突然ですが、大分県別府市で有名な観光スポットと言えば、どこだかご存知でしょうか。
ほとんどの方が、「地獄めぐり」というのではないでしょうか。
別府に旅行に来る方で、地獄めぐりをしない人はいないというくらい、全国的な観光スポットです。
地獄めぐりは現在7つあり、その中の5つが鉄輪温泉エリアという場所にあります。
実はこの鉄輪温泉エリアは、湯けむりが立ち昇っていることでも有名で、初めて訪問した外国人が火事と勘違いしたというエピソードもあります。
今回は、そんな鉄輪温泉エリアを湯けむり散歩している気分で読んでいただけたらと思います。
鉄輪温泉エリアの代表的な「もと湯の宿 黒田や」の温泉レポートも必見です!
「今度旅行で別府へ行きたいのだけど、別府らしい温泉地が知りたい」
という方にはおすすめですよ♫
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目次
最初に九州横断道路を歩いてみよう!
別府に旅行に来る人は、JR別府駅か国際観光港を利用する場合が多いです。
国際観光港は、以前「かっぱの湯」記事でもご紹介させていただきましたが、九州横断道路がすぐ近くにあります。
ここをずっと山側へ登れば、鉄輪温泉エリアに到着します。
途中には、別府八湯温泉まつりで黒焦げになった扇山があります。
お祭りから1ヶ月近く経ちますので、色も落ち着いてきました。
写真に色の違う山が見えるでしょうか。
それが扇山ですが、正式名は大平山と言います。
九州横断道路を横切るように川が流れています。
春木川という川です。
ん?春木川?どこかで聞いたような。
はい。先日、グッピーを探しに行った川です。
帰りに「みかえり温泉」に行った人がいたようないないような(笑)
ここは鉄輪温泉の立て看板の道路向かいにある、共同浴場の源泉塔です。
これを見ると、鉄輪温泉エリアという気分になります。
これ!なんだと思います?
実は余った温泉を川に流しているのです。
鉄輪温泉エリアの温泉は100℃前後のものが多いですから、川も温まります。
熱帯魚が生息するのも頷けます。
地獄原というバス停です。
地名に地獄と言うのは温泉地ではよく聞きますが、地獄組合という名前の組合もあります。
名前は怖いですが、地獄を管理する組合です。
そもそも地獄というのは…
せっかくなので、後で豆知識で説明します。(笑)
ここは「いでゆ坂」という鉄輪の大通りです。
少し登った場所に、左へ曲がる「谷の湯通り」という小さな通りがあります。
今回は、そこをご紹介させていただきます。
谷の湯通りに入ってすぐ、地獄窯があります。
鉄輪エリアでは、あちこちで地獄窯を見ることができます。
地獄窯で蒸した食材は、ほんのり塩味がついて美味しいですよ!
湯けむりが立ち昇る源泉です。
小雨の日は、かなりの迫力です。
こちらも湯けむりが立ち昇る源泉の1つです。
風向きによっては、近づくとカメラが曇ってしまうため、この位置で撮影しました。
近くに行くと、凄い迫力の湯けむりを見ることができます。
これは、温泉を適温にするための湯雨竹(ゆめたけ)という冷却装置です。
加水などをしなくても適温になるので、源泉を楽しむことができます。
しかし、こちらの温泉施設は、現在改装中で家族湯のみになります。
改装が終わったら、訪問したい温泉施設です。
本当にあちこちで湯けむりを見る事ができる、鉄輪温泉エリアの谷の湯通りです。
私のお気に入りの通りの1つです。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、川に余った温泉を流しています。
このような場所が、数か所あります。
個人的には、うたせ湯したいですが源泉が熱すぎて無理ですね。
いや、それ以前に場所的にも無理ですよ。(笑)
谷の湯通りの名前は、この共同浴場から来ました。
実は「谷の湯」は、鉄輪で最も古い共同浴場だと言われています。
150円で入浴できますので、疲れた際には立ち寄ってみませんか。
そうです。
そこの階段を下りた先です。
本当に谷の中にあるみたいでしょ。
谷の湯通りもそろそろ終わります。
九州横断道路に戻ります。
九州横断道路を出た先に、「もと湯の宿 黒田や」を見つけました。
以前、よく訪問していましたが、最近はほとんど来ていませんでした。
懐かしくなったので、立ち寄ることにしました。
九州横断道路沿いにありますので、わかりやすいです。
しかし、1歩敷地内に入ると、別空間が広がります。
温泉宿に来たという雰囲気が漂います。
気分は温泉旅行!「もと湯の宿 黒田や」の日帰り温泉としての魅力をご紹介!
基本的に温泉旅館ですから、家族連れやカップルで利用するのにぴったりですが、そこは鉄輪温泉エリアです。
ちょっぴり高価そうな旅館でも、日帰り温泉が楽しめてしまいます。
それでは、「もと湯の宿 黒田や」の魅力をご紹介します。
魅力①内湯とアメニティの充実!
脱衣所で準備を整えて、さていよいよ温泉と言う時に、タオルを忘れていたなんてことありませんか。
「もと湯の宿 黒田や」では、タオルのレンタル代も入浴料金に含まれています。
さらには、冷たい水のサービスや化粧水などのアメニティも充実しています。
ロッカーも無料で使えますので、セキュリティはバッチリです。
浴室への扉を開ければ、目の前に内湯とガランが広がります。
ガランにはシャンプーやボディーソープだけではなく、ボディソルトやピーリング洗顔料も充実しています。
魅力②広くてワクワク感のある露天風呂!
まずは写真を見てください。
1枚では収まらないので、順番に説明します。
こちらは、内湯から露天風呂へ向かう階段付近です。
滑らないように、マットを敷いてある配慮がありがたいです。
温泉の出口はいくつかあるようですが、こちらは常にかけ流されています。
鉄輪源泉らしくかなり熱いです。
このあたりは、少し熱めですが気持ちが良いです。
奥に行くほど、ぬるめになってきます。
湯船を歩いていると、どこかを探検しているような気分になります。
こちらはほとんど水風呂ですが、冷たくありません。
地下水を使用しているのでしょうか。
実はぬるめの温泉が好きなので、この中でじっくりと入浴していました。
魅力③サウナがサウナじゃない?温泉を使用したミストサウナの魅力!
個人的な感想ですが、よくあるサウナの匂いが苦手であまり長くはいることができません。
しかし、蒸し風呂やミストサウナは大好きなので、、結構長く入ります。
こちらのミストサウナは、入るとほんのり塩味がします。
そうなんです。
鉄輪の温泉を使ってる証拠です。
温泉好きにはたまりません。
火山を起源としている温泉の場合、源泉温度がかなり高いため地面の割れ目などから蒸気や温泉が勢いよく噴き出すことがあります。
この状態のことを地獄と言います。
蒸気にしろ温泉にしろ、人が触れられないくらい熱いのが特徴ですが、冷たい源泉の地獄もありますので、そこが温泉の面白さです。
「もと湯の宿 黒田や」の基本情報!
住所 | 〒874-0000 大分県別府市鉄輪御幸3組 |
営業時間 | 11:30~15:00 |
営業時期 | 通年 |
電話番号 | 0977-66-9656 |
定休日 | なし |
料金 | 大人800円 小学生500円 3歳〜未就学300円 |
駐車場 | あり40台 |
公式URL | もと湯の宿 黒田屋 公式ページへ |
泉質 | ナトリウム-塩化物泉 |
<もと湯の宿 黒田屋 詳細地図>
「もと湯の宿 黒田や」アクセス
お車でお越しの方
大分自動車道別府ICより鉄輪方面へ
九州横断道路の鉄輪温泉エリア内の道沿いにあるのでわかりやすい。
電車でお越しの方
日豊本線JR別府駅下車
別府駅前より鉄輪温泉行きのバスに乗車
鉄輪のバス停下車後、九州横断道路まで行き、少し登った場所に入口がある。
まとめ
いかがでしたか。
鉄輪温泉エリアの「谷の湯通り」と「もと湯の宿 黒田や」についてご紹介させていただきました。
鉄輪温泉エリアは観光客でにぎわう場所で、家族連れやカップルなどいろいろな人が訪れます。
特に地獄めぐりはお子様にも人気で、鉄輪をぶらぶらしていると元気に走り回っている姿や地獄蒸しのサツマイモや玉子などを食べている姿を見ることもあります。
私も湯あがりでポカポカしている時に、ソフトクリームを片手にあるくことがあります。
大人から子供まで楽しめる街。
それが鉄輪温泉エリアです!
大分県の別府に来たなら1度は訪問してもらいたい場所ですが、残念ながら釣りスポットはありません。
しいて言うなら、九州横断道路を下った先にある「国際観光港」や「亀川漁港」などですが、すでにご紹介させていただきましたので、今回は温泉地のみのとさせていただきました。
ご了承いただけましたら幸いです。
また、鉄輪温泉エリアもですが、別府にはまだまだ面白い温泉エリアがありますので、これから順次ご紹介させていただけたらと思っております。