【夏の槻川実釣レポート】埼玉・嵐山渓谷で渓流バスフィッシング!

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幼少の頃、入団していたサッカークラブの合宿で河口湖を訪れ、ひょんなことから釣り糸を垂らしているとブラックバスが釣れてしまった経験から「バス釣り」にはまり、今では関東地方のフィールドを1年中釣り歩いている中年アングラー。釣り歴は実に30年以上♪ 昨今の釣りガールブームに押されつつも、業界を静かに陰から見守り、日々の釣り記録を記帳する地味な性格。 もっぱらオカッパリがメインだが、お財布事情により、気が向いた時だけボート釣りに繰り出すことも…。 得意なフィッシングスタイルは、今はやりのベイトフィネス♪ 本当は「フィッシング&イート」を心掛けて釣りを楽しみたいが、地元の埼玉県には海がないため、年間釣行回数のほとんどをバスフィッシングに費やしている。
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バスフィッシングもハイシーズンを迎え、各地で素晴らしい釣果が目白押しの毎日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年は、梅雨明け早々に急激な猛暑日の連日ということもあり、涼を求めて夏休みを利用し、埼玉県は「嵐山渓谷」へスモールマウスバス釣りに出かけてきました!

普段、野池や一般河川での釣りがメインの筆者にとっては、渓流でのバスフィッシングは見る物すべてが新鮮!

雄大な景色の中で味わった川スモール釣りの魅力を存分にご紹介したいと思います!

まだ1度もスモールマウスバスを釣ったことがない!

という方はもとより、河川でのスモールマウス釣りの参考になれば幸いです。

槻川での夏バス釣りのポイントや釣り方、おすすめのルアーなども解説しますので、ぜひご覧ください。

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嵐山渓谷の魅力

埼玉県比企郡嵐山町に位置する「嵐山渓谷(らんざん)」の名前の由来は、京都の嵐山(あらしやま)に景観が似ていることからそう呼ばれ始めたそうです。

都心から車で1時間半と交通の便がよいことから、毎年夏の時期には多くの観光客で賑わう埼玉県を代表する景勝地。

都幾川(ときがわ)の上流部へ注ぐ「槻川(つきがわ)」の渓谷部一帯にかけて「嵐山渓谷」と呼ばれています。

川の水は、さすがに上流部だけあって透明度が高く、流れも急でスリル満点♪

緩やかな流れの河原や瀬ではキャンプ場が併設されており、バーベキューや釣りなどが楽しめます。

秋の紅葉の時期には、紅葉狩りなども楽しめるので、これからの季節にももってこいですね!

キャンプに川遊びなど多彩なレジャーが楽しめる!

嵐山渓谷の魅力と言えば何といっても釣り&キャンプ!

夏の行楽シーズンには、地方からも多くの観光客が訪れ、渓流釣りや河原でのキャンプ、水遊びを楽しんでいます。

特にバスフィッシングにおいては、昨今、人気があり、清流で釣れるトラウトゲームに代わる新ジャンルのルアーフィッシングとして注目を集めています。

ちなみにこの辺りでは、ネイティブトラウトはあまり聞いたことがありません…。

渓流バスフィッシングなら月川荘がおすすめ!

嵐山渓谷で渓流バスフィッシングを楽しむなら、「月川荘」がおすすめです。

広々としたキャンプ場が併設されており、河原でバーベキューやキャンプ、釣りが楽しめます。

宿泊施設もありますので、室内でゆったりと過ごしたい方にももってこいですね。

詳細は、公式ホームページにて事前確認してみてください。

入漁料は事前に確認を

埼玉県・都幾川(ときがわ)や上流部へ注ぐ「槻川(つきがわ)」は、「武蔵漁業協同組合」の管轄となります。

どの河川でも共通していることですが、資源保護の観点やいつまでも豊かな自然環境を残すため、遊漁料金や各河川ごとのルールが定められています。

ですが、現状として河川内でのバス釣りにおける釣りのルールが確率していないのも事実です。

釣行前には、各河川の漁業協同組合へ確認をしてから釣りをしましょう。

また、武蔵漁業協同組合の「漁業権遊漁規則」もご確認ください。

キャンプ場などで釣りをする場合は、事前に受付の際に確認をしておくとよいでしょう。

武蔵漁業協同組合 電話 0493-67-0175

夏の【槻川】実釣レポート

少しでも涼しいフィールドを求め、行ってきました渓流バスフィッシング!

以前から足を運びたいとは思っていたのですが、ようやく実釣することができました!

暑い8月のフィールドレポートはこんな感じ♪

これから行かれる方は、是非参考にしてみてください!

最初に選んだ場所

嵐山渓谷にたどり着く前に、まず最初に入渓した場所が都幾川

渓谷の下流域にある槻川との分岐点辺りの堰提に入りましたが、見えバスが多数スクールしているのを確認。

ミノーや小型のシャッド、クランクなどのハードベイトからリーダーレスダウンショット・ネコリグでのフィネスな釣りを試しましたが全てノーバイト!

1本くらいは出るかなと思いましたが、まったくの予想に反した結果で、先行きに不安を残すスタートとなりました。

スモールマウスバスのサマーパターン

当日の天候は快晴のドピーカン。

気温36度での酷暑での釣りは、さすがに渓谷といえどモチベーションを失わせる耐えがたいものでした。

しかし、最初のポイントの都幾川でオデコを食らったため、嵐山渓谷ではかなりのガチな釣り。

バスの居場所を突き止めるサマーパターンを探し抜きました。

真夏のバスに結び付くキーワードは、「シェード」「流れのヨレ」「酸素」「シャロー」辺りがキーポイントになりますが、これらを徹底的に探し出し、撃つこと数時間…。

ようやく釣果として現れ始めました。

実際に釣れたポイントとクリアウォーターでの攻め方考察

今回の釣行で実際に釣れた具体的なポイントは

  1. 支流のトロ場
  2. ドシャローのシェード
  3. ドシャローの瀬
  4. 反転流のあるハードボトム
の合計4箇所、4フィッシュでした。

型は小さいですが、それなりにバスの居場所がはっきりとわかる釣果となりましたので、結果を記しておきます!

実釣レポート①槻川「支流のトロ場」

嵐山渓谷は、川幅が狭く曲がりくねっていて非常に入り組んだ地形となっています。水遊びができるような河原や浅瀬もありますが、水深は深い所で1.5~2メートルくらい。

大きな岩があちこちに点在し、流れも速くまさに渓谷です。

2番目に入った近隣の支流では、トロ場にクロー系のワームをテキサスリグで落とし込み、着底するなりの即バイトでようやく1匹目をゲット!

実釣レポート②槻川「ドシャローのシェード

3番目に移動したのは、槻川の上流部、小川町周辺エリア

水深30センチ弱の超ドシャローポイントで目ぼしいポイントは全てノーバイトでしたが、大きな木が覆いかぶさっているシェードの下に1匹スクールしている30センチくらいの見えバスを発見!

すかさずノーシンカーのストレートワームで表層バジングすると、間髪入れずに水面を割ってジャンプ1番!

トップで激しくバイトしてきました!

真夏のトップウォーターゲームはコレだからやめられませんね…!

実釣レポート③槻川「ドシャローの瀬

同じく同エリア内にある水深30センチ前後の流れの緩やかな瀬の落ち込み部分で連続ヒット!

超が付くほど小場所なのですが、水の流れが段差になっている部分があり、まさかと思って泡の中にスナッグレスネコリグの4インチストレートワームを放り込むと強烈なバイト!

落とし込みの中にいるのはイワナやヤマメといった渓魚だけではないのがこれではっきりしました。

実釣レポート④槻川「反転流のあるハードボトム

上流から下流に流れる流れとは正反対の向きの反転流は、水が動いていてシーズンを通してバスが集まる絶好のポイント。

+αで何らかの要素が絡めば、確実にバスが居付いていると考えてよいでしょう!

今回は、ステイックベイトを用いたジカリグセッティングで、簡単にバスの口を使わせることができました!

渓流域でのバスフィッシングは、クリアウォーターがメインになるので、いかに魚に見切られずに釣りきるかがポイントと言えます。

ルアーカラーもそうですが、チョイスを誤るとバスからの反応は全く得られません。

今回の釣行で感じたことは、極力ナチュラル系のベイト、カラーチョイス心掛け、少しでも水の動いているところ、シェード、水温が低い所を狙って食い気のあるバスを探し出すのが好釣果につながることを強く感じました。

足元にはくれぐれも要注意!

渓谷周辺や上流域では、天候が変わって雨が降るなどの場合は、流れが激流になったり増水しやすく大変危険です!

また、足元が不安定な場所が多いので、釣行の際はくれぐれも落石などの事故に注意して釣りを楽しんでください。

槻川のバス釣りで使用したタックル!

夏の槻川実釣で使用したタックルはこんな感じ♫

ロッドはパワーフィネス対応のJACKALL(ジャッカル) BPM BS-69ML

これ1本でほとんどの釣りに対応できてしまうほど、ストロングな釣りを展開できる「ジャッカル BPM BS-69ML」ロッド。

掛けた魚を柔軟にいなすしなやかさを持ちながら、デカバスとのファイトにもビクともしない剛靭さを併せ持つパワーフィネス専用ロッドです。

実際これで60センチくらいの巨鯉を5ポンドフロロラインでスレ掛けしましたが、余裕でランディングまでできるパワーロッドでした!

今回の釣行では、少し物足りなかったのが正直なところ…。

ラインはハイパフォーマンスフロロ! TORAY(東レ)ソラローム

80メートル巻き×2巻のセットラインで価格も安価なハイパフォーマンスフロロライン。

ソラロームシリーズは、もう何十年も前からバスフィッシングを支えている大御所なんです。

リールの下糸との兼ね合いで、80メートル巻きというちょうどよい長さが気に入っています…。

キャスタビリティーや耐久性能もバッチシ!

ソフトベイトのおすすめはENGINE(エンジン)フォールクローラーで一撃!

フィネスな釣りで勝負する方におすすめなルアーは、ENGINE(エンジン)「フォールクローラー」と「フォールスティック」。

カラーは、ご自身の釣れると感じるものが1番良いですが、できればナチュラル系、サイズは3~5インチのバリエーションで揃えてみてください。

このエンジンのソフトベイトは、本当によく釣れます!

さすがは、バサクラ ワイルドカード霞ケ浦戦で見事優勝した村川プロおすすめのベイトだけあります!

筆者もよく使いますが、ホントにポンポン釣れますので是非使ってみてくださいね!

巻きモノ好きなバスアングラーには

巻きモノ好きなバスアングラーの方には、トップでポッパーや羽物・虫系、パイロットルアーにシャッドやクランクなどのハードベイトもおすすめ

槻川一帯は、全体的に水深が浅いですが、上流域に行くにつれ、トロ場などの深場が増えてきます。

スモール狙いでは、特にシャッドやミノーでのドリフトで釣果を叩き出す方も多いので、釣行の際は、タックルボックスにいくつか忍ばせておくとよいでしょう!

筆者がよく使用するポッパー!

DUO(デュオ)レアリス ポッパー 64は、ロッドワークに素早く反応するレスポンスを備えた人気のポッパー。

浅めのカップデザインを採用し、ドッグウォークも容易に再現します。

シャッドで広範囲を探りたい方はこちら!

JACKALL(ジャッカル)のソウルシャッド 68SPは、オールシーズン対応で、高速リトリーブ時の安定感も抜群に良いです♫

連続トゥイッチやジャークなど幅広いアクションにも対応しています。

ぜひタックルに1つは準備しておきましょう!

嗅覚が優れるスモールには、マックスセントもおすすめ!

スモールマウスバスは、ラージマウスバスに比べ、嗅覚が優れていると言われています。木村健太プロ推奨の「バークレー マックスセントワーム」は、バスアングラーなら知っている方も多い魅惑のワーム。

強烈な臭いでバスの嗅覚を刺激し、キャッチ率も45%アップするとお墨付き!?

臭いに敏感なスモールマウスバスに1度試してみてはいかが?

1匹を獲るための推奨リグ

最後に筆者が多用したおすすめのリグをご紹介します!

初心者の方でも比較的簡単にリグれ、実績もお墨付きなので気になる方は、参考にしてみてください。

ピンポイントを直撃するなら迷わずジカリグ

ウィードレス効果も高く、狙ったポイントをピンポイントで撃ち抜けるキャスト性能の良さは、ピカイチ。

流れの速い河川の上流域では、ボトムを取るのに重宝するので、手返しよく探りたい時などにおすすめです。

スナッグレスネコでまず1匹を!

根掛かり回避性能に優れ、ベイト本来の動きを損なわずにバスに口を使わせる驚異的なリグ。

ピンスポ撃ちもさることながら、ナチュラルドリフト・スイミング、フォーリングとすべてのアクションを可能にする万能リグと言えるでしょう。

夏のバスにはノーシンカー表層バジングが効く!

夏は、意外と簡単にトップが楽しめる季節なので、シンカーを使わないリグを水面に漂わせると思わぬ釣果をもたらします。

特に日陰でサスペンドしているバス、堰提付近の流れのヨレなどにふわっと漂わせるだけで下からドバっと出てくることがよくあります。

バズベイトなどのようにサーチ目的での表層バジングで、今回は小バスながらも1匹を手にすることができました!

水深が浅ければ浅いほど、効果的な気がします…。

まとめ

嵐山渓谷周辺から槻川上流部にかけては、見えバスも多数目撃できるほど、バスのストック量の多いフィールドであることがわかります。

また、このフィールドでは、キャンプや釣り、バーベキューといったアウトドアを大自然の景観の中で楽しめるのも魅力の1つです。

腕に自信のある方は、是非「渓流バスフィッシング」を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。

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幼少の頃、入団していたサッカークラブの合宿で河口湖を訪れ、ひょんなことから釣り糸を垂らしているとブラックバスが釣れてしまった経験から「バス釣り」にはまり、今では関東地方のフィールドを1年中釣り歩いている中年アングラー。釣り歴は実に30年以上♪ 昨今の釣りガールブームに押されつつも、業界を静かに陰から見守り、日々の釣り記録を記帳する地味な性格。 もっぱらオカッパリがメインだが、お財布事情により、気が向いた時だけボート釣りに繰り出すことも…。 得意なフィッシングスタイルは、今はやりのベイトフィネス♪ 本当は「フィッシング&イート」を心掛けて釣りを楽しみたいが、地元の埼玉県には海がないため、年間釣行回数のほとんどをバスフィッシングに費やしている。