キャンプをしながら本格的なエリアフィッシングを楽しめる高ソメキャンプ場の釣り場や施設情報を解説した以下の記事はご覧頂けましたでしょうか。
今回は、そんな高ソメキャンプ場のエリアフィッシング攻略法とおすすめルアーについてご紹介したいと思います。
2020年は、11月3日までの営業だそうなので、いよいよシーズンも終盤。
この機会にぜひ、標高1,200mの高地でキャンプをしながらトラウトとの時間を楽しんでみてください。
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高ソメキャンプ場、訪問日の実釣レポート!
昼頃から翌日の朝まで遊びつくした高ソメキャンプ場の実釣レポートをお届けします。
また、高ソメキャンプ場の釣り料金や施設情報を知りたい方は、以下の記事からご覧ください。
まずはポンド中心部をボトムで狙う!
高ソメキャンプ場の管理釣り場は、1周200mほどのポンド。
ポンド内に流れ込みが2ヶ所、流れ出しが1ヶ所あり、ポンド中心部のボトムは水深3.5mあります。
まずは、ポンド中心部を狙える釣り座で釣りスタート。
最初は表層を狙い、その後中層、ボトムとトラウトのいるレンジを探しました。
表層、中層はほとんど反応がなく、ボトムをズル引きすると、ようやく最初の1匹目がヒット。
ですが、その後は続かず、中層でオレ金のスプーンを使うと反応が出るように。
その時点で、ボトムについているトラウトが少ないという点と高活性で常に回遊しているということがわかりました。
オレ金のスプーンを中層で使い始めると、すぐに入れ食い状態に。
流れ込みでは表層付近のレンジコントロール
ポンドの中心部で一通り釣りを楽しんだ後、浅い流れ込みを狙ってみることに。
流れ込みは、やはり表層付近のレンジコントロールがきき、数匹ほど連発!
ただ、アベレージサイズよりも小さく、トラウトの絶対数も少ない印象です。
また、狙える釣り座が少ないといったデメリットも。
私は、遊歩道側から狙いましたがトラウトを取り込む際にはとても苦労しました。
宿泊し、翌朝は深い流れ込みから釣りスタート!
翌日の朝は、深い流れ込みを狙って釣り開始。
朝マヅメの時間帯だったのですが、前日にポンド中心部で釣りをしていたタイミングと同じくらい高活性でした。
最初は浅い流れ込みと同じように、表層付近のレンジコントロールで探っていたのですが、反応はなく、中層のレンジコントロールで反応が一気に増えました。
トラウトのサイズも浅い流れ込みよりも大きく、レンジを見つけることで入れ食い状態。
また、浅い流れ込みと同じように深い流れ込み付近での釣り座からは狙うことが難しいです。
私は、流れ出し付近の釣り座から狙いましたが、橋や遊歩道になっているので周囲には注意しましょう!
高ソメキャンプ場の攻略ポイント!
実釣レポートを通して感じた、高ソメキャンプ場の攻略ポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
あくまでも、当日のポンドコンディションから感じたことですので、そこはご了承ください。
土手側からの釣座がベスト
高ソメキャンプ場のポイントは、たくさんあるのですが、筆者のおすすめは土手側の釣り座。
理由としては、土手側ですと、ポンド中心部・流れ込みを広範囲に狙えるからですね!
バンガロー側は、橋や柵がありますので、ヒットしてからの取り込みが限定されてしまいます。
もちろん広範囲に狙える土手側でも、全てのポイントをカバーできるわけではありません。
最適な釣り座を探して、ポイント移動しながら釣り歩きましょう。
また、土手側のポイントは、フライフィッシングを楽しむ方もキャストしやすい場所です。
みんなで楽しめるように譲り合いの気持ちが大切ですね。
朝方は釣り座を選べる
高ソメキャンプ場の管理釣り場では、どの時間帯でも釣りをしてOK。
キャンプをゆっくり楽しんだ翌朝にエリアフィッシングを満喫することも可能です。
もちろん、似た考えのアングラーもおり、誰1人いないという状況は少ないかもしれませんが、それでも十分に好きなポイントにエントリーできるのが魅力的ですね。
せっかくですから、早朝から活性の高いトラウトと遊んでみてはいかがしょうか。
釣れるレンジの見極めがカギ
高ソメキャンプ場内のポンドに放流されているトラウトは常に高活性です。
実際に釣行した時期の関係もありますが、どの時間帯でも釣ることができました。
また、釣行時に使用したスプーンもオレ金がメインでしたので、朝マヅメや夕マヅメの活性が1日中続いているという印象。
ですが、簡単に釣れるというわけではなく、それぞれのポイントでの狙い目や、回遊して動き回っているトラウトのレンジをしっかりと見つけるということが重要です。
高活性と簡単に釣れるということは別問題で、それこそがエリアフィッシングの楽しみでもあります。
季節によって狙い方を変えよう
高ソメキャンプ場は、冬季以外の春から秋まで営業しています。
当然ながら季節ごとに狙い方が全く変わるポンド。
実釣日は、クローズ前の秋口で、比較的トラウトの活性が高い状況でした。
筆者の印象ですが、「オレ金」への反応が良いのは春と秋で、夏場になるとマヅメ時によく反応がでます。
レンジに関しては、中層からボトムがメインですが、季節によっては中層の細かいレンジコントロールが必要なシーンも多く、対応力が問われます。
ぜひ、季節ごとに何度か足を運び、釣れるレンジの違いや、ルアーローテーションを工夫してみてください。
高ソメキャンプ場で使用したおすすめルアー
参考までに筆者が実釣日に使用したルアーをご紹介します。
SHIMANO(シマノ) サーチスイマー 1.8g オレ金
放流直後やマヅメ時には、シマノ サーチスイマーをメインに使用しています。
高ソメキャンプ場でもこのスプーンの1.8g オレ金が大活躍。
シマノ ロールスイマーとの違いは、ウォブンロールという泳ぎ方で、ロールスイマーとスリムスイマーの中間的な泳ぎをします。
私のイメージでは、高活性の時はサーチスイマー、レンジコントロールするときはロールスイマーという使い分けです。
▼活性の高いトラウトを広範囲に狙うならサーチスイマー
SHIMANO(シマノ) ロールスイマー 1.8g オレ金
細かいレンジコントロールが必要なシーンには、使いなれているスプーンがベスト。
筆者の場合には、スタンダードな動きで扱いやすいシマノ ロールスイマーがそれにあたります。
また、スタンダードな動きをするスプーンの方が、ルアーチェンジの際、反応を見極めやすくなります。
▼スタンダードなスプーンでレンジを細かく調整しよう
HMKL(ハンクル) ザッガー 50S MTフラッシャー
ニジマスは一定の動きに反応しますが、イワナなどはストップ&ゴーやトゥイッチなどのアクションを好む傾向にあります。
今回は残念ながら、イワナを釣ることはできませんでしたが、ルアーやアクションによってニジマスやイワナとの釣り分けも可能ですので、ぜひチャレンジしてみてください。
こちらのザッガーは、イワナ・ブラウントラウト・イトウなどにもおすすめで、シンキングタイプ。
一方で、水面直下1mまでを攻略したい場合には、ハイフローティングモデルの「F1」もありますので、魚の活性によって使い分けると良いでしょう。
▼イワナやブラウントラウト攻略用に!
▼表層直下1mの攻略ならF1タイプを
まとめ:高ソメキャンプ場は釣りキャンプに最適!
高ソメキャンプ場は、キャンプとエリアフィッシングを同時に満喫できる数少ないフィールドの1つ。
キャンプ場のポンドというと、釣り堀をイメージされるかもしれませんが、1周200mのポンドで本格的なエリアフィッシングが楽しめます。
トラウトは高活性ですが、季節や時間帯によって釣れるレンジが移り変わるため、レンジコントロールやアクションなど様々な工夫が必要。
エリアフィッシングフリーク、そしてキャンプ好きにはたまらないフィールドですよ。
▼高ソメキャンプ場の釣り料金や施設情報はこちら