大分県別府市に在住の私ですが、実は福岡県の北九州市という場所出身です。
北九州市は山口県の下関と関門海峡を挟んでいますが、関門橋や関門トンネルで行き来できるため、北九州の人にとってはすぐ行ける場所と言う認識があります。
そんな下関に私の実家があるのですが、数年前に引っ越してきたという事もあり土地勘がありません。
父や母もそうなのですから、福岡やら大分やら移住している私からすれば、ほとんど未知の場所です。
しかし、川棚温泉については聞いた事がありましたし、温泉に興味がない頃に瓦そばを食べに行ったこともあります。
そこで今回、実家にぶらりと帰った際に川棚温泉を改めて訪問させていただきました。
山口県に、このような温泉地があるのだと知っていただけたら幸いです。
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目次
駅を降りておすすめは右か左か?左は釣りスポット!右は川棚温泉
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JR川棚温泉駅を出ると、正面に大通りがあります。
基本的に右に曲がる標識が目立ちますので、川棚温泉方面に行く人が多いです。
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しかし、左手側は電車に乗っていた際に確認しましたが、きれいな海です。
しかも、調べてみると「川棚港」という釣りスポットがあります。
釣りパラダイスのライターとして、釣りスポットがあるならば、行かないわけにはいきません。(笑)
川棚温泉の誘惑を押し切り、まずは左手側の踏切を渡りました。
川棚ちゃん!後で行くから待っててね。
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線路を渡ると、きれいな畑が広がりました。
遠くには山も見えています。
この日の天気は快晴でした。
とても気持ち良いウォーキング日和でしたが、帽子を忘れて来てしまいました。
歩いていると、だんだん熱くなってきましたので自動販売機でジュースを買いました。
熱い時期には熱中症に注意して、水分補給をしっかり行ってくださいね。
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いや。わかっていますよ。
ただの小屋ですよね。
はい。十分理解しています。
ここは別府じゃありません。
確かに川棚温泉が近いですから、もしかしてという事もありますが絶対違いますからね。
早く釣りスポットに向かいますよ。
実はこういう小屋を見ると、共同浴場ではないかとじっと見てしまいます。
川棚温泉は反対方向ですからね。
と言うか、別府にはこんな形の共同浴場があるのですか?
はい。あります。100円で入れたりします。
他の県の方からすれば信じられませんよね。(笑)
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しばらく進むと、川が広くなってきました。
海が近いと川が広くなるのは、どこの県でも同じではないでしょうか。
あれ?よくよく見ると、川が赤みがかっているような気がします。
まさか鉄分が含まれている温泉があるのではないでしょうか。
なんて、川棚温泉からどんどん離れているのに、そんなことを考えるのはやっぱり温泉マニアだからでしょうか。
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最近は釣りスポット訪問をすることが増えたこともあり、こういう光景を見ると港が近いなと感じます。
潮風が吹いていましたので、空気を吸い込むと潮の味がしました。
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ここまでくると、川と言うよりは海ですね。
ちらほらと海鳥が飛んでいる姿を見る事も出来ました。
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きれいな海です。
下関には、日本一きれいと言われている海水浴場があると聞いた事があります。
あれ?以前働いていた職場の社員旅行でいったような気もします。
どうでもいいですね。。(笑)
それにしても、これだけきれいだと、どんな魚が釣れるのでしょうか。
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釣りスポットっぽい灯台です。
この辺りが川棚港と言う場所です。
この辺りでは、アジやアイナメやカレイなども釣れるそうです。
魚に合わせた仕掛けで大物をゲットしたいですね。
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この日、近所の子供たちが釣りを楽しんでいるみたいでした。
そう言えば、最近は子供に声をかけると警察に通報されることもあるそうです。
ひと昔前でしたら、釣り場では大人も子供も気軽に知らない人と会話していましたが、時代の流れですね。
JR川棚駅から右側へ!川棚温泉へ行ってみよう
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それでは、次は右手側に行ってみましょう!
えっ?川棚港から歩いて戻ってきたのですか?
はい。長々と書いていましたが、言うほど距離はありませんでしたのでご安心ください。
でも…車の方が楽かな?
私は歩くのが好きなので、あまり気にしていませんが、歩くの苦手な人からすれば大変かもしれません。(笑)
川棚港から川棚温泉駅は、20~30分歩いた距離とお考えくだされば幸いです。
では、川棚温泉に向かって歩きます。
↓何度もご紹介していますが、川棚温泉駅からすぐの信号を右折すると川棚温泉へいけますよ!
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青龍街道をひたすら真っすぐ!歴史ある名湯「川棚温泉」に行こう
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JR川棚温泉駅から右に曲がった場所は、青龍海道という大通りになります。
青いマンホールも目を引きますが、この写真の石龍もなんだか素敵です。
小さいながらも公園となっていますので、ウォーキングの休憩場所にちょうど良いですね。
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しばらく歩くと、川棚温泉の入口に到着しました。
写真のような小屋らしきものがありましたので、中を覗いてみました。
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青銅の龍から温泉が流れています。
残念ながら飲泉場ではありません。
川棚温泉の源泉はこれだよというもののようです。
お子様が飲んだり遊んだりしないように気を付けましょう。
飲泉はできませんが、触ってみると別府ではあまりお目にかからない泉質のようでした。
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ついに川棚温泉の入口です!
川棚温泉の入口です。
温泉地の入口に来ると、妙にワクワクしてしまうのは私だけでしょうか。
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温泉街情緒がある通りです。
日帰りできる温泉施設は1軒だけです。
しかし、旅館やホテルで日帰り温泉が楽しめる場所もいくつかあります。
今回ご紹介する「小天狗」も、日帰りできる温泉旅館です。
川棚温泉「小天狗」の前に腹ごしらえ!家族連れにおすすめ「川棚グランドホテル お多福」
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この日のランチは、「川棚グランドホテル お多福」でいただきました。
瓦そばと海鮮丼のセットです。
えっ?セットはそれだけですか?
はい。ごめんなさい。
実は温泉もセットにしちゃいました。(笑)
今回はご紹介しませんが、またの機会にじっくりと温泉ネタを絡めながらお伝えしたいと思います。
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えっ?これで1人前!?名物「瓦そば」
両親が温泉に行きたがらないので私一人での訪問でしたが、瓦そばは1人前でもこのボリュームです。
温泉セットは1,000円分の食事券がついて1,550円です。(土日祝日)
200円程の追加料金がありましたが、2,000円以下で温泉とこれだけの料理がついているなんてお得ですね。
川棚温泉の名物瓦そばを数年ぶりに食べましたが、熱い瓦の上にあるそばは迫力ありますし、美味しかったです。
川棚温泉の名湯「小天狗」の魅力レビュー!散策旅
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食後川棚温泉の温泉街をブラブラしていると、写真のような建物を見つけました。
不思議な造りでしたので、近くまで行ってみました。
川棚温泉交流センターだそうです。
中にはパンフレットなどが置いており、喫茶店もあるそうです。
さすがに、瓦そばと海鮮丼でお腹いっぱいでしたので寄りませんでした。
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他にも日帰り温泉施設などに寄ったり、日帰りできる旅館を訪問したりしましたが、予約制のため入れなかった場所も多く、こちらの「小天狗」が3湯目となりました。
川棚温泉旅館の名湯「小天狗」の魅力を紹介!
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こちらが「小天狗」の玄関です。
温泉旅館の雰囲気抜群です。
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暖簾もいいですね。
中に入り受付で入浴料を払います。
素敵な女将さんがお出迎えしてくれました。
湯船の場所も丁寧に教えてくださいました。
旅館ですが、日帰り入浴も可能ですよ。
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きれいな脱衣棚です。
こういう籠を見ると、和風テイストの旅館はいいなと感じます。
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洗面台もきれいです。
ドライヤーの置き場がきちんと決まっているのもいいですね。
源泉掛け流しの秘湯!「小天狗」最大の魅力
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実は川棚温泉の源泉は温度が低いものが多いので、加温しています。
しかし、「小天狗」は、42℃くらいのちょうどいい温度で源泉掛け流しです。
シャンプーやボディソープがあるガランで、まずは汗を流すべく体を洗ってから入浴です。
湯船の温泉はとても柔らかく、体を包み込んでくれるようでした。
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こちらは露天風呂です。
内湯同様柔らかい肌触りがたまりません。
泉質は塩化物泉ですので、ポカポカ感が残り体も温まります。
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実は「小天狗」の泉質にはラドンも含まれています。
ラドンとは、放射能泉のことですが…。
その辺は豆知識でご紹介します。
放射能泉とは?
放射能泉は、ラドンという物質の含有量で決まる泉質で、万病に効果が期待できるとも言われています。
入浴感としては、体が元気になるような感覚があり柔らかいと感じる人も多いです。
実はラドンは温度が高いと含有量が少なくなります。
そのため、一般的なラドン泉は源泉が低温のため加温していることがほとんどです。
「小天狗」の場合、源泉温度が高いですがラドン含有ですのである意味奇跡的な泉質という事になります。
実際に入浴してみて、以前入浴したラドン泉と全く違うと感じました。
もちろん、入浴後は歩き疲れはどこへやらという気分になりました。(笑)
川棚温泉・名湯「小天狗」の基本情報
![](https://tsuriparadise.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/DSC_1193.jpg)
住所 | 〒759-6301 山口県下関市豊浦町川棚5153 |
営業時間 | 12:00~21:00(受付は20時まで) |
営業時期 | 通年 |
電話番号 | 電話:083-772-0215 FAX:083-772-1262 |
定休日 | 不定期(要確認) |
料金 | 入浴料:大人800円 子供600円 幼児400円 |
駐車場 | あり アスファルトの駐車場です。 |
公式URL | 小天狗公式ページへ |
泉質 | 含放射能―ナトリウム・カルシウムー塩化物泉 |
<川棚温泉「小天狗」 詳細地図>
川棚温泉の名湯「小天狗」へのアクセス
電車でお越しの場合
JR下関駅より山陰本線「小串」方面行きに乗車
「川棚温泉駅」下車後、青龍街道を経由し川棚温泉へ
「小天狗」の案内看板を見ながら進む
バスでお越しの場合
JR下関駅前より「川棚温泉」行きバスに乗車
川棚温泉まで徒歩5分前後の場所にバス停があるので、川棚温泉に入り「小天狗」の案内板の通りに進む
まとめ
いかがでしたか?
釣りスポット川棚港と川棚温泉「小天狗」についてご紹介させていただきました。
温泉巡りをされる人はもちろんですが、釣りをされる方も、熱い時期には熱中症に注意して水分補給をしっかりと行いましょう。
特に温泉は、熱い時期には湯あたりしやすくなりますので、水分を多めにとるように心がけましょう。
また、熱い時期には日焼けしやすいですから、久しぶりに会ってずいぶん黒くなったねと言われてしまいますので、日焼け止め対策もきちんとしてくださいね。
特に小さいお子様は、お父さんやお母さんが大丈夫でも、気がつけばという事がありますので注意しましょう。