まだまだ寒さが厳しい季節ですが渓流釣りにも待望の春が訪れようとしています!
こんにちは!「釣りパラダイス」運営者のともぞうです!
早い都道府県ですと、1月・2月には解禁となる渓流釣り。
「今年こそは渓流釣りを始めたい!」そう考える人も少なくないはず。
しかし、渓流釣りを始めたい人にとってどのような道具を揃えて良いのか非常にわかりにくいですよね。
そこで、渓流釣り歴18年のともぞう(@tomozo_net)が渓流釣りに必要な道具を全てご紹介します。
この記事をご覧になると「渓流釣りに必要な道具」が理解でき、すぐにでも購入するところまで辿りつけます!
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渓流釣りに必要な道具一覧(全13種類)
渓流釣りに必要な道具類は、ざっと上記画像の通り。
それでは、1つ1つ解説しますね。
渓流釣りに必要な道具①機能性抜群の渓流ベスト
まずご紹介するのは機能性抜群の渓流ベストです。
「ベストなんてなくても釣りになるのでは?」
きっとみなさんはこんな疑問を感じるはず。
結論から申し上げると、確かに渓流ベストがなくてもバックパックやショルダーバッグ等を活用すれば十分釣りになります。
とはいえ、以下のように渓流ベストにも古くから愛用されているだけの理由があるんです。
渓流ベストが優れているポイントは、水中に立ち込む場合に丈が短いので水に濡れにくいですし、片手が竿をもって塞がっている状況でも簡単に道具を取り出せるんです。
渓流釣りに必要な道具②ワンショルダーボディバッグ
「できるだけシンプルなスタイルで釣りがしたい」
そんな方には、ぜひ「ワンショルダーボディバッグ」をおすすめします。
ワンショルダーボディバッグは、ミニマムな釣りがしたいときや、気軽に釣りにでかけたい人におすすめ。
今回おすすめするアブガルシアのワンショルダーバッグも、ルアーロッドやペットボトルも収納できますし、源流釣りなどでも活躍しますね。
前面部分にポーチがありこの中にスマホやすぐに使う目印、針、オモリを収納すればスムーズな釣行を可能にします。
▼収納したままスマートフォンを操作できるターポリンポーチは便利
渓流釣りに必要な道具③ライン
渓流ベストの次にご紹介するのは、「釣糸」です。
渓流釣りに使用する釣糸の素材に関しては、大きく分けて「ナイロン製」と「フロロカーボン製」の2種類があります。
さらに細く分けると、「エステル」や「PE」などがありますが、渓流釣りをスタートするには、上記2種類だけ覚えれば大丈夫です。
ナイロンとフロロカーボンどちらが良いの?
と初心者だとつまずきやすいポイントですが、ともぞうはズバリ「フロロカーボン」をおすすめします。
詳しくお話すると長くなってしまうのですが、フロロカーボンの方がナイロンよりも比重が重いため、渓流釣りにおいては流れに馴染ませやすいのです。
ライン号数が気になるところかと思いますが、里川などでは0.3号で30cmクラスまでの渓流魚とやりとりができます。
ともぞうもザイトのフロロラインを愛用していますが、これで40cmオーバーのヤマメも取り込んでいるため、間違いなくおすすめできます。
「最初から大型ヤマメを狙いたい」
そんな方は、0.6号〜1号クラスまで揃えておくと、50cmクラスにも対応できます。(渓流域の場合)
渓流釣りに必要な道具④目印
渓流釣りに使用する目印ですが、以下の基準で選ぶとストレスのない釣りが展開できます!
- 最低2〜3色購入する
- 細めと太めの異なる太さを購入する
- 緑とピンクの定番がおすすめ
目印は、「仕掛けの位置を確認する」「アタリを確認する」という非常に重要な役割があります。
渓流釣り初心者によくありがちな「仕掛けがどこを流れているかわからない」という現象も、視認性の良い目印をつければ解消されます。
そして、視認性の良い目印を選ぶためには、上記3つのポイントを意識してみて下さい。
渓流釣りに必要な道具⑤ガン玉
渓流釣りにガン玉(オモリ)は欠かせません。
ガン玉があることによって、水深や流れのスピードに応じて仕掛けを流すことが可能!
渓流釣りのガン玉選びには、2点ポイントがあります。
- ゴム張りオモリだと糸が傷つかない
- 重さの異なる種類を用意する
まずポイント1つ目、オモリの内側にゴム素材が張ってあるオモリを購入することをおすすめします。
その理由としては、ゴム張りのため釣糸そのものを傷つける心配がないのです。
ゴム張りでないものは、オモリの間で糸が擦れてしまい、糸切れのリスクが伴います。
ゴム張りオモリは、通常のオモリよりもお値段はしますが、その分大切な1匹との出会いも増えますね。
▼ゴム張りガン玉は合わせ買いで送料無料に
渓流釣りに必要な道具⑥渓流針
渓流針に関しても、さまざまな種類がありますが、これから渓流釣りをスタートする場合には30cmくらいまでの魚が対象となることが多いため、5号〜7号というサイズを購入すれば問題ないです!
渓流針を選ぶ際には、パッケージにライン号数が記載されています。
自分が使用する釣糸の太さに応じて針を選ぶと良いでしょう!
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渓流釣りに必要な道具⑦渓流(鮎)ベルト
渓流ベルトがあると、腰にタモを収納できますし、上記画像のようにペットボトルホルダーや、サングラスケース、さらに魚捕獲用の網を一度にまとめることができ便利です!
特にウェーダー(胴長)をつけて、川の中に立ち込む場合には必須のツール!
渓流釣り具を扱う大手メーカーなら、大体どこからも販売されており基本的に違いはそこまでないので、お気入りのデザインなどから選びましょう!
なお、基本的には鮎用ベルトと共用の場合が多いです。
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渓流釣りに必要な道具⑧ペットボトルホルダー
ワンショルダーボディバッグ等を使用する場合は、ペットボトルを収納する場所があったり何かと便利ですが、渓流ベストで立ち込むことを想定した場合には、渓流ベルトにペットボトルホルダーが便利です。
特に、夏場は脱水症状の危険性もありますから水分補給は必須ですね。
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渓流釣りに必要な道具⑨餌箱
渓流釣りに必須となる餌箱は、「竹製」、「プラスチック製」、「木製」などさまざま。
ベテランともなると、餌の種類によって使い分けるのですが、渓流釣りをこれからスタートする場合は、大手釣り具メーカー製のもので大丈夫です!
内側がステンレス製のエサ箱は、エサの鮮度を長持ちさせるためおすすめ!
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渓流釣りに必要な道具⑩渓流竿
渓流釣りを始める人にとって、渓流竿のチョイスがもっとも難しいですよね!
というのも、渓流竿には「長さ」「硬さ」「重量」「調子」など選ぶポイントがたくさんあるんです。
ただ、渓流釣り初心者の方には知っておいて欲しい購入の3つのポイントがあります。
- 5〜6mクラスの竿を選ぶ
- 長さ調整機能付きを選ぶ
- 先調子の竿を選ぶ
①5〜6mの竿を選ぶ
最初から川幅の広い本流域で釣りをするなら別ですが、里川や渓流域を想定するならこのクラスの長さからスタートすると扱いやすくておすすめ!
5〜6mの竿は、大体↓このくらいの川幅から対応できます。
このように、渓流竿で5〜6mもあれば結構、さまざまな川幅で釣りが楽しめるんです!
②長さ調整機能付きを選ぶ
渓流竿には、長さ調整機能が付いているものがあります。
長さ調整機能がついていることで、「川幅が狭いときはより短く」、そして「川幅が広い場合は、最大の長さに」といった具合に微調整できるため、初心者が最初にぶつかる竿の最適な長さ問題を解消できます。
③先調子の竿を選ぶ
引用:シマノ公式ページ
渓流竿には、「調子」といって竿のどの部分が曲がるかを示した指標があります。
渓流竿の多くは、「先調子」と「胴調子」の2パターンが多く、それぞれ特徴が異なります。
穂先が中心に曲がるため、初心者でも仕掛けを振込やすく、扱いやすいのが特徴。その代わり、40cmを超える大物となると、穂先が暴れるためやりとりが難しくなる。
竿の中心付近が曲がるため、振込がしづらい。しかし、40cmを超えるような大物も竿の粘りで有利にやりとりができる
このように、大物を釣るという観点では、胴調子に軍配が上がるものの、これから渓流釣りを始める方には扱いやすく馴染みやすい先調子がおすすめ!
上記3点を踏まえて、渓流釣り歴18年のともぞうがおすすめの渓流竿をご紹介!
出典:YouTube
渓流釣りに必要な道具⑪帽子
釣りは、仕掛けが不意に飛んできたり、紫外線から目を守る意味でも、帽子は必須です!
ハットタイプや、ワークキャップ、バイザータイプなどさまざまな種類がありますので、お好きな帽子を選びましょう!ともぞうはよくハットタイプやワークキャップを愛用しています!
渓流釣りに必要な道具⑫タモ
渓流タモを選ぶ場合は、上記画像のような受け口が広くて、ある程度深さのあるものがおすすめですよ!
具体的には、枠サイズが25cm以上あれば30cm以上の渓流魚でも安心。
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渓流釣りに必要な道具⑬ウェーダー
ウェーダーがあると、川に立ち込むことができさまざまポイントで釣りができるため非常に便利!
渓流用のウェーダーには、上記画像のような「ナイロン製」のものと、クロロプレンのような保温性の高い「ゴム製」のものがあります。
それぞれ特徴は以下の通りです!
- 私服のままでも着脱がラク
- 比較的コスパが良い
- 腰までなら水に立ち込める
- 腰以上の立ち込みだと水が侵入するリスクあり
- フィット性があるため着脱がしにくい
- 腰以上立ち込んでも水が入りにくく動きやすい
- 比較的価格が高い
- 浅い水深では機能を持て余してしまう
ウェーダーの種類によってそれぞれメリットやデメリットが存在します。
釣り初心者がいきなりゴム製ウェーダーを使用して深場に立ち込んで釣りをするのは危険が伴います。
ともぞうの見解としては、まずはナイロン製ウェーダーを購入して、浅場のポイントを攻めるのがおすすめ!
深い場所だから、大物が釣れるとは限りませんし、何よりも初心者がいきなり深場で釣りをすると事故の原因になりかねません。
川の地形は、その土地土地でさまざまなので、歩き慣れていないと手前からいきなり深くなったり非常に危険です。
▼ナイロンウェーダーのおすすめ
▼ゴム製ウェーダーおすすめ
渓流釣りには偏光グラスを着用しよう
偏光グラスは、年々強まる紫外線から目を守ってくれるだけでなく、釣り針が刺さる等のケガ防止にも欠かせないアイテム。
水中の視認性を向上し、岩や石、魚の様子がみえやすくなり釣りのパフォーマンスも向上します。
偏光グラスとは?
普通のサングラスに使用されるレンズのほとんどは、目から入る自然光を単純にレンズの濃度によって和らげることができるモノを指します。一方、偏光グラスに使用される偏光レンズはこの自然光を和らげると同時に、水面の水平方向に反射するすべての光をほとんどカットすることができる機能を持った特殊なレンズです。これによって水面のギラツキを抑え、水面下を見ることができます。
このように偏光グラスをかけると、水面のギラつきを抑え、水中の様子を観察できるため、釣りを有利な展開に進められるほか、ウェーダーで立ち込む際も地形を確認しながら歩けるため、安全面からもおすすめです!
少し値段はしますが、目の安全や集中して釣りを展開するためにも、良質な偏光グラスを購入しましょう。
▼上記でもご紹介したともぞうおすすめの偏光グラスメーカー「BIGFISH1983」
僕が愛用しているBIGFISH1983は、ヨーロッパのストリートフィッシングカルチャーから生まれた、フランス発のフィッシンググラスブランド!
機能的ながら、シンプルに美しいデザインが魅力で、ファッション性も非常に高いです。
僕が愛用中の「EASY FISH BLACK BASS Iridium」は、おしゃれかつ実用的で、偏光グラス界では非常にリーズナブルなのでぜひ購入する価値ありです。
渓流釣りをする際は遊漁券が必要です!
渓流釣りをする際は、各河川ごとに決められた釣りのライセンスが必要です。
このライセンスは、シーズン中釣りができる「年券」と、1日限りの釣りに有効「日釣り券」の2種類があります。
各漁業協同組合ごとに、「15cm以下の魚はリリース」や「禁漁期間」、「遊漁券不携帯による罰則」等の規定がされており、渓流釣りをする際は必須です。
遊漁券に支払った料金は、渓流魚の資源保護や放流事業などに利用されるため、必ず購入しましょう!
遊漁券は、釣具屋・漁協・コンビニ・商店等で購入できますので、ぜひ行きたい河川の管轄地域でお問い合わせ下さい。
また、遊漁券は渓流釣りベスト等見やすい位置につけることが義務付けられています。
渓流釣り便利グッズ一覧
ここまでご紹介した渓流釣り用品だけでも、釣りをすぐに開始できるのですが、その他にも揃えると便利なグッズがたくさんあります。
渓流釣り便利グッズ①仕掛け巻き
こちらの仕掛けケースは、仕掛け巻きが10本付属しており、渓流釣りで使用する仕掛けを仕舞っておくことが可能です。ともぞうも愛用しており、前回と同じ仕掛けで釣りをする場合は、このケースに保管しておくと便利!
▼Amazonで渓流釣り仕掛けケースを見る
渓流釣り便利グッズ②小物ケース
渓流釣り用のオモリや針を収納する小物ケースです。
「ダイワ 防水ユニットケース」は、マグネットシートが付属するため、取り出しづらい針などが落下する心配がありません。
また、針だけでなくオモリなども収納可。
▼Amazonで渓流釣りおすすめ小物ケースを見る
渓流釣り便利グッズ③ビク
渓流魚を釣ってリリースする場合は必要ないのですが、「1度は釣った魚を食べてみたい」
そんな方には、ビクがあると魚を保存することが可能です。
一口にビクといっても下記のようにさまざまなタイプがあるため、釣行スタイルに合わせてチョイスすると良いでしょう。
渓流釣り便利グッズ④ピンオンリール
ピンオンリールは、ラインカッターや針はずし、水温計などをまとめて付けて、渓流ベストに装着できるので非常に便利!
僕の場合は、渓流ベストに2つほど装着しています。
渓流釣り便利グッズ⑤小物類
そのほか渓流釣りでは、ラインカッターや針はずし、水温計などがあるとより快適な釣りを展開できます。
渓流釣り便利グッズ⑥ウェーディングケース
渓流釣りをする際に、ウェーダーの収納に困ったことはありませんか?
そのような時は、ウェーディングケースを購入すると、ウェーダーのみならずライフジャケットやフローティングベストなど水回りの釣りグッズを収納できて便利!
まとめ
渓流釣りを始めたい方におすすめの渓流釣り道具を一覧でお届けしました。
竿や釣糸、釣針、オモリから、あると便利な渓流ベストやウェーダーまで本当にさまざまな道具があり一度に集めるには苦労するかもしれません。
まずは優先度の高い釣竿や仕掛け類から購入し、徐々に楽しみながら釣り道具を揃えるのも良いですよね!春の渓流釣り解禁を前に、必要なものは全てご紹介しましたので、徐々にそろえていきましょう!
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