季節は、5月に入って暖かく感じられる日も多くなり、そろそろバス釣りに出かけようかと胸を躍らせている方も多いのではないでしょうか。
3 月後半〜5月と言えばバスにとって「スポーニング(産卵)」の時期、産卵を控えたグッドコンディションのバスが狙えることもあり、アングラーにとっては1年を通して最も期待の高まる時期とも言えます。
とはいえ、水温もまだ低めで安定せず、バスの活性の低さから、せっかく訪れたチャンスを逃してしまった!という方も多いはず。
このようなワンチャンスを確実にモノにするには、技術も必要ですが、まずはタックルセッティング、特に日ごろ使っているフックの見直しをすることをおすすめします。
今回は、どのようなフックが良いのかと悩んでいる方のために、筆者が日ごろ使っているおすすめのオフセットフックを厳選!
人気の「ハヤブサ」ブランドから、特に使用頻度の高いものを3選ご紹介します。
この記事に目を通せば、春のスポーンバスに確実に一歩近づけるはず!改めてフック選びの大切さが理解できるでしょう!
まずは、オフセットフックとは、何ぞや?という所から解説します!
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目次
オフセットフックの魅力
バスフィッシングで使われるフックの種類には、多くのものがあり、最も一般的に使われているのが「オフセットフック(ワームフック)」と呼ばれるもの。
ビギナーからベテランアングラーまで、すべてのシチュエーションをカバーできる汎用性の高いフック形状。
もともとは、米国由来のルアーフィッシング用に開発された針で、今では日本国内のバスフィッシングにおいて、なくてはならない重要なタックルの1つとして重宝されています。
オフセットフックとは?
オフセットフックは、ワームと呼ばれる樹脂製のソフトベイトに頭から差し込んで使うのが一般的。
他のフックと大きく異なる点に、ラインアイの下にクランクと呼ばれるZ型をした凸形状を携えており、マス針やチョン掛け用に使われる針と比べると、はるかに使いやすいという利点があります。
ルアーを多用するバスフィッシングならではに開発された特殊なフックで、初心者の方には、入門用として絶対の信頼を置くフックと言えるでしょう!
オフセットフックの特徴
この針の最大の特徴として挙げられるのが、Z型のクランク形状からもたらされるワームのズレを最小限に抑えるという最大の恩恵。
ネコリグなどに使われるマス針などでは、ルアーの魅力的なアクションとは引き換えに、どうしてもワームがズレてしまいがちですが、オフセットフックなら少々果敢に攻めても大したズレにはつながりません!
また、特殊な形状であることからウィードレス効果が非常に高く、ヘビーカバーやストラクチャーなどをガンガン攻めても、他のフックに比べて根掛かり回避性能が高いのが特徴です。
セッティングにも時間を要さず、バーサタイルに使用できる万能型フックと言えるのでおすすめです。
バス釣りにはハヤブサフックがおすすめ!
昨今では、様々な釣り具メーカーからオフセットフックが販売されていますが、中でも「ハヤブサ」ブランドのフックは、絶対の信頼を置く一級品!
「ハヤブサ」は釣り針メーカーで、バス用フック以外にも多くの釣りジャンルに精通している伝統あるブランドです。
バサーの方であれば、1度は耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
独自の製品開発技術を用いて作られた針は、確実にバスの口を貫き、バラすことなく手元まで引き寄せます。
特に貴重な1匹が釣果を分けるタフコンディション下においては、キャッチ率が格段に上がるため、トーナメントなどでもこのブランドを信頼して使っているバスプロもとても多いです!
ハヤブサフックをおすすめする理由
筆者は、長年バスフィッシングシーンにおいて信頼と実績のあるハヤブサブランドを推奨していますが、開発コンセプトやブランドメーカーとしての技術・素材に至るまで、それらの全てが釣果につながる根拠として挙げられるのではないかと思っています。
ハヤブサフックに隠された「釣れる秘密」はざっと以下のような感じ♪
開発コンセプトは「10年先も遜色なく使える」ものづくり
フックメーカーとして将来的なクオリティーをも視野に入れた開発コンセプト。
「10年先も遜色なく使える」スタンダードの追求は、限りなく良い素材・技術を駆使した結果に生まれるスピリッツ。
数々のフィールドテストを繰り返し、数値化された多くのデータに基づいたモノづくりに対する姿勢が、現在のハヤブサブランドを築いています。
魚の口を貫く原理とフッ素コーティング
フックが魚の口に刺さる時、単に針掛かりするのではなく、明確な原理が存在します。
実は魚がルアーを咥えた際、一瞬針は伸びますが、伸びた金属が戻ろうとする性質により魚の口を貫通し、しっかりとしたフッキングに持ち込めるのです。
ハヤブサフックは、様々なシチュエーションや釣り方に応じた数々のフックを手掛けていますが、どのフックも針の特性を重視して、このフッキングの原理を最大限に活かせるように開発されています。
また、特に「フッ素コーティング」加工は、着目すべき技術特性。同加工が成されていないラインナップと比較すると、なんと平均で20%も摩擦抵抗を軽減。
貫通力のさらなる向上が期待できます。
魚のキャッチ率を上げる様々な仕掛け
その他には、フックの焼き方にもこだわり、特に針先の鋭さの加工には、ロングテーパーにしたり松葉先に変えるなど、多くの工夫が施されています。
素材は単に硬いものと位置付けず、耐久性のあるものを重要視。伸びても折れにくいフックを作ることを基本とし、刺さりに特化したバランスを考えながら1つひとつ丹念に作られているのが特徴です。
筆者がハヤブサフックをおすすめする理由
バスフィッシングは、天候・季節・フィールド条件・その日のコンディションなど全ての要因が重なって初めて1匹を手にできる釣り。
1日中釣り歩いても、アタリすら取れないことも多々ありますよね。
そんな時でも筆者は、このハヤブサフックを使うことでわずかなショートバイトをモノにすることができ、貴重な1匹を手にすることができたのも事実。
今では、フィネスな釣りを展開するうえで、なくてはならないアイテムの1つとなっています。個人的におすすめする理由としては、以下のような感じ♪
確実にバスの上顎を捉え、鋭く突き刺さる!
理屈だけでは語れないほど実際に使っても針先の鋭さはピカイチ!
魚のアタリに軽くアワセただけでも確実にバスの上顎を捉え、鋭く突き刺さります!見事なまでのフッキング性能。
知名度抜群!折り紙付きのクオリティー
バスフィッシングに精通している方なら誰もが知っているハヤブサフック。
多くのトーナメンター達に愛用されているフック界の高級ブランド。
超有名バスプロ監修のもとに考え抜かれて作られた、釣れる理論を具現化!
釣れる!バレない!身切れしない!
もちろん、筆者は今までにグッドコンディションの魚をバラしてしまうという痛い思いを何度も経験しています。
かつて初心者時代に安価なフックを使用していたころ、手元まで引き寄せたは良いが、なぜか痛恨のバラシの連発!
ハヤブサフックに変えたところ、途端にこのようなミスが激減。
ファイト時の魚の口先の身切れすら減ったように感じます!
感度が良好!
特にハヤブサのオフセットフックは、水中で低重心姿勢を保つため、根掛かりしづらいウィードレス効果を高めるばかりか、ボトムの感度にも影響。
わずかなショートバイトすら感知し、ストレスなく即掛けまで持ち込めます。
バス釣りでおすすめのハヤブサ「オフセットフック」3選
初心者でもバイトさえ取れれば、確実にバスをゲットできる筆者おすすめのハヤブサ「オフセットフック」を厳選♪
ベーシックモデルを基本に、実績のある3つのラインナップをご紹介します。
変幻自在のベーシックモデル「TNSオフセット」フック
こちらは、世界を股に掛けるバスプロ「並木敏成」氏監修のもと、リリースされている高い基本性能を備えたスーパースタンダードモデル。
どのような形状のワームにも対応できるよう、クランク部を少し上に向かせることでズレを防止。
また、ラインアイとフックポイントの絶妙なバランスが、魚のバイトに瞬時に対応。
フッ素コーティング加工で素早くバスの上顎を貫きます。
▼まずは揃えておきたいTNSオフセットフック一覧
パワーフィッシングに対応する並木理論「TNSオフセットHEVY DUTY」モデル
ヘビータックルを用いて展開するパワーゲームに対応する「並木理論」が具現化されたモデル。
「TNS」の基本形状を維持しつつも、よりバルキーなワームを装着できるようクランク部の長さを調節。
フッ素コーティング加工で刺さり重視に重きを置くとともに、ヘビーワイヤー仕様でデカバスの分厚い口を一気に貫く特殊形状。
カバー奥に入り込んだモンスターバスを引き出すのに是非、おすすめのひと品。
▼パワーフィッシングを想定するならTNSオフセットHEVY DUTY
溜めて食わせるオフセットフック「ワーム951」モデル
ショートシャンクとワイドゲイプが特徴の「ワーム951」モデルは、より繊細に誘い、溜めて食わせるスーパーフック。
別名「食わせのオフセット」とも呼ばれています。
その特異な形状から、じっくりとトルクをかけ、十分に食い込ませてから一気にフッキングを決めたいシーンに有効。
冬場のタフコンでのショートバイト時はもとより、スレ切ったフィールドでのヘビーカバー狙い、足元のレイダウン際に潜む大型バスをじっくり誘うなどシビアなバスに特に威力を発揮します。
こんな場合はフックの交換を…
いくら素晴らしいフックと言えど、完璧なフックというものは存在しません!
使い方や釣れる魚、保管方法の違いにより、当然破損してしまうことも多々あります…。
破損してしまった場合は、躊躇せず、直ちに新しいものと交換してくださいね!
予期せぬ大物とのファイトのあと…
フィールドでは、ブルーギルやキャットフィッシュ、ライギョ、ニゴイなど、バス以外にも様々なフィッシュイーターがルアーにアタックしてくることがあります。
簡単にキャッチできるほどの大きさの個体ならまだよいのですが、時にロッドが折れてしまいそうなほどの大物が掛かることがあり、注意が必要です!
当然、その後のフック形状は、無残な姿に…。
劣化したフックは使えない!
保管方法の違いにより、時にフックが錆びてしまったり、変形してしまうことがあるかもしれません…。
一番よい保管方法は、新しいフックと1度使ったフックは別々に収納し、分別しておくのが理想。
使用したことのあるフックは、水分を十分に取り除き、コーティング剤などを振りかけておけば長く使えることを知っておいてください。
錆びて劣化してしまったものなどは、再び使うことはできません。
↓ちなみに、サビてしまったフックを黒サビに変換し、そのままサビ止めとして使用できる優れものがあります!ぜひ、フックのお手入れとしてご使用ください。
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まとめ
バスフィッシングで有名なハヤブサ「オフセットフック」は、トップクラスの釣果を叩き出せる秘密のアイテム♪
多くの著名バスプロ監修のもと、フィールドや釣り方にマッチした豊富なラインナップが魅力です。
今回ご紹介した以外にも、釣れる要素のギッシリ詰まったバス用フックが、釣具店には所狭しと並んでいるはずです。
今までに、ワンチャンスをモノにできずに後悔した苦い経験のある方は、是非この機会にハヤブサ「オフセットフック」を試してみてはいかがでしょうか。
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