タイラバ入門書〜巻くだけで真鯛が釣れる?初心者におすすめタックル準備編〜

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広島県在住アングラー。「好きなことで生きていく」をモットーに「釣りで生きていく」道を模索中。4歳の頃からショア・オフショア問わず釣りに親しむ。15歳の頃から一度オフショアからは離れるが21歳の時に2級船舶免許を取得後再びオフショアに復帰!現在はインスタグラム(@fishing723kota.m)を中心にSNSにて日々釣果や釣り情報を投稿中!!
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もともとは漁師さんの間で使用されていた道具を応用した「タイラバ」。

今や高いゲーム性があると同時に、釣り初心者でもリールを巻くだけで高級食材真鯛が釣れるとあって大人気!

今や大人気となったタイラバですが、一体どんな釣りなのでしょうか?

ここでは、釣り初心者にこそおすすめしたいタイラバゲームの魅力と、どのような釣り方をするのか、そして気になるタックルは?という疑問にお答えします。

この記事をご覧になると、タイラバゲームの魅力と必要なタックル、基本的な知識をマスターでき、タイラバゲームの入り口に立つことができますよ♫

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タイラバとは?

「タイラバ」とは、元々釣具ではなく漁師が漁を行うときに使用していた漁具です。

それが釣りに使われるようになり、今の形へと改良が重ねられてきました。

タイラバは、上記のように「ヘッド」「ネクタイ」「スカート」「ハリス」「フック」から構成される非常に簡単な仕掛けとなっています。

それでは、タイラバのパーツごとに解説していきますね♫

タイラバのパーツ解説①「ヘッド」

タイラバの頭の部分だから、「ヘッド」と言います。

ヘッド部分の素材は、大きく分けて「鉛(なまり)素材」「タングステン(鉛より比重が重い)素材」でできております。

タングステンは、鉛素材と比較して比重が重いため、ヘッドの大きさも小さいことが多く潮の流れなどの影響を受けにくいのが特徴です。

ただし、タングステン素材は非常に高価のため、初心者は鉛素材で十分といったところ。

ヘッドの形もさまざまなタイプがあり、リールで巻いたときにまっすぐ動いたり、スラロームしたりと状況によって使い分けます。

その他、タイラバにはヘッドとフックが一体化した「固定式」と、ヘッドの中をリーダーが通り、ヘッドとフックが別々になっている「遊動式」があります。

現在では、遊動式のタイラバが人気がありますが、このあたりは何となく聞き流す程度でも大丈夫です!

タイラバのパーツ解説②「スカート」

スカートは、タイラバのくヒラヒラと漂う部分のこと。

このスカートもタイラバの種類に応じてさまざまなカラーがあり、真鯛に有効にアプローチします。タイラバは、カラーローテーションが重要な釣りでもあるので、何種類か購入しておくことをおすすめします。

タイラバ初心者が購入すべきカラーは、のちほどご案内しますね!

タイラバのパーツ解説③「ネクタイ」

サラリーマンのネクタイのように、細長くヒラヒラした部分のこと。

特徴としては、スカートよりも長く真鯛の本能を誘い出します。素材としては、シリコン製のものが多いですが、ゴム製のワーム型のものをネクタイとして配置することも。

ネクタイのカラーチョイスについて

タイラバでもっとも有効にアプローチする部分の1つ「ネクタイ」。

ネクタイのカラーは、釣果に大きく左右するため何種類か用意しておきたいもの。ここでは、初心者におすすめのネクタイカラーについてご紹介します。

基本的には、「クリア」・「チャート」・「ラメ」の3種類を揃えておきましょう。

クリアは、発光や反射はせず自然な波動のみで誘い、チャートは発光するため濁りやローライト、真鯛のリラクションを誘いたい場合に有効。

ラメは真鯛のベイトフィッシュ(餌となる魚)がイワシなどの小魚の時に非常に有効なカラーです!

タイラバのパーツ解説④「ハリス、フック」

タイラバで使用するフックは、基本的に2本構成です。チヌ4〜8号、グレなら8〜9号、マダイなら9〜13号がスタンダー

最近では、タイラバ用のフックが発売されているため、そちらを購入するのがおすすめ!

このあたりが、タイラバ入門者だとイメージがしにくいと思うので、お近くの釣具店などで聞いてみるのもありですよ。

また、ハリスはフックに結ばれている紐の部分を言います。

タイラバに使用するタックルとは

タイラバに使用するタックルは、上記の通り。

基本的にタイラバは、船上で行うオフショア(沖合)での釣りになり、一定速度で仕掛けを巻けるベイトリールを使用することが多いです。

どうしても、1日中フォール(仕掛けを海中へ落とす)と巻き上げの釣りになるため、スピニングリールよりもベイトリールの方が手返しも良いのですね。

ロッドは、6〜7ftのベイトロッドがおすすめ!

現在では、タイラバ専用ロッドやリールも発売されています。

タイラバに適したロッド

タイラバ専用の6〜7ftロッドを購入すると良いでしょう。専用設計の方が、感度が優れていたり、わずかなアタリを食い込みに変えてくれるなど初心者にもおすすめ!

コスパが良いものだと10,000円前後から購入可能です!

ロッド選びのポイントとしては、穂先が「ソリッドティップ」を選ぶこと。

ソリッドティップとは
中身の詰まったブランクを使用することにより魚に違和感を与えることなくスムーズな曲がりが可能。食い込みやすく、ばれにくい特性を持っています。

また、ロッドにはそれぞれ対応ウェイトが記載されています。

専用ロッドを購入する際は、あらかじめ釣具屋さんや乗船予定の船長さんに使用するタイラバのウェイトを確認した上で、それにマッチしたロッドを選びましょう!

筆者がおすすめのタイラバロッド

ダイワ/紅牙MXシリーズ

ダイワが誇る人気タイラバロッドシリーズ!

中でも、上記「69HB-METAL」はタイラバロッドのスタンダードタイプで、40g〜100gの幅広いタイラバに対応するため初心者のはじめの1本としておすすめのモデル。

ダイワ独自の超弾性チタン合金穂先「メタルトップ」を採用しているため、真鯛のラバーを噛むかすかなアタリも見逃しません。

タイラバに適したリール

タイラバでは主流となるベイトリールですが、小型両軸リールとよばれるものを使用します。また現在、ロッドのみならずリールもタイラバ専用の物が多く発売されています。それらを選択しておけば間違いありません。

使用するラインが150m以上巻けるものを選びましょう!

また、バス釣り用のベイトリールなども使用可能ですが、海水対応しているものを選んでください。

リールにはギア比があり、ノーマルギアハイギアエクストラハイギアなどがありますが、どのギア比を選択されても問題ありません。

また、現在タイラバ専用リールには「カウンター」と呼ばれる機能が付いた物があります。

こちらは現在出ているラインの長さやリールの巻き速度などが数字で表示されるので、「一定の速度で巻く」ことが大切なタイラバには非常におすすめ!

筆者がおすすめのタイラバ用ベイトリール

ダイワ/紅牙 IC

カウンター機能がついているため、水深がわかりやすく、巻き速度も数値で表示されるため、タイラバでは重要な一定速度での巻きを実現します!

↓購入された方からも、高評価が。

前モデルより小型で使い勝手が良く疲労感が少なくなりました。ハンドルを回した時の動きがスムーズで上位機種に迫る感があります。価格的に「買い」だと私的に思います。

2018年8月31日

引用:Amazon公式ページ

 タイラバに適したライン

タイラバでは、比較的細めのPEラインを使用します。タイラバ初心者の場合には、PEライン0.8号〜1号を目安に購入すると良いでしょう。

▼タイラバ用PEラインのおすすめはこちら!

1号クラスのPEラインであれば、タイラバ中に不意の青物がヒットしても余裕で取り込むことが可能です。

PEラインは細い糸を編んで作られており、伸び率が非常に少ないためナイロンラインやフロロカーボンラインよりも感度が良く、アタリや潮流の変化を感じ取ることに適しています。

ただし、PEラインは根擦れや熱に弱いという弱点を持っています。

その弱点を回避するために、PEラインの先には「リーダー」と呼ばれるナイロンラインもしくはフロロカーボンラインを結束するようにしましょう!

▼タイラバ専用リーダーも購入しておこう!

PEラインの編み本数について

PEラインには4本編み・8本編み・12本編みと3つの種類があります。

同じ号数で比較した場合、4本編み>8本編み>12本編みの順で、編み込む糸の1本あたりに太さが細くなっています。

そのため、強度は12本編みが一番強いですが、1番根擦れや熱に弱いのも12本編みです。初心者には扱いにくいのも特徴です。

これらを踏まえて、タイラバ初心者の方が使用するラインに悩んだ際は、4本編みをおすすめします!

4本編みは、PEラインに慣れていない方でも扱いやすく、値段も1番お買い得!

また、PEラインを購入する際は、最低でも200m以上の長さのPEラインをおすすめします。(上記リンクのPEラインは200mあり)

その理由として、タイラバでは「ドテラ流し」と呼ばれる釣り方が主流のため、例えポイントが浅場でもラインは非常に多く出てしまうからです。

筆者が選ぶ初心者におすすめのタイラバはこちら!

シマノ/炎月 タイガーバクバク

シマノを代表するタイラバ。独自の誘導式スルスルパーツの採用によりネクタイ交換が容易になっています。

ダイワ/紅牙 ベイラバーフリーα

ダイワを代表するタイラバ。紅牙替えユニットαサクサス採用によりフック交換が容易になっています。また、リーダー付きのため釣り場ですぐに使用でき、初心者でも気軽にタイラバを楽しめます!

タイラバにおすすめのトレーラーはこちら!

タイラバでは「トレーラー」と呼ばれるワームを使用すると有効な場面が多々存在します!

トレーラーは、フックに付けることによってフックに浮力を持たせネクタイやスカートと動きを同調させる役割と、フックまで違和感なく食わせていく役割を担っています。

また、真鯛がボリュームのあるタイラバを好む場合に簡単にボリュームを持たせることができるので、状況変化に瞬時に対応できる優れものです。

ぜひ1つは持っておくことをおすすめします!

ダイワ/紅牙 リングビーム

ネクタイとして使用するワームですが、トレーラーとしても使用できます。細身で真鯛に違和感を与えません。

ダイワ/紅牙 フレアリーフ

オキアミフレーバーが配合され高強度スーパーソフトマテリアル素材の、トレーラー専用ワーム。

タイラバゲームで、バイトがあるのになかなか釣れない状況で効果があります!

テール部分を2つに引き裂けば、より波動が大きくなり真鯛を誘惑します。

タイラバゲームに必要な便利グッズご紹介!

ダイワ/LT タックルバッグ S

乗船する船やその乗船場所によっては、ロッドを立てて置けるロッドホルダーが手元にない場合があります。

ロッドホルダーの付いたバッカンかタックルボックスを持っておくと、タイラバを交換したり魚を取り上げた後などにロッドを立てて置くことができるので非常に便利です!

また、バッカンやタックルボックスは収納性に非常に優れているため、タイラバやリーダーなどの道具一式をまとめておけます。

船の乗り降りやその他移動の際にも非常に便利なのでオススメです!

こちらのバッカンは、ロッドスタンドが2個付いており船上のフラットな場所でも滑らないように、底部に円形滑り止めラバーパッドで使い勝手は抜群。

フィッシュグリップ キャッチャー

フィッシュグリップは、直接手を触れることなく魚の口を挟んで持つことができる優れものです!

真鯛は噛む力が強いため、不用意に口に手を近づけると大怪我をしてしまいます。

フィッシュグリップで掴むことで手を汚すことなく魚を持ち上げられ、こちらのモデルは簡易的な計りが付いているので、とても便利。

まとめ

タイラバは初心者でもリールを巻くだけの釣りなので入門しやすいです。ただ、それだけに奥が深い釣りなのも事実。

今回ご紹介したタックルを一度に揃えるのは難しいかもしれませんが、少しずつタックルを充実させていくこともまた楽しみの1つです。

さあ、ワクワクドキドキのタイラバゲームへと繰り出しましょう!

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