忙しい忙しいと言いながら、今シーズン初の中禅寺湖へワカサギ釣りに行ってきました。
釣行日は、2023年10月上旬です。
今回使用したタックルについては、過去記事でも紹介したタックルですので、ぜひ以下記事を参考にしてみてください。
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目次
中禅寺湖のワカサギ釣りの概要
釣り期間 | 9月20日〜10月31日まで |
釣り時間 | 午前8時〜午後4時まで |
釣り区域 | 二荒山神社〜立木観音を結ぶ東側のブイの内側 |
遊魚券取扱所 | 大島商店、越後屋(午前7時より販売) |
料金 | お一人1,100円、18歳以下無料(認定券を発行) |
注意事項
- マス類を釣り上げた場合は速やかにリリースすること
- 船からの釣りをする際は必ずライフジャケットを着用すること
- アンカーの使用は1隻1個までとし、移動又は終了後は必ず引き上げてください
- 午前8時までは漁場内への立ち入りはご遠慮ください
- 出船は午前8時から、釣り時間終了後は速やかに帰航する
- 釣券は見えるところに携帯し、係員の求めに応じて提示してください
- 竿はお一人様2本まで
- 遊覧船の航路や発着所付近での釣りはご遠慮ください
- 悪天候の際は出船した場所または安全な場所に戻ってください
- トラブル等についての責任は一切負いません
- 大尻川付近は流れがあり危険なため、近づかないでください
- 飲酒をしての釣りはご遠慮ください
- 放射性物質モニタリング調査において、検査値が国の基準値100Bq/Kgを上回った場合には禁漁となりますのでご了承ください
そのほか「サンセットピア浮桟橋」でもワカサギ釣りをできますが、以下の通りルールが定められておりますので、ボートではなく桟橋から釣りをされる場合は、事前の確認をお願いします。
民宿おかじんさんで手漕ぎボートをレンタルしました
今回はボートからのワカサギ釣りですので、いつもお世話になっている民宿おかじんさんで手漕ぎボートをレンタルいたしました。レンタル料金は、一艘4,000円でした。
今回は二人で一艘をレンタルしますので、実質一人あたり2,000円となります。
ワカサギ釣りシーズンの中禅寺湖は、手漕ぎボートも非常に混み合うため、早めに予約しておくことをおすすめします。
私も数週間前に予約をしておりましたが、当日になるとほとんどの手漕ぎボートが出払っているように感じました。
また天候次第では、出船が難しい場合もありますので、その点は覚悟のうえで釣行してください。
- 民宿おかじんさん
- 電話:0288-55-0410
- 住所:〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2482
ライフジャケットの着用をお願いします
ボートでの釣りは慣れている方であっても転覆の危険性があります。
特に手漕ぎボートの釣りでは、中禅寺湖のように遊覧船も航行していると大きな波を受けて、バランスを崩しやすいです。事実、今年の中禅寺湖ではボートの転覆があったとの話を聞きました。
また桟橋付近に水が被ると、足元が滑りやすくなっております。
実はこの日も一緒に釣りをした釣り仲間が桟橋から足を滑らせてしまい、下半身が水に浸かってしまうアクシデントがありました。
民宿おかじんさんからも事前に「桟橋付近は結構釣り人が足を滑らせているから気をつけて」と言われていたのに、気をつけていても起きてしまったわけです。
今回は怪我はありませんでしたが、このような事態に備えてライフジャケットは必ず着用しましょう。
いよいよ手漕ぎボートでのワカサギ釣りスタート
いよいよ釣り開始です。中禅寺湖はワカサギの魚影が非常に濃く、初心者ながら周囲には「最低でも100匹は釣れないとね」と言われます(汗)
個人的には男体山をバックにした最高の景色で、ワカサギ釣りができるだけでも嬉しいのですが、脳裏には100匹のプレッシャーが襲いかかるわけです。
周囲を見渡すと、「魚探+動力船」そして「電動リールも一人2台持ち」という強者がひしめいています。
そこで、この状況でも手漕ぎボートで魚探の用意もない私たちがなんとか釣果を得る秘策を考えました(笑)
秘策①:うまい人をよく観察すること
周囲をよく観察すると、動力船で魚探を完備している釣り人は効率よくワカサギの魚影を見つけています。一度魚影を見つけると一箇所で手返しよく釣りをしているのが特徴です。
この傾向に着目し、釣果がしぶったときはベテラン組みの動向をチェックするようにしました。
ベテラン組みのすぐ近くで釣りをすると迷惑なので、ちょっと離れた位置まで船をつけて、ワカサギの反応をうかがいます。
すると、仕掛けを投入したとたんに反応が出ることが多かったです。ワカサギ釣りは、ワカサギがたまっているポイントを見つけられれば初心者でもすぐに反応が出ます。
秘策②:赤サシと白サシ、2種類用意
ワカサギ釣りの定番の餌といえば「サシ」。
ハエの幼虫であるサシは、赤く染めた赤サシとプレーンな白サシがあります。
ベテラン組みなら当然かもしれませんが、本日は晴れのち曇りの予報でしたので、ローライトも想定して、水中でよりくっきり見える白サシも用意しました。(いつもは赤サシのみが多かった。)
「そこまで釣果に差が出るの?」と半信半疑でしたが、検証の意味を込めて、釣り仲間と赤サシと白サシを別々に使ってみることにしたんです。
その結果、この日は白サシがドンピシャでした。
また、サシは針につけてから半分にカットして使用します。こちらも検証の結果、カットしないときよりもカットしたほうが食い込みがよく、確実に釣果を伸ばせました。
秘策③:仕掛け投入後コンスタントにアタリが出なければ即移動
一箇所で釣りをしていると、当然ワカサギも回遊しているので、釣れなくなるタイミングがやってきます。
さきほどまで爆釣だったので、その場所にとどまりたい気持ちはありますが、明らかに反応が悪くなったときは、即座に移動するようにしました。
仕掛けを投入しても「……」が続いたタイミングで移動します。この対策と秘策①を組み合わせて、なんとかコンスタントに釣果をアップできました。
秘策④:釣果のあった棚を覚えておく
今回使用したリールは上記なのですが、リーズナブルな価格にもかかわらず、カウンター機能がついています。
今回の中禅寺湖では6.7mでアタリが頻発していました。
最初に入ったポイントの棚は8.8mだったのですが、アタリは出たものの、どうにも続きません。
そこで6.7mの棚に入ったとたん、連続したアタリが出るようになりました。
その後も何回か場所移動をしたものの、6.7mの棚を頼りにポイントに入り直すと、良い結果が出るようになったのです。
秘策⑤:水草のあるポイントがデカサギの巣窟だった
これはまだまだ検証が必要なものの、昨年湖底に水草のあるポイントで大きなワカサギが釣れたので、今年も水草がありそうなポイントで釣りをしてみることにしました。
その結果、仕掛けに水草が絡まるリスクはあるものの、最大で10〜12cmのデカサギが連発!
今後も水草のあるポイントにはデカサギが潜んでいる説を検証し続けたいと思います。
中禅寺湖でボートワカサギ!その結果は?
さまざま秘策を用意した今回の中禅寺湖。秘策という秘策でもありませんが(笑)
なんとか手漕ぎボート、魚探なしでも126匹の釣果を得ることができました。もちろんベテラン釣り師から見れば、まだまだあまちゃんかもしれませんが、この大自然のなかでボートで揺られるだけでも幸せな自分には充分すぎる釣果でした。
釣ったワカサギは唐揚げにして、その晩に家族で美味しくいただきました。
中禅寺湖の恵みに感謝をして、また次回釣行に向けて汗水垂らし仕事に励みたいと思います。
2023年、中禅寺湖のワカサギ釣りシーズンは残りわずかですが、ぜひ機会があれば大自然の釣りを堪能しに行ってみてください。
土日は混み合うので、平日に行かれることをおすすめします!
▼中禅寺湖で使用したタックルは以下の記事より