確実に気温や水温が上がり、バスの活性も高くなってきていると感じる今日この頃。皆さんは、日頃フィールドで、どんなルアーを好んで使っているでしょうか?
バスを釣るためには、ルアーの形状にこだわるのも大事な要素ですが、それ以外に特にカラーの選択って結構悩みところですよね…。
一般には、ナチュラル系とかマッディー系とかの色のルアーを、水の色に合わせて使い分ける訳ですけど、そこに晴れの日や曇りの日といった気象条件が加味されると、選び方に迷われる方も多いのではないかと推測されます。
そこで今回は、「カラー」という点に着目し、曇りの日に絶大な効果を発揮するルアー、OSPの「ドライブクローラー」の最強カラーをご紹介します!
はっきり言って、この記事に目を通せば、晴天時では比較にならないほど、曇天でのバスフィッシングで魚を獲れるようになるはず!
それではまず、「ドライブクローラー」がどんなルアーなのかという点から解説していきましょう!
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OSPの「ドライブクローラー」とは?
バスフィッシングに精通している方なら改めるまでもなく、このルアーはもうご存知かと思います。
初心者の方であれば、確実に釣れるルアーとして覚えておいてください。
「ドライブクローラー」は、世界のT.NAMIKIこと並木敏成プロが代表を務めるブランド「O.S.P」からリリースされているストレートワーム。
他にもドライブシリーズとして、多くの釣れるルアーがリリースされていますが、中でも「ドライブクローラー」は、初心者でも簡単に奇抜なアクションと艶めかしい動きを演出できる機能性に長けたワーム。
筆者も、どうしても魚を獲りたい時は、こぞってこのルアーを使い倒すくらい釣果に絶対の信頼を置ける秘密アイテムなんです!
ボディーには、釣れる多くの秘密が隠されているのですが、全体的なマテリアルはこんな感じ♪
ドライブクローラーの形状
最もよく使われる4.5インチを手に取ってみてみると、ちょうどバスが口を使いやすいサイズであることがわかります。
全体に「セミリングボディー」という特殊形状が採用され、実際に使ってみるとフォール中に水をかき分けて、ゆらゆらと生命感を猛烈アピールしながらゆっくりと水中を漂います。
素材には、本物のエビとイカの粉末などの集魚成分配合で、味と匂いでもバスの嗅覚を刺激!
ヘッド部は、ボリュームのある形状にすることで、オフセットフックもしっかり固定しズレを防止。
ネイルシンカーも刺しやすく、特にネコリグでは、着底時に見事なまでに底をついばむ生命体を演出します。
テール部は、小刻みに微波動を発し、クネリアクションでバスのリアクションバイトを誘発!
なぜか釣れる理由は、ここに隠されていると言っても言い過ぎではありません。
テール先端にまで刻まれたリング形状が、トリッキーな動きを醸し出します!
ドライブクローラーのサイズ ラインナップ
最も人気のあるサイズは、4.5インチが多く使われていますが、その他には「3.5」・「5.5」・「6.5」・「9」インチのサイズがラインナップされており、各釣具店で販売されています。
豊富なカラーバリエーション
ワームのサイズにもよりますが、すべて含めれば49種類の豊富なカラーバリエーション。
筆者がよく使用するのは、グリパン/チャートやグリパン/ピンクなどの2トンカラーのものや、ブラック・レッドフレークと呼ばれる赤いラメが散りばめられたもの。
おもにこの3種類をタックルボックスに忍ばせて置き、割とクリアな水質ではブラック/レッドフレークを、マッディーウォーターではグリパン/ピンク、その中間でグリパン/チャートをイメージして使い分けています。
エビミソブラックとかブルーバックシナモンカラーも定番人気で、この辺りは個人差もありますが、どれも信頼できるカラーには間違いありません!
店舗での実売価格
大型釣具店などでは、4.5インチサイズで750~800円くらい/袋で販売されていると思います。
他のワームと同等かちょっと高いくらいの価格ですが、確実に釣れるワームなので是非おすすめです!
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ドライブクローラーの特徴・使い方
続いて「ドライブクローラー」の主な使い方を解説します!
バスフィッシングでは、様々なリグ(仕掛け)を用いて魚を誘えるのも楽しみの1つ。
まずは1匹釣ってみて、釣れる感触を味わえたら得意のリグに切り替えて、多くのバリエーションを試してみましょう!
フィールドを選ばない!優れたバーサタイル性能
このルアーの最大の特徴として挙げられるのが、フィールドやポイントを選ばず、どんなシーンでも使える優れたバーサタイル性能。
カバーやストラクチャー攻略で、テキサスリグやリーダーレスダウンショットリグを用いて使用できるのはもちろんのこと、オープンウォーターでのタダ巻き仕様でも十分に釣れます!
実際に使ってみればその破壊力を体感できるはずです!
魚を探るのに適したジグヘッドワッキーリグ
バスが動いている層を探る時は、ジグヘッドワッキーリグで様々な層をスイミング&シェイクしてみて下さい。
水中でボディーがユラユラと艶めかしく動き、魚に猛アピールします。
キモは、まず最初に水面付近から流して反応を探ること。
バイトがなければ徐々に探る層をボトム付近ヘと下げていきます。
ストラクチャーに絡めてコンタクトしていけば、よりバイトの確率が高まるはずです。
スポーニングを意識した春先から荒食いの秋くらいの時期まで、デカバスが狙えるリグとして重宝すると思います!
万能タイプのダウンショットなら高確率でヒット!
初心者に是非おすすめしたいのが、このワームを使ったダウンショットリグ。
どうしても1匹を手にしたいなら、このリグしかないでしょう!
5グラム前後のシンカーを使ったヘビーダウンショットやフィネスなダウンショットのどちらでも構いません。
水中では、シンカーの後を追従するように不規則にピョンピョンと跳ね上がる動きを見せ、生命感を醸し出します!
着底と同時に一呼吸おいてから巻き始め、何かに引っかかったらその場でワンテンポ間を入れてみてください。
引っかかる場所には、何か沈下物があり、バスが付いている可能性が高いです。焦らずにゆっくりと巻いてくるのがキモと言えます。
▼ダウンショット用シンカーやフックのおすすめはこちら!
スレバスにはノーシンカーが効く!
スレたバスには、ノーシンカーリグが一番効きます!
マス針などを使ってそのままフックにチョン掛けしてもいいですし、オフセットフックを頭から差し込んで使っても対応できます。
フォール中やスイミング中は、小魚のようにゆらゆらと動き強烈アピール!
ヘッド部に1.5グラム前後のネイルシンカーを差し込み、ネコリグ仕様でボトムバンプさせると、棒立ちで床をついばむ動きは必見ですよ!
曇りの日はこのカラーを使えば絶対釣れる!
「ドライブクローラー」というルアーについて、ひと通り紹介した後は、いよいよ本題です!
では、曇りの日に絶対釣れるカラーとは一体どんなカラーなのでしょうか?
筆者が自信をもっておすすめできる必殺カラーをご紹介しましょう!
ショートバイトなし!一発喰いが魅力の必殺カラー「モーニングドーン」!
これ、ホントはシークレットとして内緒にしておきたいんですけど、この記事のテーマが「これに目を通したら確実に曇りの日に釣れるようになる!」というコンセプトなので、あえて皆さんにも釣っていただきたく、公開しますね!
その秘密のカラーとは、「モーニングドーン」と呼ばれる上記画像のような紫掛かった透明感のあるド派手なツートンカラー。
ご存じない方も多いと思いますが、一見すると「こんな色でホントに釣れるの?」と疑いたくなるようなカラーリングです。
しかし、紛れもなくこれが曇りの日に必勝パターンを生み出し、バスを残らず引きづり出す最強カラーなんです!
この色は、偉大なる並木敏成プロも様々なシーンで活用している信頼できるカラーリング!
魚からどのように見えているのかなど、謎は深まるばかりの配色ですが、なぜか細かいショートバイトなどは一切なく、突如として「ガツーン」と一発で食ってくるのが最大の特徴!
騙されたと思って是非1度使ってみてください!
信じて投げ続ければ、思わぬチャンスが必ず訪れると言い切れますから!
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カラーバリエーションの使い分け方
筆者がよく使うカラーバリエーションは、グリパン/チャートやグリパン/ピンク、ブラック・レッドフレークの3色であるのは前述のとおり。
グリパン/チャートは、クリア系の野池や河川からマッディー系まで、場所を問わず反応がよく、この色しか釣れないフィールドがあるのでかなり重宝します。
特に夏場の雨上がりなど、気象条件が急に変わったときなどは、意外に爆釣しますので注意が必要です!
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グリパン/ピンクカラーは、グリパン/チャートのハイアピール版と思っていただければよいかと思います!この2つのカラーはよくセットで使うことが多く、とくにマッディーウォーターで底知れぬ威力を発揮します。
ブラック・レッドフレークは結構なクリアウォーター向きであるにもかかわらず、割とどんなフィールドでもお構いなしな感覚。
どんなルアーを投げても無反応なシチュエーションでこれを使うと、最後にウイニングフィッシュを味わえることのある貴重なカラーです。
こんな感じでカラーローテーションしてみると、この3色が良く釣れるのがお分かりいただけるかと思います!
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ブレードを噛ませてさらにアピール度アップ!
もう1つおすすめのリグセッティングがあり、どんなリグでも構わないのですが、フックとワームの間に上記画像のようなブレードを噛ませると、アピール力が高まり、魚のバイト数が増える傾向があると感じます!
ブレードのみは大型釣具店などで安価で購入できますので、タックルボックスの片隅にでもしまっておくと、意外に重宝しますよ!
筆者が試したフィールドでの釣果
最後に、筆者が実際に「ドライブクローラー」のモーニングドーンカラーを先日、フィールドで使用した時の生の釣果報告をお伝えします!
時期は、2019年、4月中旬のもちろん曇りの日。
気温19度、水温は場所によって違いましたが、おおむね15℃前後くらいを推移していたかと思います。
事前情報で「モーニングドーン」カラーの効果が曇天に強いことは察知していましたが、正直、これほどまでに反応が良いとは想像もつきませんでした!
だって他のルアーでは、ほとんどの場所でショートバイトすら得られませんでしたから…。
実際、噂ではアメリカのバスプロ達の間では、このルアーカラーは好評のようで、よく知られている存在のようです。
日本国内のバサー達の間では、きっとまだご存知ない方も多いのではないでしょうか…。
当日は、小雨が混じることもあるほどグズついた天気でしたが、結果を出せるルアーであることを身をもって確信できる釣行となりました!
一発目は、ヘラ台際ギリギリで即バイト!40アップスモール痛恨のバラシ!
「モーニングドーン」の試し投げを兼ねての関東の某河川への釣行。
最初に堰下のポイントを丹念に探りましたが、ノーバイト。
他のハードルアーを投げても全く反応なしといった感じでした。
30分ほど同じポイントで粘った後、近くのテトラ帯に入って、端から順に穴撃ちや周辺を丹念に探っていきましたが、ここでも全く反応なし。
テトラの最終地点にあるちょっとくぼんだポイントまでゆっくりと探りながら歩いて到達し、チョコンと設置してあるヘラ台際ギリギリにキャストしてそっと巻くと
いきなりガツン!という強烈なアタリ!
フッキングと同時に思い切りジャンプをしてエラ洗いを試みる個体は、誰が見てもまさしく40アップの魚体!
ラインはグイグイと下へ下へと引き込まれ、なんとか足元まで寄せてきてランディングしようとした瞬間、足下のテトラの間に潜られて痛恨のラインブレイク!
スピニングに4ポンドラインのフィネスなタックルセッティングではなく、ベイトタックルなら確実に挙げられているデカバスでした!
結果、初の「モーニングドーン」での1匹を手にすることはできませんでしたが、確実にこのルアーの底力を体感した貴重な瞬間でしたね!
「このカラーホントにスゴイ!」と…。
その後は念願の初フィッシュ!32センチが馬の背でヒット!
40アップをバラした後のしばらくの時間、あまりの悔しさに立ち直ることができませんでした…。
しかし、気を取り直し、場所を変えて別のテトラ帯に入って夕方のフィーディングタイムに突入した頃、またもやゴツンという強烈なアタリ!
思い切りアワセて上がってきたのが、モーニングドーン初フィッシュとなる32センチの虎さん!
やっぱりこのカラー、明らかに曇っている日に食い気がいいわ!
スモールでもラージでも抜群の釣果!水深30センチの用水路でも連発ヒット!
スモールを上げた2日後、今度はラージではどのくらい食い気が違うのかを検証するため、フィールドを変えて、またしても曇りの日に的を絞って関東の某野池に釣行。
しばらくランガンを繰り返した後、インレット付近の用水路、水深30センチで連続ヒット!
1匹目、25センチ。
2匹目!35センチくらいあったかな…!?面倒なのでサイズ測らず…。
2匹ともスポーニング絡みではなさそうね…。
ネスト(産卵床)だけは、荒らしたくないですもの…。
わずか2時間くらいでドライブクローラーパワー炸裂!魚種を選ばないのもこのルアーの特徴ですね!
【考察】曇りの日の「モーニングドーン」は、完全にエサ!
この「モーニングドーン」というカラーは、見た目明らかに釣れる気がしない配色ですけど、なぜか曇りの日は確実に魚が獲れる不思議なカラーという事が、今回の釣行で検証されました!
魚からは、いったいどのように見えているのでしょうか?
バイトの仕方がどの魚もひったくるようなアタリなのですが、リアクション?それともホントのベイト?
何れにしても、決してハイシーズンとは言えないまだ肌寒さが残るこの4月にこれだけの釣果が叩き出せるなんて「明らかに完全なエサ!」としか言いようがありませんね!
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まとめ
ドライブクローラーは、艶めかしい動きと奇抜なアクションでバスの本能を刺激する高い実績と釣果が保証される筆者おすすめのソフトルアーです。
初心者でも簡単に使え、特にトゥイッチやジャークといったアクションも必要とせず、タダ巻きでも勝手にバスの方から口を使ってくる本物のエサのような存在。
特にこれからの梅雨時期に向けて、曇った日や雨の日にシークレットカラーの「モーニングドーン」を使えば、高確率でバスをキャッチできるはずです!
是非、本記事を参考に必勝パターンを体感してみてください!
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