皆さまこんにちは!寒い冬をいかがお過ごしでしょうか。2月と言えば1年を通して最も寒い季節の1つ。ブラックバスの活性も下がり、明確なアタリさえ取れないといったアングラーの方も多いのではないでしょうか。
現在のような厳寒期のバスフィッシングは、ただでさえ「釣れない!」といったイメージが強く、釣り場へ足を運ぶことすらおっくうになりがち。
しかし、そんな釣るのが難しい季節だからこそ楽しめるフィールドが確かに存在します。
今回、バスフィッシング大好きアングラーの「お魚店長」が送る、栃木県は「フィッシングパル 佐野」の釣りレポート。
この記事をご覧になれば、「こんなフィールドがあるんだ!?」と新たな発見があるとともに、冬バスを攻略する手がかりがつかめることでしょう!
必勝パターンは後ほど紹介するとして、まずは「フィッシングパル 佐野」の全体的なフィールドイメージからご紹介しましょう!
▼フィッシングパル佐野の施設紹介記事はこちら!
栃木県の管理釣り場「フィッシングパル佐野」。バスのサイズはMAX級!?
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目次
栃木県のエリアバス「フィッシングパル佐野」狙えるフィールドは南池と北池!
釣りができるエリアは大きく分けて2つ。1つの大きな池を中央部にある橋で南側と北側に隔てたイメージです。
入漁料などの料金はどちらも同じで、両方をいつでも行ったり来たりと自由に動くことができます。
ストラクチャー豊富でアングラーの狩猟本能をくすぐる「南池」
馬の背や円盤、循環装置?などのストラクチャーが豊富で、至る所にバスの気配を感じる南池。北池に比べてフィールドも広く、プラグなどのハードベイトを使ったダイナミックな釣りが楽しめるエリア。
魚の反応もいいので、初心者にはまず最初に試して頂きたいゾーン。
最深部は約4メートル。デカバスがボトムに潜む「北池」
なんとフィールドの外観からは、想像もつかないほど水深のある北池。その最深部は約4メートル。周囲には、立木や杭、レイダウン(倒木)などのストラクチャーが設置され、自然の野池を彷彿とさせるイメージ。
冬場のバスは、ボトム(底)に寄り添い身を潜めている場合が多いことから、充分にコンディションのよいデカバスが期待できるゾーン。
メタルジグやメタルバイブ、ラバージグなどを使って底を取りながら釣れば、思わぬヌシに巡り会えるかも!
栃木県の管理釣り場「フィッシングパル佐野」冬バスを釣りたければこの3パターンを試せ!
冬場のバス釣りは、夏場などと比べて魚の活性が低く、アタリも取りづらいのが特徴的。
リアクションバイト狙いでハードルアーを使って反射的に口を使わせる釣り方もありますが、初心者の方にはちょっと敷居が高く、難しいですよね。
そこで私がおすすめするのが、確実に1匹を手にするために有効なフィネスな釣り。
まるで魚にとって、本物のエサであるかのようなシルエットのワームと呼ばれるソフトベイトを用いた釣法です!
リグ(仕掛け)の作り方さえ覚えてしまえば、だれでも簡単に楽しめますので、是非おすすめです。
ここでは仕掛けの作り方までは触れませんが、一般によく釣れるリグとして代表的なのが「ダウンショットリグ」と呼ばれる仕掛け。
簡単に言うとハリよりも下にオモリが付いていることにより、ワーム自体が水中で自由に漂い誘える仕掛けです。
さらに、ラインテンションをフリーにしておくとボトム(底)付近をゆっくりと誘えるため、冬場のシビアな釣りにも適していると言えます。
今回は、初心者の方にも是非1匹を手にしていただきたいので、この「ダウンショットリグ」を用いたこの釣り場での攻略パターンを3つお教えします!
シャッド系のワームでレイダウン(倒木)をくまなく狙い撃つ!
まず1つ目の必勝パターンが、写真のような「シャッド系」と呼ばれる2インチ前後の小さなワームを針に付けて誘う方法。
カラーは、比較的問いませんが、できればナチュラル系のものがおすすめです。これを池の周囲に点在するレイダウン(倒木)にくまなく狙い撃っていきます。
誘い方は、障害物の周囲の際ギリギリを攻め、リフト&フォールの繰り返し。アタリがなければ落とす方向を変え、また同じレイダウンを再度狙ってください。
それを数回繰り返し、1回も魚からの反応がなければ、はじめて今度は違うレイダウンに切り替えて同じように攻めていきます。
イメージとしては縦にシャクる釣りを頭の中に思い浮かべ、ゆっくりとじっくり誘っていけば、そのうち何らかの魚からの反応が得られるはずです!
この時、冬場なので「ゆっくり」と誘えるかどうかが、好釣果の分かれ目となります。
焦らず、気長に誘っていきましょう!
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ストレートワームはブレイクに付くバスを見極めるカギになる!
2つ目に有効なパターンがストレートワームという細長いワームを使って、ブレイク(段差やカケアガリ)ラインを探っていく方法。
冬場の低水温期のバスは、周囲に障害物など身を潜める場所がない場合、このブレイクラインに沿って居付いている可能性があります。
岸際ほんの50~60センチ程度のポイントを上記と同じようなタテの釣りを意識し、シャクるようにリフト&フォール。
アタリがなければ少し移動してまた同じように誘えば、そのうちコツンと来るはずです!
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循環機?のような障害物の下にいるバスをイモグラブで食わす!
このフィールドの特徴として挙げられる1つに、「循環装置」のような大きな障害物が点在していることが挙げられます。
実はこの装置の周囲というのは、バスの恰好の隠れ家になっており、かなりの確率で魚が居付いていると思って間違いありません。
ここに潜むバスを「イモグラブ」と呼ばれるイモムシのような形をしたワームを使って誘い出します!
誘い方はいたって簡単。サイズは少し小さめのものを用意し、この装置の際ギリギリに投げ込みます。この時、このワーム自体の比重が重いので底を感じ取ることができるでしょう!
リグはシンカーを付ける必要はなく、ノーシンカーが最も適しています。転がすようにゆっくりとボトムを取りながらリーリングしてみてください。
実際、釣行当日、私の知り合いがこの釣り方で釣っています。
あまりにも上記2つのパターンで反応がない時は、最終手段として覚えておくとよいでしょう!
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実際の釣行でキャッチした場所と釣り方のコツ
私が当日、釣行で訪れた時の季節は2月の前半。
2日前に雪が降ったあとでの釣りでしたので、気温は2~3℃くらいであったと思います。水温もそこそこの低さ。とにかく吐く息が白く、手もすぐにかじかんでしまうほどのコンディションでした。
それでも釣果は思ったほどより伸び、合計2人で7匹の釣果。初めて訪れたフィールドにしてはまずまずの結果であったと思います。大まかですが、釣れた場所とコツを簡単にご紹介しましょう!
北池エリア レイダウンゾーン2か所
水深のある北池エリアでは、レイダウンが点在する場所を、ヘビーダウンショットリグの2.5インチシャッドテールワームでピンスポット撃ち!
リフト&フォールの繰り返しで、多くのバイトや35センチ前後の体高のあるバスをキャッチできました!遠くに投げる必要はなく、ひたすら足元のストラクチャー狙い。
アタリは「コツン!」とか「コンコン」という程度のもの。
中には根掛かりかと思ってロッドを立てるとフッキングしていた時もありましたが、見事にバラシてしまいました。
北池エリア 循環器?ゾーン
南池にも設置されているのですが、絶対に居るであろうこの池最大のメインストラクチャーの循環装置?周り。
こちらでも丹念に攻めて、ダウンショットリグのストレートワームで型の良い35センチ前後の魚を手にすることができました!
攻め方は、いったんボトムまでベイトを落としてからの連続トゥイッチ。
落とす場所を変えたらすぐに口を使ってきたため、目の前に来たものに思わず反応してしまったという感じでした。
北池エリア ブレイクゾーン
釣りをしていた時間のほとんどが北池エリアであったため、またしても同エリアでのヒット!こちらはストレートワームでのショートバイトからのルアーチェンジで得た1本。
足元から沖へ1メートル位先へ向かってのブレイク狙い。北池では有効な釣り方でした。
南池エリア 循環機?際
午後になってから初めて入った南池での循環装置?
際でのひったくるようなバイトからのグッドフィッシュ。確実にこの装置の下に身を潜めていました!釣り方はほぼ落ちパク。
釣れるダウンショットリグ!キモはリーダー8~10センチ!
バスを釣り上げる最大のキモは何といってもリーダーの長さにあり。ダウンショットリグで8~10センチほどの長さがおすすめ。
これだけでも釣果がかなり変わってくるはずです!
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今回「フィッシングパル佐野」で使用したタックルはこれ!
今回、私が使用した代表的なタックルはこんな感じ♪
冬場のタフコンディションに爆発する「O.S.P」ソフトベイト
O.S.P社のソフトベイトは、あまりにも釣れすぎることで有名。初心者にも絶対おすすめできるルアーですよ!
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フックは信頼のハヤブサフック!返しはもちろんバーブレス仕様!
私が絶対の信頼を置くハヤブサフック。多くの種類のものがありますが、どれを使ってもフッキング性能はピカイチです。
過去に別のフックが原因でバラした経験から、これしか使わなくなりました。
返しはもちろんレギュレーション通りに潰して、バーブレスで仕様。ほんとにバーブレスなのかと感じるほどフッキング性能に長けている自慢のフックです。
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リールは2000~2500番台がベスト!今回はもちろんダイワ タトゥーラ!
以前にもご紹介させていただきましたが、とても使いやすいリールの「ダイワ タトゥーラ」スピニング。
フィールド自体も極端に投げる必要性はないので、通常バスフィッシング用に使うのであれば、2000~2500番台のスピニングリールで十分ではないかと思います。
ハードプラグなんかを投げる場合は、ベイトリールも用意した方が良いですが、周りにいるアングラーさんたちも、ほとんどスピニングリールを使用してフィネスな釣りを展開していました。
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ロッドはダイワのベーシックモデル 「クロノス」 を使用
今回準備したタックルは、ベイトタックルとスピニングタックルの二刀流で釣りに望みましたが、ハードベイトを多用してのベイトタックルではあまりにも魚の反応が薄かったため、見切りをつけてすぐにスピニングタックルに変更しました。
ロッドはダイワ製ベーシックモデルの「クロノス」のスピニングモデル。
ミディアムライトの硬さで何の問題も感じませんでした!
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まとめ
今回の釣行を通じて、私自身も苦手としていた冬のバスフィッシングを克服できたような気がします!
釣り方は地味ですが、冬バスは厳寒期もしっかりと捕食活動をしていることにあらためて気づかされました。
まだ冬にブラックバスを釣ったことがない方や、初心者の方には是非このフィールドはおすすめです!
また、今回の記事が皆様のフィールド攻略に少しでも役立つことを願ってやみません。
最後になりますが、ご指導いただいた「フィッシングパル」のオーナー様へ心より御礼を申し上げます!
ありがとうございました!
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