埼玉のプールトラウト「川越水上公園」春の釣り方・心構え3箇条

ABOUTこの記事をかいた人

幼少の頃、入団していたサッカークラブの合宿で河口湖を訪れ、ひょんなことから釣り糸を垂らしているとブラックバスが釣れてしまった経験から「バス釣り」にはまり、今では関東地方のフィールドを1年中釣り歩いている中年アングラー。釣り歴は実に30年以上♪ 昨今の釣りガールブームに押されつつも、業界を静かに陰から見守り、日々の釣り記録を記帳する地味な性格。 もっぱらオカッパリがメインだが、お財布事情により、気が向いた時だけボート釣りに繰り出すことも…。 得意なフィッシングスタイルは、今はやりのベイトフィネス♪ 本当は「フィッシング&イート」を心掛けて釣りを楽しみたいが、地元の埼玉県には海がないため、年間釣行回数のほとんどをバスフィッシングに費やしている。
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釣りライターお魚店長
皆さま、ohaこんにちは!お魚店長です!

渓流釣りもいよいよ待ちにまった解禁日を迎え、本格トラウト釣りに心躍らせている方も多いのではないでしょうか。

アングラーの中には、シーズンオフの期間にインターネットなどのメディアを通じて「プールトラウト」の存在を知り、ワクワクしながら「どんなフィールドなのかな?」と疑問に思っている方も存在するはず。

今回は、私「お魚店長」が、埼玉県で有名なプールトラウトフィールド「川越水上公園」に釣行し、実釣を通して体感した釣るためのコツやポイントを「心構え3箇条」としてお伝えします。

この記事に目を通せば、初めて訪れる方でも、春の「川越水上公園」攻略のカギを掴めるはず!

営業期間も残り差し迫ってきましたので、チャレンジされる方は、是非早めのご来場をおすすめします!

※釣行の様子は取材時(2019年度のものです)

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「川越水上公園」プールトラウトとは?

埼玉県川越市にある「川越水上公園」は、埼玉で冬季期間に運営されているプールトラウトを楽しめる4水上公園のうち、人気の高いエリア

休日ともなれば、他県からも多くのアングラーが集まり、開園前に場所を確保するために行列ができることもしばしば。

他の「さいたま」「しらこばと」「加須はなさき」を含む4水上公園の中でも、特に大型魚が狙えるフィールドとして知られています。

また、大手釣り具メーカーの「ダイワ」主催の釣り教室なども度々開催され、親子そろってルアーフィッシングが楽しめるので、初めての方にも是非おすすめ!

「川越水上公園」基本情報

川越水上公園の基本情報はこちら♫

冬季期間中のみプールトラウトとして営業しているため、令和元年度は、11月1日〜令和2年4月5日までとなります。今シーズンも残りあと少しですのでまだの方は、お早めに!

ちなみに、1日券を購入すれば、「さいたま」「しらこばと」「川越」の3水上公園を、その日であれば自由に利用可能!

住所 〒350-1171 埼玉県川越市大字池辺880
営業時間 ルアーフライ 午前6時〜午後5時

えさ釣り 午前9時〜午後5時

営業時期 令和元年年11月1日(金)〜令和2年4月5日(日)
電話番号 049-241-2241
定休日 毎週月曜日(祝日の場合営業)
月曜日が祝日の場合は、翌日休園
料金 大人(高校生以上)1日券 2,620円 3時間券 2,100円

小人(中学生以下)1日券 1,360円 3時間券 1,050円

釣り場の形態 ポンド(プールタイプ)
対象魚 ニジマス、ブラウントラウト、イワナ他
釣り方 エサ・ルアー・フライ(各専用ポンドあり)
駐車場 約2,400台駐車可能(夏季プール期間中)
公式HP 川越水上公園公式ページ

 

川越水上公園 詳細地図

「川越水上公園」3つのエリアと狙い方

フィールドは、「造波プール」「流水プール」「多目的プール」の3つに分か、それぞれ目的に応じたフィッシングスタイルで釣りが楽しめます。

造波プールエリア

いわゆる波のプールのこと。

遠浅になっており、水深は沖へ行くにつれて深くなり、大物に巡り合える確率も高くなります。

狙い方としては、できるだけ遠投できるタックルで、重めのルアーを使用していくのが良いでしょう。

流水プールエリア

流れるプールのことで、魚が散っているので、効率よく1周してポイントを見極めていく必要があります。

多目的プールエリア

初心者エリアなので魚影も濃く、比較的簡単に釣ることができます。特にスロープ周辺はアタリが多く、多くの魚が集まっているので狙い目です。

今回の釣行結果を検証!

背中が青色で美しいニジマスですね!

今回、筆者がフィールドに釣行したのは3月のはじめ。

休日であったこともあり、多くのアングラーで釣り場は混雑しており、ポイントに入るのも探すのもひと苦労でした。

お昼前くらいから釣り始め、夕方16時ころまでルアーを投げ続けた結果、手にした魚の数は5匹!

初めて訪れたフィールドにしてはまずまずの釣果であったと思います。

1番釣れたエリアは、流れるプール!

周囲約300メートルの広さで、狙えるポイントも多く、魚が泳いでいるのも見て確認できるほどの魚影の濃さでした!

水深は110センチですが、春の水温が低いため、ボトム~中層にかけてのクランキング&ミノーのドリフトで、最大35センチほどの綺麗な魚体のレインボーをゲット!

バラシもありましたが、小物も数匹手にすることができました。初心者エリアでもこの釣り方で2匹ゲット。

とにかく他のアングラーにも人気のフィールドなので、多くの魚を釣りたければ、できるだけ開園と同時に釣り始め、優良ポイントを確保してしまうのが釣果を伸ばすコツです。

プールトラウト「川越水上公園」春の釣り方・心構え3箇条!

埼玉を代表するプールトラウト「川越水上公園」は、時にバスプロも訪れる本格エリアトラウトフィールド。

夏場の釣り方とは少し勝手が違いますが、コツを掴めば初心者でも簡単に魚を手にすることができます。

筆者の実釣から感じた釣り方のコツ、釣るために必要な心構え3箇条をお伝えしましょう!

基本はスプーンやスピナー。春の魚の居場所を突き止めよ!

トラウトフィッシングで基本となるルアーは、キラキラと輝いて魚を誘うスプーンやスピナーと呼ばれるルアー。

春先の多くのトラウトは、ボトム付近に群れて停滞しているので、これらのルアーをより魚のすぐ近くに落とし込めるかが、釣れるキモになります。

逆に言えば、魚の居場所を突き止めることができなければ、釣果を伸ばすことが難しいともいえるでしょう!

とはいえ、各エリアには、多くのストラクチャーと呼ばれる障害物が随所に点在しています。

カケアガリであったり、水車であったり、吸水溝のようなボトムに何らかの変化のあるところが多く存在します。

トラウトはこれらの変化のあるところに身を潜めて獲物が来るのを待ち構えていますので、プールサイドを歩きながら、水中や水面にある澱みやちょっとした変化を見つけ、そこをすかさず狙い撃つように心がけましょう!

どんなフィールドでも大活躍!シマノロールスイマー1.8g

まず始めに「初心者エリア」。混んでいる場合は、「流れるプール」を探るべし

多目的プールは、初心者のためのエリア。

魚影も濃く、数釣りを楽しむにはもってこいですが、休日ともなれば子供から大人まで多くの人で周囲は埋め尽くされてしまいます!

そのような場合は、ポイントに入ることさえ難しくなるので、見切りをつけてすぐに「流れるプール」に移動しましょう!

「流れるプール」は、幅が狭く、形状が蛇行しているので一見すると攻略が難しく感じるかもしれません!

しかし、じっくりと探っていくと必ず魚のアタリを取ることができます。

ポイントは、橋の下や船の周囲、噴水、カケアガリになった階段の沖あたりに魚が回遊しています。

オープンウォーターでも釣れないことはありませんが、アタリは少ないので、焦らず気長にこれらのポイントを多くのルアーで試してみましょう!

午後は高活性!ミノーやクランクで様々なアクションを駆使すべし!

春のフィールド攻略のカギを握るのが水温の変化

午前中は、まだ冷たい空気が漂うフィールドも、午後になると日差しが強くなり、水温も徐々に上がり始めます

水温や気候が変わると魚が高活性になり、ルアーに対する反応もよくなります。

午前中は全くアタリが取れなくても、あきらめずに1日投げ続けてみてください!

ミノーやクランクで様々なアクションを駆使すれば、午後に思わぬ大爆釣を味わえるかもしれません!

今回「川越水上公園」で使用したタックルはこれ!

今回の釣行で使用したタックルはこれ!

特にメーカーや種類にこだわる必要はなく、初心者の方でも、釣具店などで容易に手に入る安価なものでも十分楽しめます!

是非、訪れる際の参考にしてみてください!

万能タイプのミディアムライトロッドがおすすめ

筆者がトラウト用に使用しているのは、最も一般的なバーサタイル性能を兼ね備えたミディアムライトロッド。

これ1本で小さいサイズからビッグワンまで、充分なやり取りが楽しめます!

軽めのルアーも手軽に投げれるしなやかさから、破壊力抜群の剛性さが決め手のミディアムライトスペックが是非おすすめ!

管理釣り場専用トラウトロッドを購入したい方の目安としては、SUL(スーパーウルトラライト)やUL(ウルトラライト)という硬さのロッドを選ぶと良いでしょう。

管理釣り場のトラウト入門ならこれ!安価だけど使いやすい!

お子様と一緒に楽しめる入門用ロッドなら「鱒レンジャー」!

リールは2000番台で十分楽しめる!

リールの番手は、やはり取り回しの良い2000番台クラスがベスト!

プールトラウトでは、2500番台の出番は少ないかも…。

トルクも十分でパワーもあり過ぎず、ほどよい巻き心地を楽しめるおすすめの1台!

アブガルシア/カーディナルはトラウト初心者にも安価で使いやすくおすすめ!

やはりミノーのディープダイバーは食いがいい。ディープクランクもおすすめ!

スレた大型魚に威力を発揮!

前回のプールトラウトでも爆発した「ティモン ぶりぶりミノーDR」。

SR(シャローランナー)と併用して使用しましたが、どちらも好反応!

魚の状態を見て、ボトムスレスレに狙いたい時などは、ディープクランクも有効。

今回は、バラシが多発しましたが、水流に乗せてドリフト&ウォブリングでテクニックを駆使すれば、意外な大物が期待できるでしょう!

トラウト初心者に爆釣をもたらす期待大の「ぶりぶりミノー」!

スレた大型魚を誘惑する名門中の名門「パニクラ」!ちびパニクラも有効

その他に立ち寄りたい近隣施設

「川越水上公園」は、釣りだけでなく、バーベキューやウォーキング、ピクニックなど家族そろって1日楽しめる公営公園です。

お父さんは「トラウト釣り」、その間にママはお子様とゆっくり園内を散策!

なんて過ごし方も楽しいかもしれません!

参考までに場内の近隣施設をご紹介しますので、訪れる際は是非立ち寄ってみてくださいね!

貸しボートで1日ゆったりできる「修景池」

プールの横には、ボート遊覧も楽しめる「修景池」があり、雰囲気も抜群!水の中には、大きな錦鯉がゆらゆらと沢山泳いでいます。

池を1周して、ゆったりと雰囲気を楽しむもよし。お子様と貴重な時間を過ごすもよし。緑が多く、マイナスイオンを肌で感じられる、荘厳な雰囲気がおすすめ。

夏は家族で休日を満喫できる「バーベキュー広場」

BBQ広場もあり家族で楽しめる!

「修景池」の片隅には、家族で楽しく過ごせる「バーベキュー広場」あり

食材や機材を持ち込んで、夏場にアウトドア気分を満喫できる、自然美溢れる施設♪

近くには、ドッグランなどもあり、愛犬と一緒に思い出の1日を満喫できます!

まとめ

「川越水上公園」は、様々なフィッシングスタイルで楽しめるエリアトラウト。

春は、気温の上昇とともに魚の活性が上がる好シーズンと言えます。

反対に、季節の変わり目であることから、全く釣れない!といったこともしばしば起こりえる難しい季節であると捉えることもできます。

埼玉のプールトラウトは、エリアフィッシングをこれから始められる方にとって、絶好のフィールドです。

是非、「川越水上公園」に行かれる際は、この記事の「3箇条」を思い出してみてくださいね!

埼玉のプールトラウトをもっと知りたい方はこちら!

「さいたま水上公園」でプールトラウト!初心者でも楽しめる釣り場の魅力

2019年3月15日

「さいたま水上公園」トラウト攻略!3つのエリアと春の狙い方ポイントまとめ

2019年3月21日
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