九州地方にある大分県は、おんせん県の別名があるほど温泉に恵まれています。
特に別府市は日本中に知らない人がいないと言うくらい有名な温泉地です。
別府市だけでもたくさんの温泉施設や共同浴場がありますが、そのお隣の大分市にもおんせん県にふさわしいくらいの温泉が湧いています。
今回は、そんな大分市にある温泉を探して訪問した時の事を体験記事としてまとめてみました。
実際に大分市を訪問している気分で読んでいただけたら幸いです。
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目次
まずは電車で移動!JR鶴崎駅へやってきた!
年間でのべ1000湯くらいあちらこちらの温泉を訪問している私ですが、大分県に在住していることもあり、電車や徒歩で行ける範囲の場所に行くことは多々あります。
今回はJR鶴崎駅へ訪問させていただきました。
JR鶴崎駅は、以前「三川の湯」の記事でもご紹介させて
いただきました。
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こじんまりとした駅で、のどかな空気が漂います。
まずは周辺をぶらぶらと散歩してみます。
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駅から歩いていましたが、平日のせいかほとんど誰も歩いていません。
しかも、梅雨時期なのでポツポツと雨も降っていました。
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こういう階段を見ると、どこかの高校の運動部が上り下りをしながら、体を鍛えている光景が思い浮かびます。
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きれいな川が流れています。
いや…ちょっと待ってください。
どこかで見たことあるような気がします。
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とりあえず、あそこに見えている橋を渡ってみる事にします。
鉄道の橋にも見えますが渡れるのでしょうか。
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歩道もついていて、安心して渡ることができます。
こういう橋を渡るときって、ワクワクしてきませんか。
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だんだんと川が近づいてきます。
でも、どこかで見た気がするんですよね。
思い出せません。(笑)
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川沿いに遊具が置かれていました。
小さなお子様が走り回っていそうな場所です。
お母さんは、ぼんやりと川を眺めながら夕食の献立を考えてたりしてそうです。
リバービューとでも言いますか。
橋の上からしか見れない光景です。
実はこの川は大野川と言う名前で、海の近くまで行くと「大野川河口」という釣りスポットがあります。
「三川の湯」の記事でもご紹介させていただきましたので、詳しくはそちらをご覧ください。
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リバービューを楽しんだだけではなく、実は橋を渡り切った後に温泉施設へ行ったのですが、それはまた別の機会にご紹介させていただきたいと思います。
その温泉施設から再び大野川を渡り、JR大分駅方面へとぶらぶらと歩きました。
途中で乙津川も渡り、線路沿いに進むとJR高城駅に到着します。
小さな公園があり、マンションなどもある生活感あふれる場所です。
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さらに線路沿いを進むと、JR牧駅に到着します。
こちらは「クリスタル温泉」の記事でもご紹介させていただいた場所で、歩いて5分ほどの場所に「クリスタル温泉」があります。
キラキラとクリスタルのように輝く温泉は、1度入っておいて損はありません。
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そのJR牧駅から、さらに進むと大きな川があります。
あれ?この川もどこかで見たような気がしませんか?
実はこの川は、「クリスタル温泉」の記事でご紹介した大分川です。
「大分川河口」という釣りスポットがあります。
詳しくは「クリスタル温泉」の記事を見ていただけたら幸いです。
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実はこの日、夜に大分市で用事がありましたので別府から出てきましたが、時間がかなり余っていました。
ふとGoogleで調べると「あしかり旅館」という未湯の日帰り温泉を見つけました。
大分川からも近かったのと、夕方からしか営業しないということもあり、ちょうどいい時間でしたので行くことにしました。
Googleナビを使用したはずなのに、到着したのは住宅地でした。
しかも、Googleナビは目的地に到着しましたというアナウンス。
いや…お疲れさまでしたって言われても、周辺にありませんけど。
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住宅地をぐるぐるとまわっているうちに、細い道を見つけました。
もしかしてここかも?
温泉マニアの勘を頼りに進みます。(笑)
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ん?んんん~?
なんだか看板らしきものが見えてきましたよ。
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一瞬、製麺場かクリーニング店かとも思いましたが、無事「あしかり旅館」の看板を見つけました。
こじんまりとした旅館が車の奥に見えました。
昭和の空気が流れるアットホームな「あしかり旅館」
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玄関を開けて、日帰り入浴をしたい旨を伝えると、今男性が入っていますので少しお待ちくださいとのことでした。
湯船が1つしかありませんので、交代で使用するそうです。
こういうアットホーム感が素敵です。
お風呂の前に休憩!冷たいお冷が嬉しいサービス!
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この日、鶴崎駅から1湯温泉に入っていたとは言え、その後はずっと歩きっぱなしでした。
笑顔の女将さんがしばらくお待ちくださいねと案内してくださったのは、旅館の食堂でした。
待合室としても使用しているようです。
一息入れた体に、冷たい水が染み込みました。
熱いお茶もあるようです。
まさしく昭和の空気!懐かしさが漂う浴室!
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浴室は男性と女性で交代で使用しますので、家族風呂同然に使用できます。
家族水入らずで使用することもできますし、友人知人と仲良く入浴することもできます。
もちろん、カップルでの入浴も可能です。
いずれにせよ、実家に帰って来た時のような、懐かしい昭和の空気が漂う浴室でした。
驚きの黒さ!トロトロ感がたまらない温泉!
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「あしかり旅館」の湯船に満ちていたのは、真っ黒な温泉でした。
大分市内には、黒い温泉はけっこうありますが、ここまで黒いのは初めてでした。
湯船に浸かると、浴槽の底どころか自分の体も見えなくなるくらいの黒さでした。
しかも、トロトロ感は今まで味わったことがないくらいで、湯船から出る際に足が滑らないか心配になってしまったほどです。
ところで、黒湯はどうして真っ黒になるのでしょうか。
そのあたりは、豆知識でご紹介します。
皆様は木炭という炭があるのをご存知でしょうか。
バーベキューをされる方は、よく見かけるかもしれませんね。
あの火を付けたらジワーッとあかくなる、黒いあれです。
この木炭は人工で作ることも可能ですが、昔は炭鉱とよばれるものがあり、天然のものを掘り出していました。
今でも、炭鉱はわずかですが残っていますね。
この木炭は長い年月をかけて石油になりますが、そうなる前に地下水と混じり、地熱でじっくりと熱せられると黒い温泉になります。
大抵はアルカリ性の炭酸水素塩泉になりますので、トロトロ感がかなりあります。
こじんまりとしていてもアメニティが充実!
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一般的な人からすれば、シャンプーと石鹸だけではアメニティは充実しているとは言えないかもしれません。
しかし、共同浴場や野湯なども経験すると、石鹸が置いてあるだけでもアメニティが充実しているなと感じてしまいます。
贅沢をいうと上限がありませんが、そこにあるものに感謝できる気持ちを持つことが大切なのではないでしょうか。
シャワーがあって石鹸とシャンプーがあるなんて、すごく充実したアメニティだと思いませんか?
思わなかったらすみません。
大分県「あしかり旅館」の基本情報!
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住所 | 〒870-0841 大分県大分市六坊北町3-27 |
営業時間 | 18:00~22:00 |
営業時期 | 通年 |
定休日 | なし |
電話番号 | 097-545-4896 |
料金 | 中学生以上200円 小学生150円 幼児無料
宿泊料金 1泊2食付き 4,900円 |
駐車場 | あり アスファルトです |
公式URL | なし |
泉質 | ナトリウムー炭酸水素塩泉 |
<あしかり旅館 地図>
「あしかり旅館」アクセス
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電車
JR大分駅より大分川方面に向かう
途中で線路の陸橋をくぐり、住宅街に出たらGoogleナビを頼りに探す
場所によっては到着しましたというアナウンスになるので注意
車
別府方面より国道10号線を経由して大分駅方面へ
大分駅から大分川に渡る途中にあり、非常にわかりにくいのでGoogleナビを使用すると良いが、入口の細い道を見落とすことがあるので注意
まとめ
いかがでしたか。
大分市内の温泉施設探しと「あしかり旅館」についてご紹介させていただきました。
一般的な温泉施設の紹介は、こんな建物でお風呂はこんな感じでしたという内容のものも多いです。
もちろん、そちらの方がわかりやすいという人もいますが、せっかくの体験記事ですので自分が体験しているかのような気分で読んでいただけたら幸いです。
今回の記事を読んで、大分県に興味を持っていただけたら嬉しいですし、今度の旅行で行ってみようかと検討していただけたらさらに嬉しいです。
あしかり旅館は、とても気さくで優しい店主が魅力的ですよ!
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