- 連日、記録的な猛暑が続き、外出先での水分補給が欠かせない。持ち運びに便利なクーラーボックスを探している
- 子ども達もいるから、持ち運びだけでなく、容量を確保したクーラーバッグが欲しい
- デイキャンプでも使用でき、長時間保冷タイプのクーラーバッグが欲しい
ハードタイプのクーラーボックスと比べて、保冷効果は劣るものの、折りたためて持ち運びが便利、さらにはハードタイプよりも安価に購入できるなど様々なメリットが。
この夏の熱中症対策にもぜひ参考にしてください。
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目次
ソフトクーラーバッグの特徴について
クーラーボックスには大きく分けて「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
このうち、ソフトタイプのクーラーボックスのことを「ソフトクーラーバッグ」とも呼びます。
ソフトクーラーバッグは、硬いクーラーボックスと比較をして、非常に柔らかい断熱材で作られた保冷バッグのことで手持ちベルトや肩ベルトがあり、バッグのように持ち運べます。
主な特徴は以下の通りです。
- 特徴①:保冷力はハードタイプより劣ります
- 特徴②:折りたたみ式で持ち運びに便利
- 特徴③:価格はハードタイプより安価
- 特徴④:ハードタイプと併用すれば持ち運び用のサブクーラーとして活躍
1つずつ見ていきましょう!
特徴①:保冷力はハードタイプより劣ります
断熱材がしっかりしているハードタイプのクーラーボックスと比較し、ソフトタイプは非常に断熱材が柔らかく、保冷効果はハードタイプより劣ります。
ただ、商品によっては42時間保冷効果が持続するものもありますので、購入前にはしっかり検討したいところです。
特徴②:折りたたみ式で持ち運びに便利
とにかくソフトクーラーバッグは、軽量です。
その上、折りたためる商品が多く、バッグのように手持ち用のベルトやショルダーベルトが付いているため持ち運びに便利。
車移動の際も、ハードタイプより場所を占領することがありませんし、登山やハイキングなど歩いて移動する際にもハードタイプより軽量であるため、持ち運びやすいです。
もちろん使わないときは、折りたたんで収納できますよね。
特徴③:価格はハードタイプより安価
ハードタイプのクーラーボックスは、保冷力や容量によって高いものだと、数万円以上するものも。
一方で、ソフトクーラーバッグは、安価なものだと数千円、高いものでも1万円前後。
数日間のキャンプならハードタイプとの併用が必要ですが、デイキャンプや日帰り旅行なら、安価なソフトクーラーバッグで十分ですね。
特徴④:ハードタイプと併用すれば持ち運び用のサブクーラーとして活躍
ソフトクーラーバッグはハードタイプと併用できるのも最大の特徴ではないでしょうか。
たとえば、ベースキャンプで大人数で使用する場合には、容量が大きく保冷力のあるハードタイプをメインに使用し、ベースから離れ釣りや周辺の散策を楽しみたい場合には、ソフトクーラーバッグに詰め替えることも可能。
このように、ハードタイプとソフトタイプを併用することで、より便利な使い道が生まれます。
ソフトクーラーバッグの選び方について
ハードタイプと比較し軽量で持ち運びがしやすく、価格も安価な「ソフトクーラーバッグ」。
しかし、ハードタイプよりも保冷力が劣る、表面が柔らかい素材を使用しているため衝撃に弱いという特性もあります。
ここでは、ソフトクーラーバッグのデメリットも踏まえながら、選び方についてご紹介します。
ソフトクーラーバッグを選ぶ際は、最低限以下の4つをおさえておきましょう。
- 選び方①:保冷力
- 選び方②:容量
- 選び方③:タイプ
- 選び方④:使い勝手
選び方①:保冷力
ハードタイプのクーラーボックスよりも、保冷力が劣りがちなソフトクーラーバッグ。
それだけに、「保冷力」は重視したいところ。
特に今年のような連日の猛暑が続く中では、氷がどれくらい溶けないかを真っ先に優先しましょう。
ソフトタイプでも42時間保冷力が持続するものもありますので、のちほどご紹介します。
選び方②:容量
ソフトタイプ、ハードタイプ問わず市販のクーラーボックスには、15〜50L前後まで様々な容量の商品が販売されています。
使用用途に応じて、容量を選択するのがベストですが、いまいちピンとこないのも事実。
そこで、一般的なクーラーボックスの目安容量を以下の通りまとめましたので、参考にしてください。
もちろん、実際には飲み物以外も入れますので、あくまで目安でしかありません。
「大人2人+子ども2人」の4人家族でキャンプをするなら、30Lを目安にしましょう。
容量 | 500mlペットボトル | 2Lペットボトル |
15Lの場合 | 15本 | 4本 |
30Lの場合 | 24本 | 6本 |
50Lの場合 | 34本 | 16本 |
選び方③:タイプ
ソフトクーラーバッグといっても「手持ちバッグタイプ」、「ショルダータイプ」、「トートバッグタイプ」、「キャスター付きタイプ」と数多くの種類が販売されています。
それぞれの特徴は以下の通り。
また、ソフトクーラーバッグの中には箱型とトートバッグのように逆台形の形をしたものがあります。
容量と保冷力を確保したいなら、基本的には箱型がオススメ!
手持ちバッグ | ショルダー | トートバッグ | キャスター付き |
普段使い:◎ | 普段使い:◎ | 普段使い:◎ | 普段使い:△ |
移動距離:短い | 移動距離:中〜長距離対応 | 移動距離:短い | 移動距離:長距離対応 |
選び方④:使い勝手
クーラーバッグの上部に小窓が付いており、大きく蓋を開けることなく、欲しいものを取り出せるもの。
キャスター付きで駐車場からの移動が苦にならないもの、密閉性が高く冷気が漏れにくいものなど、ソフトクーラーバッグにも使い勝手を重視した様々な種類があります。
容量や保冷力を重視しながらも、実際に使うシーンをイメージして、購入を検討してみてください。
【25〜30L】普段使いに最適!ソフトクーラーバッグおすすめ8選
ここからは、3〜4人用に最適なソフトクーラーバッグのおすすめを8商品ご紹介します。
3〜4人用ではありますが、「食材をある程度、詰め込む必要がある」「熱中症対策に水分は多めに持ち込みたい」など、ソロキャンプ用にもおすすめです。
Coleman(コールマン) アルティメイトアイスクーラー II/25L
商品名 | アルティメイトアイスクーラーII/25L(アクア) |
サイズ | 約42×32×高さ33 cm |
収納サイズ | 約42×16×高さ33 cm |
容量 | 約25ℓ |
重量 | 約1.3kg |
材質 | TPE加工ポリエステル
ポリエチレン(フォーム) PETアルミニウム(取り外しライナー部分) PEVA(ライナー) |
保冷力 | 42時間 |
タイプ | 手持ち・ショルダー両方可 |
価格 | メーカー公式価格:6,480円(税込) Amazon目安価格:6,480円(税込) |
特徴 | 小窓から必要な分だけ出し入れ可能 |
アウトドアの総合メーカー「コールマン」のソフトクーラーバッグ。
20mmの断熱材を使用しており、氷を約42時間溶かさずに保持できる保冷力に優れたソフトクーラーバッグです。(条件等による)
持ち手が付いているほか、ショルダー用のベルトも装備しているため、駐車場から離れた場所でキャンプを行う場合も負担が少ないです。
さらに、上部には小窓が付いていて、大きく蓋を開閉せずに欲しいものだけ取り出せるので、中の冷気を逃しません。
また、インナーライナーが取り外せて洗えるのでお手入れも簡単です。
25Lのほか、35Lの大容量のものもあります。
▼状況に応じて47時間保冷力が持続する35Lも検討しよう!
Coleman(コールマン) デイリークーラートート/25L
商品名 | デイリークーラートート/25L |
サイズ | 約52×22×高さ35cm |
収納サイズ | 約52×3×高さ35cm |
容量 | 約25ℓ |
重量 | 約500g |
材質 | ポリエステル、PEVA(ライナー) |
保冷力 | 約半日 |
タイプ | トートタイプ |
価格 | メーカー公式価格:2,990円(税込) Amazon目安価格:2,470円(税込) |
特徴 | 2Lペットボトルが6本も収納可! |
同じくコールマンから販売されているトートバッグタイプのソフトクーラーバッグになります。
コスパ最強でありながら、半日以上は保冷力が持続することもあり、非常に人気の商品。
見た目も可愛いデザインのため、キャンプやピクニックだけでなく、買い物や公園へ遊びに出かけるとき、さらには運動会などの行事にも活躍します。
トートバッグタイプのため、容量は大丈夫なの?と感じるかもしれません。
しかし、2Lペットボトルであれば6本、350mlペットボトルであれば30本もたっぷり収納可。
カラー展開も、ピンクを基調としたピーチと青を基調としたミントの2種類。
大きさも25Lのほかに、15Lと5Lもラインナップしています。
▼15Lもラインナップしてるから用途に応じて使い分けよう
LOGOS(ロゴス)ハイパー氷点下クーラーL
商品名 | ハイパー氷点下クーラーL |
サイズ | 約39×30×29cm(内寸約33×26×24cm) |
収納サイズ | 約39×12.5×30cm |
容量 | 約20ℓ |
重量 | 約1.5kg |
材質 | EVA、PP、PE、PVC、ナイロン |
保冷力 | 別売商品「氷点下パック」との組み合わせで、アイスクリームを最大11時間保存可能。 |
タイプ | ショルダータイプ |
価格 | メーカー公式価格:9,900円(税別) Amazon目安価格:10,450円(税込) |
特徴 | アタッシュケースのように折りたたみ可能&高い保冷力 |
ロゴス の「ハイパー氷点下クーラーL」は、別売の同社「氷点下パックGT-16℃」と併用することで、保冷効果が向上しアイスクリームを最大11時間保存できるというスグレモノ。
さらに、500mlペットボトルを16本と氷点下パックが入る大容量も魅力の1つ。
見た目は、非常に大きいように感じますが、使わないときはアタッシュケースのように薄く折りたためるので、持ち運びにも困りません。
ソフトクーラーバッグの中でも、高い保冷力を誇る商品です。
今回ご紹介しているタイプは、Lサイズですが、この他にもSLサイズやMサイズ、XLサイズもあるので使用用途に合わせて購入すると便利です。
▼Lサイズのソフトクーラーバッグと氷点下パックをセットで購入すればさらにお得!
(以下セットは、氷点下パックGT-16℃ではないため注意)
FIELDOOR(フィールドア) キャスター付きソフトクーラーボックス
商品名 | キャスター付ソフトクーラーボックス |
サイズ | 約44×35×41 cm |
収納サイズ | 約48×38×18 cm |
容量 | 約32ℓ |
重量 | 約2.4kg |
材質 | ナイロン / 発泡ポリエチレン / ポリエチレン酢酸ビニール / アルミ他 |
保冷力 | 当商品を使用しない場合と比較し、3時間後に12.8℃の温度差。 |
タイプ | キャスター、ショルダータイプ |
価格 | メーカー公式価格:記載なし Amazon目安価格:3,400円(税込) |
特徴 | キャスター付きで移動時の負担軽減 |
キャリーが付いたソフトクーラーバッグです。
32Lの大容量で、2Lの正方形型のペットボトルであれば8本も収納でき、ファミリーでの使用も安心。
バッグいっぱいに入れるとかなりの重さですが、キャリーが付いているので移動が楽です。
断熱材の厚さが約10mmもあるため、保冷効果も長続き。
上部には小窓もついており、そこから中身を出し入れすることで、冷気を逃しません。
コスパ最強ながら、使い勝手が抜群です。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) スーパーコールドクーラーバッグ 25L
商品名 | スーパーコールドクーラーバッグ 25L |
サイズ | 約38×29×29 cm |
収納サイズ | 約38×29×11.5 cm |
容量 | 約25ℓ |
重量 | 約1.08kg |
材質 | 記載なし |
保冷力 | 記載なし |
タイプ | ショルダータイプ |
価格 | メーカー公式価格:7,000円(税別) Amazon目安価格:4,180円(税込) |
特徴 | 上部が硬くテーブル代わりに |
折りたたみ可能なソフトクーラーバッグですが、内面に補強版を入れることにより上部がテーブルになります。
カップを2つ置けるガイド付きで、軽いものや小物などをのせることも可能。
カラーはホワイトとブラックの2種類で大きさも25Lのほかに、43Lの大容量のものもあります。
25Lであれば、2Lペットボトルを2本、菓子パン6個、保冷剤を入れても余裕の容量。
THERMOS(サーモス)ソフトクーラー/REQ-020
商品名 | ソフトクーラー REQ-020 |
サイズ | 約30×23×34cm |
収納サイズ | 記載なし |
容量 | 約20ℓ |
重量 | 約700g |
材質 | 外生地/ポリエステル (表面ポリウレタンコーティング)、内生地/PEVA、クッション (断熱材)/ポリウレタン・発泡ポリエチレン・ポリプロピレン不織布 |
保冷力 | 4℃の冷水を外気温40℃で8時間放置しても、10℃前後の上昇に維持。 |
タイプ | ショルダータイプ、キャリーカート用スリット付き |
価格 | メーカー公式価格:オープン価格 Amazon目安価格:1,818円(税込) |
特徴 | 老舗メーカーの信頼の品質 |
100年以上もの歴史を誇る魔法瓶の老舗サーモスのソフトクーラーバッグです。
保冷性能にこだわって5層構造の複合断熱材アイソテック2を採用しています。
保冷剤を入れるメッシュポケットや折りたたんだ時に便利なゴムバンド、カートに取り付け可能なスリットが付いていて使い勝手も抜群。
20Lサイズではありますが、500mlペットボトルなら19本、2Lペットボトルなら6本サイズが収納できる大容量。
コスパも最強なので、1つ所有しておいて損はありません。
山善 マグリプスクーラー 20L
商品名 | マグリプスクーラー(20L) |
サイズ | 33×23×31cm |
収納サイズ | 記載なし |
容量 | 約20ℓ |
重量 | 約800g |
材質 | 外側:ポリエステル
内蓋:アルミ蒸着PVCシート 中材:発砲PE 8mm・15mm 内袋:EVAシート 底板:PE ベルト:PP |
保冷力 | 記載なし |
タイプ | ショルダータイプ |
価格 | メーカー公式価格:記載なし Amazon目安価格:3,443円(税込) |
特徴 | 保冷性能をUPさせる二重の蓋を装備 |
内装のアルミ素材と蓋が二重になっているため保冷力を高めています。
外側の蓋はマグネットにより開閉がスムーズにでき、さらに密閉度が高いのが特徴。
バンジーコードもついているため、小物の収納にも便利ですよ。
容量20Lのほか10L、35Lがあります。
▼マグネット式の蓋付きだから開閉もラクラク!
TAKAMIYA(タカミヤ) REALMETHOD ビッグフィッシュクーラーバッグ
商品名 | REALMETHOD ビッグフィッシュクーラーバッグ |
サイズ | 24×120×高さ56cm(上部折りたたみ時の高さ36cm) |
材質 | ポリ塩化ビニル |
タイプ | 手持ちタイプ |
価格 | メーカー公式価格:16,800円(税込) Amazon目安価格:14,161円(税込) |
特徴 | 釣り用に大型魚を持ち帰る際に重宝するバッグ |
これまでは、食材や飲料水を保冷する目的でソフトクーラーバッグをご紹介しましたが、今回はちょっとかわった魚を持ち帰れるクーラーバッグです。
全長120センチで、釣ったヒラマサやカンパチ等の大型魚を収納できます。
素材がポリ塩化ビニルで手入れもしやすく水抜き用のドレインも完備。
使わないときは、折りたたんで収納できるため、大型魚を持ち帰るときにどうしたら良いの?と困る心配がありません。
▼釣った大型魚を持ち帰れる重宝するクーラーバッグ
性能アップ!ソフトクーラーバッグの便利な使い方
アウトドアでソフトクーラーバッグやハードクーラーボックスを使う時に大切なことは蓋を開ける回数を少なくし、開閉時間を短くすること。
いくら保冷性が高くても常温の空気がたくさん入ってはクーラー内の温度が上がり保冷力も低下します。
そこでソフトクーラーバッグを使った便利な使い方を紹介します。
小分けにして収納
100円ショップなどの安価で小さなソフトクーラーバッグを複数用意しましょう。
そして、使うタイミングが異なる複数の食材を分けて入れます。
ポイントは、保冷剤も個別に入れておくこと。
また、入れたものを判別するために、テープにマジックで食材名を書いてバッグに張っておくとより便利です。
小分けした100円ショップのクーラーバッグを、メインのクーラーボックスや大きめのソフトクーラーバッグに入れます。
使う時に蓋を開けて必要なものだけ取り出せば、他のものが常温の空気に触れず、温度上昇を抑えることができます。
クーラーinクーラーで保冷効果UP
ソフトクーラーバッグは入れたものにあわせて折りたためるものもあるので、クーラーinクーラーに適しています。
飲み物や野菜などはそのままメインのクーラーボックスへ入れ、氷や生ものはソフトクーラーバッグに入れてさらにメインのクーラーボックスへ入れるといった二重の使い方が可能。
ソフトクーラーバッグをうまく使うことで保冷効果を高めることができます。
まとめ:連日の猛暑をソフトクーラーバッグで乗りきろう
連日、記録的な猛暑が続いていますが、そんなときこそ持ち運びに便利なソフトクーラーバッグが活躍します。
デイキャンプやピクニック、登山などの他に買い物や運動会など普段使いでも重宝するので、ぜひ検討してみてください。
様々な容量のクーラーバッグがありますので、使用用途や状況に応じて購入しましょう。
▼夏場のアウトドアは熱中症予防が重要