皆様は管釣りに行き始めましたが、「なかなか釣れない」、「ボウズの日がある」など狙って釣ることができないという悩みはありませんか?
私も管釣りにのめり込み始めた頃、なかなか釣れない日が続きました。
釣れない管釣りから脱却するために、狙うポイントやルアーの特性、レンジ、トラウトの活性について解説します。
狙って釣るという事に対してヒントを得て頂ければ幸いです
「釣れた」ではなく、「釣った」という快感を知って、管釣りをもっと楽しみましょう!
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目次
管釣りでなぜ釣れない?その理由とは!
釣れない理由としては以下の点が大きく関係しています。
- 狙うポイントがあっていない
- 狙っているレンジ(層)があっていない
- 選ぶルアーが魚の好みでない
- トラウトの活性が関係している
それぞれの点について解説していきます!
狙うポイントが合っていないから釣れない
管理釣り場という場所でありながら、狙う相手は魚です。
トラウトには好みの場所があるので、その場所が自分の釣っている場所と合っていないという可能性があります。
たとえば、上記のように大雨などにより普段なら池の底まで透き通っている釣り場でも、濁りが発生することも。
エリアフィッシングでは、このように時折状況が一変することがあります。
その時の状況が変わるため、狙うべきポイントも臨機応変に変えなくてはいけません。
どのようなポイントを狙ったら良いのか後述で解説しますね♫
狙っているレンジ(層)が合っていない
トラウトはその日の天気や水温、時期、時間帯で回遊する層が違います。
あるときは、水面近くで釣れるときもあれば、あるときは池の底で釣れることも。
この層または、範囲のことを『レンジ』と言います。
ルアーを通している層と回遊している層が違うと、アタリの出方にも差がでます。
レンジ攻略のポイントは後述で解説しますね♫
選ぶルアーが間違っている
管理釣り場で使用するルアーは、大きく分けてスプーンというルアー(下記画像)とプラグという魚の形をしたルアー(上記画像)の2種類があります。
管釣りで基本的に使用するルアーはスプーンですが、風が強かったり、濁りがあったり、動きの変化の違いからプラグの方が効果のある場合があります。
1つのルアーで釣り続けるのではなく、魚からの反応が良いルアーを探すのも楽しみの1つ。
トラウトの活性が関係している
どんなに魚がたくさんいても、『活性』といって『魚のやる気』も人間と同じように毎日変わります。
例えば、人間だって夏場暑い日はクーラーの効いた部屋で涼んでいたいもの。
魚だって一緒です!
水中にクーラーこそないものの、常に新鮮な水が流れる「流れ込み」や「噴水」ならクーラー代わりになるでしょうか。
このように、魚の活性に応じた釣りを展開することも重要なんですね!
トラウトの活性と習性を理解することで確実に釣果に繋がります!
狙って釣ろう!
今までの釣れない理由を全て考えて釣りをすることが、狙って釣るという事です。
狙って釣ることは難しく、知らなければならないことが多く、経験も必要。
ですが、狙って釣ることが管釣りの楽しさです。
自分で考えて、魚を狙って釣れた日には、偶然釣れた時とは違う充実感を味わえますよ!
どこで釣りをする?管理釣り場でのポイントの決め方!
管理釣り場には流れ込みや流れ出しや水車、噴水があります。
それぞれの場所にメリットがありますので、解説をしたいと思います。
まずは流れ込みや流れ出しに行こう!
流れ込みは水中の酸素量が多く、トラウトが集まります。
トラウトは水の流れを好みますので、流れ込みや流れ出しには必ず魚がついています。
また、流れ込みに着く魚は活性の高い魚が多いことから、初心者でも釣りやすい場所の1つ。
その他にも、夏場の暑さなどでトラウトが涼みにくるエリアでもあります。
どこを狙って良いのかわからない場合には、流れ込みにGOしてください!
水車と噴水も要チェック!
管理釣り場には必ずと言っていいほど、水車や噴水があります。
水車や噴水も流れ込みや流れ出しと同じく、水の流れがありますので、活性の高い魚がつきやすく
初心者におすすめのポイントです!必ずチェックしましょうね♫
水中の地形が一番重要!
目で見えるポイントも重要ですが、一番重要なのは水中の地形です。
カケアガリという、水底(ボトム)から急に浅い場所へ上がっていく崖の様な斜面があります。
このカケアガリにも魚がついています。
実際に私もカケアガリを意識した釣りで魚を釣ることが多いです。
上手に狙えば、流れ込みなどよりもはるかに釣果を上げることができます。
レンジって何?レンジを意識して釣果につなげよう!
レンジとはトラウトの回遊している水深や層のことです。
大きく分けて【表層】【中層】【ボトム(底)】の3種類。
当然ながら、その日の状況によって釣れるレンジが異なり、レンジが合えばルアーに興味を持つ可能性は高くなります。
つまり、狙って釣るにはレンジを意識することが必須というわけです。
表層を狙うときの判断基準とは?
水面で魚が跳ねている時
水面で魚が跳ねている時はトラウトの活性が高いサインの1つです。
トラウトは目視できるぐらいの表層付近にいますので、表層を狙うことが最も有効です。
ルアーをキャストしたら、ルアーが水中に沈まないようにロッドを高く突き上げ、水面をルアーでパチャパチャと音を立てるように巻いてみてください。すぐに反応があるかも!
流れ込み付近を探る時
酸素量が多い流れ込みでは、大量のトラウトが集まっています。
トラウトの回遊しているレンジとは関係なく、表層を探ってみましょう!
朝と夕のピンポイント
朝方と夕方はマヅメ時と言って、1日の中で最も活性の上がる時間帯です。
トラウトのレンジは表層付近になることが多いので、表層から狙いましょう。
ここまでの説明で予想がついていると思いますが、活性の高い状況や、ポイント、時間帯では表層を狙うことが重要です。
▼表層を狙うならタックルハウス/ミニシケイダーF 28mm 1.8gがおすすめ!
中層ってどうやって狙うの?
表層は、ルアーをキャストしてからすぐに巻き始めることで狙えますが、中層はどのように狙えば良いのでしょうか。その鍵を握るのが、「カウントダウン」です。
カウントダウンとは
『カウントダウン』とは、スプーンがボトムに着底するまでの秒数を数えて、その秒数でレンジを把握する方法です。
やり方はいたって簡単で、ルアーをキャストし、軽くたるんだ糸を巻き取ったら「1、2、3、4、5…」と数えていきます。
しばらくすると、糸自体が大きくたるみます。このたるみこそが、ルアーが底についた証拠。
ルアーが沈んでから、底につくまでが単純に10秒かかれば、中層はその半分の5秒付近というわけです。
5秒付近でルアーを巻いてくれば、中層を狙えるのでぜひ参考にしてください。
単純ですが、ボトムまでの水深や、表層での微妙なレンジにも使いますので、覚えておいて下さい。
▼ゆっくり巻くだけで簡単に中層を狙える!シマノ カーディフふわとろ
ボトムは時期やタイミング問わず攻めるべき!
ボトム(底)での釣りは、カケアガリについている魚を狙えたり、水中の地形を把握しやすいので、どの管理釣り場でも通用する釣りです。
また、大物を狙いたい場合も水深のあるボトムを狙うのは効果的でしょう!
ボトムの狙い方は意外と簡単!
スプーンやプラグを水底まで落としてリールをゆっくり巻くことで、岩にぶつかったり、巻き心地が変わったりするので水中の地形をイメージしやすくなります。
最初は根掛かりしたりしますが、慣れればすぐに水中の地形をイメージできますし、カケアガリを把握するのに必要な技術ですので、習得するようにしましょう。
▼ボトムの釣りに効果的なボトムキラー!底についたらまずはゆっくり巻こう
管理釣り場では様々なルアーを使い分けよう
ルアーにはスプーンとプラグというクランクやミノー、バイブレーションがあります。
それぞれに特徴がありますので、状況に応じて使い分けましょう。
まずは定番のスプーンで反応を見よう!
管釣りでは基本的にスプーンを使用します。
スプーンは表層を狙う時、中層でカウントダウンさせるとき、ボトムを攻める時など、どのレンジでも使用できます。
私も管理釣り場での第一投はオレ金のスプーンを使用します。
理由は、その日の活性を探りつつ、トラウトがどのレンジにいるかを把握する為です。
オレ金とは、表面がオレンジ色で裏面が金色のスプーンのこと。魚の活性が高いときは、まず間違いなく釣れるカラー。魚の調子を判断する意味でも使用される。
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プラグが向いているときも!
管釣りでメインに使用されるのはスプーンと説明しましたが、プラグにしか反応してくれないタイミングもあります。
私の経験上、そのタイミングが多いのは昼時です。
どのレンジでも反応がなく、プラグのみにしか反応がありません。
そんな時は、スプーンを使い続けるよりも、気分を変えていろんなプラグを投げてみましょう!
私はクランクをカケアガリ狙いで使うことが多いです。
▼菅釣りの定番クランクと言えばムカイ ザンム!ゆっくり巻くだけでOK
トラウトは活性が大事!
これまで、いろいろな視点から狙って釣る方法をアドバイスしましたが、トラウトの活性次第でも釣果が変わります。
当然ながら、高活性の時にはそもそも釣れやすい状況です。
高活性はどんな時?
トラウトが高活性になるタイミングは以下です。
- 朝マズメ、夕マヅメのタイミング
- 天気が曇り、もしくは雨が降る直前
- 放流後
また、高活性時には表層に近いレンジに回遊しており、向いているカラーはオレ金や金、赤銀や青銀などの派手な色です。
▼赤銀も管理釣り場では有効なカラーです!
魚がスレるってどういうこと?
魚がスレるとは、ルアーに興味を持たなくなることです。
カラーローテーションは、トラウトの興味があるカラーを見つけることですが、その色を見つけたからといって、その日中ずっと釣れ続けるわけではありません。
ある程度同じ色を使い続けると、トラウトも見飽きて反応が悪くなります。
その色の反応が悪くなった時に、近い色でカラーローテーションさせてトラウトの興味を引き続けます。
また、単純に釣り人が多いこともスレの原因になります。
どんな日がねらい目?
管理釣り場は、前章で説明したように、釣り人が多いだけでスレの原因になりますので、釣り人が少ない平日はおススメです。
また、人が少ない分、自分が気になるポイントを好きなだけ攻めることができます。
人が多い休日には、ポイントを移動することも難しいです。
まとめ
今回の記事は釣れない管釣りから脱却するために、狙うポイントやルアーの特性、レンジ、トラウトの活性について解説させて頂きました。
重要なのは狙って釣るということは、いろんな視点から考えることが必要で、それが管釣りの醍醐味という事です。
「釣れた」ではなく「釣った」という快感を味わって下さい!
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