日光国立公園の中にある奥日光には、大自然に育まれた観光施設がたくさんあります。
華厳の滝・中禅寺湖・戦場ヶ原・湯滝・湯ノ湖などなど素晴らしい所が数多くあります
その中でも、奥日光の一番奥にある湖「湯ノ湖」は、大自然に囲まれた中にあります。
湖畔には、沢山の温泉ホテルが建ち並び訪れる観光客のリゾート地となっています。
湯ノ湖は、ニジマスやヒメマスなどの宝庫でもあり、沢山のアングラーが訪れます。
日本のフライフィッシングの聖地「湯川」では、ブルックトラウトと戯れる事ができます。
また、素晴らしい温泉で疲れた体を温泉で癒す、最高の幸せがここにあります。
今回は、大自然の中の湖畔にある「休暇村日光湯元」をご紹介いたします。
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目次
「休暇村日光湯元」の基本情報

住所 | 〒321-1662 栃木県日光市湯元温泉 |
営業時間 | 12:00~16:00(最終受付15:00) |
営業時期 | 通年 |
電話番号 | Tel.0288-62-2421 Fax.0288-62-2423 |
定休日 | 無休 |
料金 | 大人900円・4才~小学生500円
フェイスタオル(販売150円)・バスタオル(レンタル150円) |
駐車場 | 有 |
公式URL | https://www.qkamura.or.jp/nikko/ |
泉質 | 含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉(硫化水素型) |
<休暇村日光湯元 詳細地図>
「休暇村日光湯元」の特徴
「休暇村日光湯元」の素晴らしい特徴をご紹介します。
「休暇村日光湯元」は、日光国立公園の奥日光の大自然に恵まれた滞在型のレクリエーション・保養施設です。
湯ノ湖湖畔の自然に育まれた森の中にあり、温泉や大自然の中での散策や釣りなどを楽しむ事が出来ます。
特に、温泉も源泉地から引かれた白濁した硫黄泉が有名です。
源泉は、奈良時代(788年)に日光を開山した勝道上人により発見されたという日光湯元温泉です。

玄関を入ると天井の高く、広々としたロビーがあります。
受付カウンターで日帰り温泉のチケット900円を支払い、暖炉の前の洒落た椅子で一休み。

清潔感のある室内は、ゆっくりと旅の疲れを癒すことができますよ!

中廊下の突き当たりには季節の花が置かれ、脇の階段を降りて温泉浴場へ。

こちらの階段を降りると、温泉浴場へ迎えます。
さぁ〜暖簾をくぐりましょう!

浴場入り口から暖簾を潜って洗面脱衣所へ。
ホテルだけあって清潔な洗面台には整髪料やドライヤーなどが整然と置かれています。
脱衣室は結構広く、奥にはロッカーもありました。
床などには塵一つなく明るく清潔な脱衣室でした。

休暇村日光湯元「内湯」の紹介!
浴場はとても広く、大きな窓に面した浴槽には琥珀色の温泉が波々と満たされていました。
洗い場も、石鹸などの備品も整然と置かれとても清潔な浴場です。

琥珀色の温泉がなんとも美しい〜。
効能 | 神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・疲労回復・健康増進 |
泉温・湧出量 | 70.3℃(気温15.0℃) 湧出量330.0 l/min |
泉質 | 含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)
湧出時pH値 6.6(中性) |

浴槽は2面あり、浴槽の奥の湯口からは琥珀色の温泉がこんこんと注がれています。
硫黄泉のためか肌もすべすべ、でも温泉の匂いがちょっときつそうでした。

休暇村日光湯元「露天風呂」の紹介
「露天風呂」は、思ったよりも狭く洋風な作りとなっています。
石張りの扇型の浴槽には、琥珀色の温泉が満たされていました。


奥日光の澄み切った青空の下、心地よい風に吹かれながらのんびりと浸かる露天風呂は最高でした。
下は、内湯から見た露天風呂です。

「休暇村日光湯元」へのアクセス

電車でお越しの場合
浅草駅(東武鉄道特急けごん)1時間50分 ~ 東武日光駅(湯元温泉行バス)80分 ~ 湯元温泉バス停 徒歩7分 ~ 日光湯元休暇村
浅草駅(東武鉄道特急きぬ)1時間50分 ~ 下今市駅・東武日光駅(湯元温泉行バス)80分 ~ 湯元温泉バス停 徒歩7分 ~ 日光湯元休暇村
お車でお越しの場合
日光清滝IC(日光宇都宮道路) ~ 国道120号線(いろは坂経由)約40分 ~ 日光湯元休暇村
東武日光駅から「パーク&バスライドサービス」バスで中禅寺・湯元方面へ行く事も出来ます。
▼バス運賃等はこちらをご参照ください!
奥日光地区の釣り情報
奥日光には、中禅寺湖と湯ノ湖の2つの素晴らしい湖があります。
中禅寺湖は、2万年前に男体山の噴火でできた堰止湖で日本一標高の高い場所にある栃木県最大の湖です。
湯ノ湖は、湯ノ湖の北東にある三岳の火山の噴火によってつくられた堰止湖です。
湯ノ湖からは、湯滝となって湯川に流れ中禅寺湖へと流れ込んでいます。

湯ノ湖の釣り

湯ノ湖では、岸釣りや船釣りでニジマスやヒメマスなどが楽しめます。
解禁当初のエサ釣りでは生イクラや紅サシなどがお勧めです。
遊漁期間 | 解禁日 5月1日から9月30日まで |
遊漁料金 | 解禁日 1日券3,600円 |
- 5月2日〜5月31日 1日券2,000円 午後券1,500円
- 6月1日〜9月30日 1日券2,600円 午後券2,000円
- 原則として、午前7時〜午後5時(日の出から日没まで可)
- 解禁日は午前5時〜午後5時まで
- 制限匹数 20匹 但し、生体持出し禁止
発売所 | 発売日 | 発売時間 |
湯ノ湖釣り事務所
TEL 0288-62-2524 舟釣り券・岸釣り券・湯川券 小学生券・回数券 |
4/30:解禁前
5/1:解禁日 5/2~9/30 |
17:00~21:00
3:00~17:00 6:30~17:00 |
- 午後券は当日の正午から発売します。
- 小学生券は、湯ノ湖及び湯川共通で1人500円です。
- 6枚綴りの回数券(大人用1日券5枚分料金)も販売しています(利用日:5/2~9/30)
- 現場で監視員から釣り券を購入する場合は、1日券のみの取り扱いとなります。
- 現場販売では、手数料として1枚あたり500円(小学生券は300円)を加算させていただきます。
- 舟釣りをされる場合には湯元レストハウス(0288-62-2156)で舟を予約してから釣り券を購入してください。
- 料金はすべて税込となります。
▼詳細は、全国内水面漁業協同組合連合会 日光支所でご確認ください!

湯川の釣り

奥日光の戦場ヶ原は、その昔、男体山の噴火によって湯川が堰き止められて出来た湖と言われています。
ラムサール条約の登録湿地の戦場ヶ原をゆったりと流れるチョークストリームの湯川の素晴らしさ。
1902年、トーマス・グラバーによって初めてブルックトラウト(川鱒)が湯川に放流されました。
日本のフライフィシング発祥地としての湯川で大自然の中に溶け込んでフライを振ってみませんか。
湯川では、洒落たハットにストリーマーを付け、手にはオービスのバンブーロッドとリール。
ベストには、沢山のフライグッズを下げ、胸にはフローティングミッジやニンフ。
アングラーズのチェストハイを身に着け、湯川の上流に向かって、タイトループを描いている。
メンディング操作も素晴らしい。
長崎の「旧グラバー邸」といえば世界遺産登録でも有名な貿易商であり、グラバー商会を設立した「トーマス・ブレーク・グラバー」が住んでいた洋風建築の邸宅です。
トーマス・グラバーは、明治期の産業革命に貢献し、日本近代化の父とも呼ばれている。そして、中禅寺湖に別荘を持ち、釣りを楽しんでいたことは全国的にはあまり知られていない事実。
グラバーが湯川にブルックトラウトを放し今もなお、その末裔が湯川に生息している。
遊漁期間 | 解禁日 5月1日から9月30日まで |
遊漁料金 | 解禁日 1日券3,000円 |
- 5月2日〜9月30日 1日券2,000円 午後券1,500円
- 原則として、午前7時〜午後5時まで(日の出から日没まで可)
- 解禁日は午前5時から午後5時まで
- 制限匹数 キャッチ&リリース
▼詳細は、全国内水面漁業協同組合連合会 日光支所でご確認ください!
中禅寺湖の釣り

中禅寺湖の釣りは、岸釣りと船釣りが楽しめます。
岸釣りでは、ブラウントラウト・レイクトラウト・ニジマスなどが楽しめます。
特に、ボートによるヒメマス狙いのトローリング(ヒメトロ)が有名です。
中禅寺湖解禁日
岸釣り解禁日 | 4月1日(月) |
船釣り解禁日 | 4月20日(土) |
※解禁日は、午前5時花火合図で開始となります。
各解禁日の遊漁券は、前日午後1時より各販売所にて購入可能です!
中禅寺湖遊漁期間
岸釣り | 4月1日(月)より9月19日(木)まで。(湖面東側のみ 但し西側開放は除く) |
船釣り | 4月20日(土)より9月19日(木)まで。(湖面東側のみ 但し西側開放は除く) |
中禅寺湖遊漁時期
岸釣り・船釣りとも、解禁日午前5時から午後6時まで。
- 4月2日~5月14日 午前4時から午後6時まで
- 5月15日~7月31日 午前4時から午後7時まで ※1時間延長
- 8月16日~9月19日 午前4時から午後6時まで
遊漁料金
解禁日から9月19日まで。
岸釣/船釣 全魚種 岸ヶ渕より松ヶ崎を結ぶ線から東側の区域 2,160円(日釣券)610円(付加料金)
9月20日から10月31日まで
手釣又は竿釣 雑漁 指定区域1,080円(日釣券) 300円 (付加料金)
【18歳以下無料について】
但し、年齢確認のできる身分証明書を提示した方に限り、遊漁券取扱所で認定券を交付します。
【障がい者割引について】
但し、遊漁券取扱所で障害者手帳を提示した方に限る。
9月19日 無料
▼詳細は、中禅寺湖漁業協同組合でご確認ください!
奥日光地区のお勧め観光地
中禅寺湖と男体山

中禅寺湖は、2万年前に男体山の噴火で出来た栃木県最大の堰止湖です。
日本で一番標高の高い所にある湖で、1周の距離は約25km、歩いて回ると約9時間ほどかかります。
日光山を開山した勝道上人によって782年(天応2年)に初登頂が成し遂げられました。
男体山は、女峰山・大真名子山・小真名子山等と並び、日光連山を代表する山です。
中禅寺湖は、日光山を開山された勝道上人が発見したとされる湖です。
明治中期以後、観光地としても知られるようになり湖畔には避暑地として各国の大使館別荘が作られました。
観光地としての中禅寺湖は、周遊できる観光連絡船に乗って四季折々の周辺の山々の素晴らしさを堪能することが出来ます。

歌が浜には遊覧船の乗り場もあり、中禅寺湖最奥の千手が浜まで行く事が出来ます。
千手が浜では、6月頃に咲き始めるクリンソウの群生地もまた、素晴らしいですよ。

上は、歌が浜から見た中禅寺湖と男体山です。
下は、半月峠に向かう途中にある中禅寺湖展望台から見た、中禅寺湖と男体山です。

二荒山神社と中禅寺湖
中禅寺湖畔の繁華街を抜けると右手の山際に、二荒山神社中宮祠があります。
782年(天応2年)勝道上人による男体山登頂ののち、784年(延暦3年)に建立されたと云われています。

現在の社殿は1699年(元禄12年)に造営されました。
境内にある本殿など建物7棟は国の重要文化財に指定されています。
御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)田心姫命(たごりひめのみこと)味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)です。社務所では、ご朱印を頂くことが出来ます。

本殿の右手奥には、男体山の登り口にある登拝門があります。
5月5日に山開きがあり、毎年多くの人たちが男体山に登り10月25日に閉山します。
私も四十数年前、この登拝門を潜って男体山に登りご来光を拝んだ記憶があります。

▼日光二荒山神社オフィシャルサイトはこちら!
湯元温泉寺
湯元温泉街を通り抜けて行くと、奥の山際にひっそりと佇む日光山温泉寺があります。
参道には、寄進された沢山の石灯篭が奥まで並んで建っています。

日光山温泉寺は、日光を開山された勝道上人が延暦7年(788年)に温泉を発見し、病苦を救う薬師瑠璃光如来様をお祀りしたのが始まりと云われています。
境内には、薬師の湯といわれる日帰り温泉があり誰でも入ることが出来ます。
参道の途中から湿原の中の木道を渡って、湯元温泉の源泉地を散策することも出来ます。

▼日光温泉寺オフィシャルサイト
湯元温泉の源泉地
日光湯元温泉の源泉地は、湯元温泉街の北の奥の山際にあります。
温泉寺の脇からも行く事も出来、湿原に広がる湯ノ平湿原の中にあります。
日光を開山した勝道上人によって788年に発見された温泉です。
湯ノ湖湖畔にある温泉ホテルや旅館は、ここを温泉の源泉としています。
休暇村日光湯元もここを源泉としています。

源泉へは湿原を歩いて見学できますが、源泉井戸からの強い硫黄臭が鼻を突きます。


中禅寺ダム
栃木県日光市中宮祠の中禅寺ダムは、利根川水系大谷川の最上流中禅寺湖の流れ出し付近、日光いろは坂を登り切った右手下(橋の手前)にあります。
中禅寺ダム管理事務所で、許可を得て構内を見学することができます。
ダムの背景には、霊峰男体山が聳え一度は見る価値もあります。

中禅寺ダム管理事務所では、中禅寺ダムのダムカードをゲットすることも出来ます。
そして、ダムの下流には名瀑華厳滝があります。
中禅寺ダムは、利根川水系大谷川上流にある堤頂長25.1m、堤高6.4mの重力式コンクリートダムです。
ダムの機能としては洪水調節・不特定利水、下流にある日本三大名瀑華厳滝の水量が調整管理されています。
1957年着工1960年完成、栃木県で管理されています。

隠れグルメ浅井精肉店
中禅寺湖湖畔に知る人ぞ知るお勧めの定食屋があります。
浅井精肉店は、観光遊覧船乗り場「船の駅中禅寺」の向き合いにある小さなお店です。
カウンター席だけの狭いお店なのですが、お昼時になるといつも行列が出来ています。

メニューは、お肉屋さんだけあって焼肉やカツの揚げ物がメインで揚げたてを食べることが出来ます。
私のお勧めは、ソースカツ丼かコロッケ定食かな?とても美味しいですよ。

写真は、揚げたての美味しいコロッケが2枚付いたコロッケ定食です。
※駐車場は、店の前に数台駐車出来ます。
まとめ
今回は、栃木県日光市奥日光湯元にある「休暇村日光湯元」を紹介してみました。
「休暇村日光湯元」は、湯ノ湖湖畔の静かな森の中にあり、素晴らしい光景と温泉が満喫できます。
奥日光には中禅寺湖や湯ノ湖があり、親子連れで釣りなどを楽しむことが出来ます。
日本のフライフィシング発祥の地「湯川」ではキュートなブルックトラウトに会えるかも知れません。
戦場ヶ原には、親子連れで楽しめるハイキングコースなどもあり、大自然を満喫することが出来ます。
双眼鏡を持って野鳥を観察しながら歩く「日光戦場ヶ原ハイキングコース」などは素晴らしいですよ。
是非、大自然の素晴らしさと古の歴史探訪が味わえる「奥日光」を訪れてみては如何でしょうか。
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