス、ドイツあたりになると思います。

これでもう全然違うので、ぜひ試してみてください。

空港からマナウスの宿まではタクシーを使いましょう

もちろんバスも出ているのですが、なにせもうクタクタです。

そんな状態ででっかい荷物を持ってウロウロしては、どう考えても強盗のターゲットですし、タクシーを推奨します。

マナウスからバルセロスまでは船移動

マナウスからバルセロスまでは、上りが3日、下りが2日、ハンモックに揺られながらの船移動です。

ハンモックに揺られながらというと聞こえが良いですが、現実はこんな感じ。

この密度で三日間です。

夜は寒いですし、シャワーは川の水引っ張ってるだけなので冷たいですし、WiFiももちろんありません。

前回は本を2冊持って行ったのですが、初日で全部読み終わったので、次回はKindle持参で行こうと思います。

いよいよ実釣!

バルセロスについてガイドと合流したら、その後はボートに乗って釣り場まで移動です。

またマナウスから直接近郊のポイントに行く場合もガイドと車、船を使って拠点となるポイントに連れて行ってくれるはずです。

ここまで来てようやく釣りができるわけです。

長かったですね。。。

キャスト精度=バイト数=釣果

アルミボートから、魚のついたストラクチャーを打っていく岸打ちがメインの釣りなので、基本的にタイトにキャストできればできるほどバイト数を得られます

ぶっちゃけ大型がとれるかどうかは運

ブッシュの奥へキャストできればより多くのバイトを得られるわけですが、あまりストラクチャーが乱立したポイントで掛けると、捕れなくなる確率も上がります。

もちろんオープンでかけたら取れる確率は上がるのですが、大型が取れるかどうかはぶっちゃけ運の要素が強いのかなと。

もちろんドラグはフルロックでフックも太いものを使用するわけですが。

それでも5kgを超えるピーコックバスの引きは凄まじく、ラインはドラグを締め忘れたかのごとく引き出され、フックはあっけなく伸びてしまいます。

ラインが切れてしまって魚の口にルアーが残るのが一番最悪なので、ラインは極力太いものを使用しましょう。

筆者はPE6号を使用しています。これぐらいだとバレる時は大抵フックが伸びて帰ってきます。

太めのPEで魚や環境へのダメージも配慮

いろんな魚を釣ってみましょう

ブラックピラニア。小型のミノーなどを入れるとよく食ってきます。噛まれると危ないので、フィッシュグリップ必須。

今回はピーコックバスをメインに話を進めていますが、他にも小型魚から大型魚までいろんな魚がアマゾンにはいます。

せっかく行ったならぜひ他にも色々狙ってみましょう!

例えば40kgも50kgもある大きいナマズを狙おうとすると少し荷物が増え過ぎてしまうので、7㎝ぐらいの小型ミノーなどをボックスに忍ばせておくと、それだけで遊べる魚種がグッと増えるのでオススメです。

BOMBA DA AGUA(ボンバダアグア) Deconto(デコント) RBPT ミラージュハロウィンパーチ 80mm
ボンバダアグア

 アマゾン奥地に病院はありません 体調管理が最重要という話

見ての通り、病院はおろか、建物らしきものは一切見当たりません。

この画像の撮影地はたしか、バルセロスから4〜5日程度釣り上ったところだったと思うのですが、こんなところで怪我でもしようものなら・・・もう最悪ですよね。

筆者はこの辺りで、夜ライトに集まってきたアシナガバチみたいなのに刺されたんですが、刺された瞬間

もう終わった、、、死んだ。。。

と思ったのを覚えています。結果別に大したことは無かったんですが。

とにかく体調管理がめちゃくちゃ重要で、無理は絶対に禁物という話です。

もちろん帰路も過酷です

むしろ帰路の方が、疲れているし荷物も衣服も汚れているしで、よりハードでストレスフルです。

来た道のりを戻るだけなのですが、なにせ長旅を経て体力ゲージがほぼゼロです

気が緩みがちなタイミングですが、しっかりと緊張感を保って日本まで帰りましょう。

 お土産はhavaianasがおすすめ

日本の草履をヒントに開発されたことで有名なハワイアナス

ブラジルのどこででも1,000円前後で購入することができ、様々なサイズ、デザインが取り揃えられており、お土産に超オススメです。

また、これなら空港で買ってリュックにねじ込んでも壊れることはありません。

まとめ

ナマケモノ。めっちゃかわいいんですが、抱っこするとおしっこをちびります。

アマゾン釣り旅は割と過酷ですが、きっちりと計画して準備すれば誰でもいけます。

英語力も中学生レベルでOKですし、ポルトガル語に関しては指さし会話帳を持っていけばなんとかなります。

考えだすと心配は尽きないので、「行ってみたいな〜」と思っている方は、ぜひ勢いで航空券をとってしまうことをオススメします。

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