栃木県の鹿沼市、少し山あいに入ったところにある『 上永野フィッシングリゾート』は、とても静かでのんびりとした管理釣り場です。
冬季は、連日お客さんで大賑わい!エリアフィッシャーの方はもちろん、渓流や湖をメインフィールドにしている方もこの時期は本命が禁漁なので、魚の感触を求めて管理釣り場に駆け込みます。
今回はそんな上永野フィッシングリゾートの魅力をご紹介!
初心者でも訪問しやすい雰囲気の管理釣り場です、これから釣りをしてみたい!という入門アングラーさんはぜひ読んでみてくださいね♩
▼上永野フィッシングリゾートの実釣レポート記事はこちら
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上永野フィッシングリゾートの基本情報
上永野フィッシングリゾートは鹿沼市の山あいにある管理釣り場です。
宇都宮駅から車で約1時間、鹿沼駅からは40分ほどの場所にあります。
住所 | 〒328-0211 栃木県鹿沼市上永野1314 |
営業時間 | 4月〜10月 6:00〜17:00 11月〜3月 7:00〜17:00 |
営業時期 | 通年営業 |
電話番号 | 0289-84-0306 |
定休日 | 毎週木曜日 |
料金 | 〈キープ券〉 1日券 4,000円(20匹まで) 午前券/午後券 3,000円 (15匹まで) ※午後券は12時より販売 レディース・中学生以下 2,500円(10匹まで)〈リリース券〉 1日券 3,500円 |
釣り場の形態 | ポンド |
釣り方 | ルアー・フライ |
駐車場 | あり |
公式URL | https://kaminagano-fishing.com |
《地図》
鹿沼市の山あいの静かな場所にある
鹿沼市を山のほうに入っていった静かな住宅地にある上永野フィッシングリゾート。
住宅地といっても、おうちよりも田んぼや畑のほうがたくさんあるような、山の中にある小さな集落のようなそんな場所です。
横には 永野川 が流れています。
川を挟んだ向こう側は山しかないため、 とてもロケーションが良い気持ちのいい管理釣り場です。
ルアーとフライのみ!エサ釣りはNG
ポンドは2つありますがいずれもルアーまたはフライのみになっており、エサ釣りをすることはできません。
上永野フィッシングリゾートのレギュレーション
上永野フィッシングリゾートのレギュレーションは以下のとおりです。
ルールを守って気持ちよく釣りができるよう、しっかり確認してから出かけましょう♩
- 竿の使用は1本(持ち込み本数は制限なし)
- ルアー・フライ・テンカラ以外は禁止
- バーブ・イカリ針・マラブーを除く、ワーム・パワーエッグ・タコフライ・トレーラー・ソフトルアー・引っ掛け釣り・ルアータックルを用いてのフライの使用等モラルに反する釣りは禁止
- 1度ビク・スカリ等に入れた魚のリリースは禁止
- リリース券の場合は陸に魚をあげず魚体に素手で触れないこと
- キープ匹数を超えたらリリースすること、入れ替えは禁止
公式サイトに記載されているレギュレーションは主にこのような感じです。
“リリースできない場合はキープ券を購入するべし” といった内容も明記されていました。
乾いた地面に魚を置いてビッタンビッタンさせるとか、エラから出血してる魚をリリースするとかたま〜に見かけますが、どんな状態でも逃せばいいってものではありません。
健康な状態で元気に帰してあげなければ、たとえ逃してもその魚は死んでしまう可能性が高くなります。
素手で掴んだり地面にずり上げたり、ルアーを持ってぶら下げたりせずにラバーネットを使って水中で掬ってあげて、そのまま水中で針を外してあげれば魚も暴れないし傷つきません。
みんな"バラさないように"という気持ちから急いで水から揚げがちなんですけど、それがかえって暴れる原因になっていたりします。
ランディングしたらまず一呼吸おいて、暫く水に浸けたまま落ち着かせます。
そのまま水に浸けた状態で針を外してみてください。
魚は水の中にいたほうが圧倒的に静かにしていてくれるのでおすすめの方法です。
レギュレーションは変更されることもあります、必ず公式サイトか現地で確認をしてから釣りをしましょう。
上永野フィッシングリゾートで釣れる魚たち
まず上永野フィッシングリゾートではどんなお魚たちを釣ることができるのでしょうか?
私もすべては釣ったことがないので、公式サイトや釣り友からの情報を頼りに、上永野で釣ることができる魚種を調べてみました!
レインボートラウト
管理釣り場の定番!塩焼きが美味しいみんなの人気者、レインボーさん!
余談ですが、私は生まれが岩手県なのですけれども、向こうだと誰もレインボーなんてカッコ良く呼ばないんですよね…ニジマスです、ニジマス!
関東に出てきて初めてレインボートラウトというワードを聞いた私は、それがニジマスのこととは知らず、七色のような派手な魚を想像しました。
さすが都会にはいろんな鱒がいるもんだなと。
真実に気づいた時は驚きましたね。
レインボー…虹…虹鱒…そのまんまじゃん!って。笑
ブラウントラウト
上永野のブラウンさんは、クリーム色っぽかったり、バナナイエローっていう感じの、色が薄〜い子が多いです。
北海道の川とか、栃木の中禅寺湖で釣れるブラウンはもっと黄色みが強かったりシルバーだったりとにかくパキッとした色をしていますが、ここのブラウンはまるで違う魚のように見えます。
イワナ
ボトムを這うものをアグレッシブに追いかけ回すヤンチャ者のイワナさん。
管理釣り場では色んな種類と交配してハーフがたくさん生まれるので、何と何の子か見分けがつかないこともしばしば。
ドナルドソントラウト
大型化するよう品種改良されたニジマスで、最大急は1mを超えるようです。
上永野にはさすがに1mを超える子はいないように思いますが、たまにぬぅっと姿を見せる巨大な影はおそらくこのドナルドソンではないかと思います。
私はまだ釣ったことがないですが、さぞかしよく引くんだろうなぁ…
ブルックトラウト
これは!私が1番大好きと言っても過言ではないブルックトラウトです!!(興奮)
持ち帰られることが無いからなのか?上永野にはブルックさんがやたらと沢山います。
自然化でも非常に純心なブルックさん、やはり管理釣り場でも無邪気にルアーに興味を示します。
いつも下手っぴの私と遊んでくれるとってもいい子たちです。
ジャガートラウト
イワナとブルックトラウトが交配して生まれるのがジャガートラウトです。
派手めなイワナというか、薄めなブルックというか…
尾びれに斑点が無いのが際立った特徴みたいです。
地上から見分けるのは結構難しい…。
上永野フィッシングリゾートの公式サイトには紹介がありませんが実際はいらっしゃいます。
タイガートラウト
ブラウントラウトとブルックトラウトが交配して生まれるのがタイガートラウトです。
この子はもう、地上からだろうが空中からだろうが一発で見分けられますね。
派手!その名の通り、とにかく派手なトラ柄!毒々しいほどに明瞭な模様をしています。
不思議なのはブラウンにもブルックにもさして似ていないということ…強いて言うならブルック寄り…?生き物って不思議ですね。
この子も上永野フィッシングリゾートの公式ホームページには紹介がありませんが実際はいらっしゃいます。
ヤマメ
里川や渓流でお馴染みのヤマメさんです。
上永野にいるのはサイズは小さくとも銀色みがかった体をしていてサクラマスっぽい子ばかりです。
しっかりヤマメっぽい子も釣れるのでしょうか?今のところ私はまだ見たことがありません。
サクラマス
上永野にはサイズが控え目なサクラマスがたくさんいます。
私は釣った魚をあまり食べないほうなので、あまりこの魚の美味しさに詳しくないのですが、海に降ったサクラマスはすんごく美味しいんですよね?
管理釣り場で釣る子も美味しいのかしら?
ヤシオマス
知る人ぞ知る、栃木ではお馴染みの美味しいヤシオマス!
みんなこぞってこのヤシオマスさんを狙い嬉々と持ち帰ります。
私は先日、お友達にご馳走になって初めてお刺身でこのヤシオマスを食べたのですが……めっちゃくちゃ美味しくってほっぺたが落っこちるかと思いました。
そりゃあみんな晩酌の肴にしようと一生懸命狙うわけですよ、納得!
上永野フィッシングリゾートのポンドをご紹介
上永野フィッシングリゾートには2つのポンドがあります。
小さい方はルアー専用のポンド、大きい方はルアーとフライのポンドというふうに分かれています。
2つのポンドは魚道の役割を果たす沢で繋がっていて、頑張れば行き来できると見せかけて多分ほとんど行き来できないようになっています。
先日も1匹のブルックが魚道で格子にすっぽり挟まって前にも後ろにも行けなくなっていたので救助したなんてことがありました。
ルアー・フライ・テンカラのメインポンド
流れ込みが2箇所 、 流れ出しが2箇所 あります。
その周りには魚たちがたくさん溜まっていて、特に流れ込みの周辺には早くから来ている人が我先にと陣取っているイメージ。
ちらちらと様子を伺っているとやはりよく釣れている気がします。
ルアーマンとフライマンの比率は半々くらい。
ややフライマンの方が多いかな?という感じです。
椅子に座って1箇所で粘る人もいれば、忙しなくランガンする人もいて色々。
いかにもベテランっぽい貫禄のある年配者もいれば、若いカップルがいたり、賑やかな男子グループがいたりと、初心者や新参者でも気後れせずに楽しめそうな雰囲気です。
ときどきぶさ可愛いニャンコが釣れた魚を狙ってきます。
魚を食べ慣れてる飼い猫はそのうち美味しい魚しか食べなくなるってよく聞くけれど、もしかしてこの猫もヤシオマスしか食べなかったりして。
ルアー専用のサブポンド
サブポンドのほうはメインに比べたらだいぶ小さめのポンドで人も少なめ。
流れ込みが2箇所 あります。
どこかに流れ出しの配管があるんでしょうが、地上からは確認できません。
メインポンドとは違い、岸がスロープ状になっているので水際まで魚がチェイスしてくる様子がよく見えます。
ハッキリとした理由は分かりませんが、メインポンドのほうが魚の反応が良い感じがしました。
個人的には木が植わっているロケーションが写真に映えるので、見た目はサブポンドのほうが好きだったりします。
上永野フィッシングリゾートの施設をご紹介
上永野フィッシングリゾートには大きな管理棟があり、営業時間中はいつでも室内で休憩をすることが出来ます。
冬は薪ストーブに火が灯っていて中はポカポカ、男女別の清潔なトイレもあります。
ランチもやっていて、お昼時は温かい美味しい食事が楽しめる食堂でもあります。
予約制のランチが美味しい
上永野フィッシングリゾートを知る人が口々に言うのが「 ランチは必ず食べろ 」です。
私も美味しいご飯には目がないので、上永野に行こうと思ったのはほとんどそれが目的だった記憶があります(笑)
常連さんオススメの「うどん定食」には、豪華な天ぷらがついて小鉢もついて1,000円です、安い!
冬季限定のもつ煮定食もめちゃ旨だそうです。
ランチを食べたい人は 朝10時まで に受付に申告をしておく必要があります。
受付時に直接カウンターで予約をしましょう。
10時以降に到着する場合は予め電話で予約をしておきましょう。
無料の珈琲やおやつがある
管理棟にはいつでも飲んで良い無料 の珈琲やお茶、紅茶が置いてあります。
いつでも珈琲が飲めるのはめちゃくちゃ嬉しいです!
寒い中釣りしているとついついポカポカの室内に珈琲休憩に戻りたくなってしまいます。
しかもお菓子までご自由にどうぞで置いてあります、優しいです。
先日はミカンまで置いてあってついつい2個3個と手が…(ミカンって食べ始めると止まらなくなりますよね)
ルアーやフライが販売している
上永野オススメの ルアーやフライが販売 されています。
手持ちのルアーじゃ釣れないな〜困ったな〜っていう時は思い切ってここで買ってみたらいいかも。
そのほうがきっと1日が充実するはず。
魚を捌く水道がある
水道も完備 されているのでその場で捌いて持ち帰ることができます。
営業終了時間よりも少し早い16時頃まで使用ができるようです。
持ち帰る魚は早めに処理するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか♩
今回は栃木県鹿沼市の『上永野フィッシングリゾート』をご紹介しました。
上永野フィッシングリゾートは豊富な魚種と、食堂の美味しいランチが魅力の管理釣り場です。
これから寒さが厳しくなるにつれて活性が高くなる上永野フィッシングリゾートで、冬季ならではのトラウトフィッシングを楽しみましょう!
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