釣りやキャンプなどアウトドアでコーヒーを飲むのが楽しみという方も多いですよね。
僕自身も大のコーヒー好きで、1日5〜8杯ほどコーヒーを飲んでいます。
コーヒー豆に専門知識はありませんが、単純にコーヒーが好きという感じ。
とある日、当ブログを通して、NPO法人せいぼじゃぱん様より1通のメールが届きました。
今回は、1通のメールから購入に至ったマラウイ共和国産「マラウイコーヒー」について実際に飲んでみた感想をご紹介したいと思います。
※本記事は、ウォームハーツコーヒークラブの活動内容に賛同し、代理店制度(アフィリエイト)に加盟しています。委託手数料は、支援企業が負担しており、代理店経由でコーヒーをご購入いただいた場合も、売上の100%がチャリティ活動に寄付されます。
SPONSORED LINK
目次
マラウイコーヒーとの出会い
とある日、NPO法人「せいぼじゃぱん」というところから、マラウイコーヒーを飲んでみませんか?といった内容のご紹介メールを頂きました。
「そもそもマラウイってどこだろう、売り上げの100%が現地への支援になる?」
「NPO法人せいぼじゃぱん?」
何か怪しいセールスかなと疑念を抱きながらも、コーヒー好きということと、100%が現地の支援になるという興味深い内容でしたので、いろいろと頂いたWebサイトのURLを見てみることに。
たまにセールスのお問い合わせのメールがくるため、疑ってしまってごめんなさい(汗)
NPO法人せいぼじゃぱんについて
NPO法人せいぼじゃぱんとは、学校支援活動に取り組む、特定非営利活動法人(NPO)のこと。
「おなかを減らしているすべての子どもに給食を!」という長期目標を掲げて、活動をされているそうです。
主に、日本を拠点として、世界中の貧困問題に対し「給食支援プロジェクト」を行っています。
具体的にどんな給食支援を行っているの?
NPO法人せいぼじゃぱんが行う具体的な給食支援とは、現地のスタッフ・支援企業のサポートにより、現地で栽培されているコーヒーを、オンラインを通じてチャリティ型として販売し、その売り上げの100%をマラウイ共和国の子ども達の給食費として賄うというもの。
NPO法人せいぼじゃぱんは、現地のコーヒーをより多くの人に知って欲しいという思いから、ウォームハーツコーヒークラブというブランドサイトを立ち上げました。
Webサイトを通じて、コーヒーを購入することで、その売り上げの100%が現地の子ども達へ寄付されます。
そもそも、なぜ給食支援なの?
僕自身、世界の貧困問題については、お恥ずかしながら詳しくはありません。
貧困問題の解決には、おそらく様々な考え方や方法がある中で「なぜ給食支援プロジェクト」なのだろうかという疑問が浮かびました。
その答えを知るためには、アフリカ内陸国である「マラウイ共和国」について理解する必要がありました。
マラウイ共和国について
マラウイ共和国は、コーヒーの生産国として有名なエチオピア・ケニア・タンザニアの下に位置している内陸国となり、国土は日本の3分の1ほどの大きさ。
アフリカで3番目に大きいマラウイ湖が南北にまたがっており、湖の長さは560km、湖の幅は最大75km、最大水深は706m、面積は29,600km2に到達する湖です。
マラウイ湖は、漁業もさかんで、500種類以上の魚が生息しているとのこと。
シクリッド科に属する「チャンボ(ティラピアの1種)」という白身の魚が特産だそうです。
日本で最も大きい湖として知られる琵琶湖の面積は、670.3km2とのことですので、琵琶湖の約45倍の面積があります。もはや想像もつきません。
マラウイ共和国は、マラウイ湖が国土の20%を占めており、それ以外のほとんどが高原で自然豊かな国といえます。
自然豊かなマラウイ共和国なのですが、主要産業は、農業で、たばこ・メイズ・お茶・ナッツ・コーヒーなどを栽培していますが、それ以外の産業自体が少なく、経済水準が低いため、世界最貧国としても知られています。
外務省の公式ホームページによると、2019年度の世界銀行からのデータ抜粋で、国民1人あたりの総所得が380ドルほど。
これは、日本円にすると、年間4万円ちょっとの所得しかありません。つまり、1ヶ月4,000円ほどで生計を立てているということです。
参考元:マラウイ共和国基礎データ|外務省公式ホームページより
マラウイ共和国の現状 人口の約半分が14歳未満
貧しい国では、子どもは労働力という考えや、平均寿命がそもそも短いということで、人口が多くなる傾向にあるといいます。
実際に、マラウイ共和国の人口の約半分が、14歳未満の子ども達。
マラウイでは、1994年に小学校が無償化されましたが、入学した子ども達の半数が、初等教育を終えることなく中退するそうです。
この事実を知ったとき、明日の生活も保障されない中で、親御様が子ども達を学校に通わせる余裕もない、そんなご家庭が多いのではと想像しました。
NPO法人せいぼじゃぱんがマラウイで給食支援を行う理由
なぜ、NPO法人せいぼじゃぱんがマラウイで給食支援を行うのか。
それは、給食が支給されることで、親御様が子ども達を学校に通わせる理由になるということ。
そして、それを理由に子ども達は教育を受けることができます。
子ども達の空腹が満たされると同時に、教育によって、マラウイの未来が切り開かれるきっかけとなる。
このような思いから、給食支援を行っているそうです。
マラウイコーヒーの特徴
ここでは、ウォームハーツコーヒークラブのコーヒー豆の産地や日本に届くまでの過程など、その特徴についてご紹介します。
農薬不使用!完全オーガニックコーヒー
ウォームハーツコーヒークラブのコーヒー豆は、マラウイ北部のミスク地方(標高2,000m)の農園でつくられています。
高地で降水量が多いため、コーヒー栽培に適した条件が全て整っており、ウォームハーツコーヒークラブでは、徹底した管理のもと、高品質なAAランクのコーヒー豆を使用。
もちろん、コーヒーチェリーの栽培に農薬や化学肥料は使わず、完全オーガニックを実現しています。
また、間作といってコーヒーチェリー以外の作物を同時に育て、常に土地に栄養分が補給される状態をキープしているそうです。
フェアトレードで生産地に貢献できる
上記画像は、コーヒーの一次加工を行うウォッシングステーション。
3,000の小規模コーヒー農園が所属するムズズコーヒー協同組合が管理しているそうです。
農園で収穫されたコーヒーチェリーは、天然水を利用したこちらの施設で、丁寧に水洗い。
ムズズコーヒー協同組合は、生産者の労働条件や環境基準を守りコーヒーを生産しており、2009年に国際フェアトレード認証を取得。
さらに、2011年には4C認証も取得しました。
安心・安全な施設で一次加工がされています。
生豆の状態で日本に届き、焙煎したてを送料無料で発送
新鮮な状態で、マラウイコーヒーを味わって欲しいとの願いから、生豆の状態で日本に届きます。
そして、毎週木曜日にコーヒー豆を焙煎し、その日のうちに発送。
焙煎してから、3日後〜2週間後が特に美味しいそうです!
焙煎は、昭和33年創業の老舗「ライブコーヒー」が焙煎されています。
送料が無料というところも、嬉しいですよね。
売り上げの100%がマラウイの給食支援に寄付
ウォームハーツコーヒークラブのマラウイコーヒーは、売り上げの100%がコーヒー豆の生産国「マラウイ」の給食支援に寄付されます。
世界最貧国マラウイの給食費は、1食あたり15円。
マラウイコーヒーレギュラータイプだと100g「1,000円」ですので、1,000円が現地の給食支援に寄付され、65人の子どもたちが給食を食べることができます。
なぜ売り上げの100%が寄付できるのか
売り上げの100%が現地に寄付されるのは素晴らしいけれど、どのように運営しているのだろうかと気になる方も多いですよね。
実は、ウォームハーツコーヒークラブを支援する複数の企業が、コーヒー豆の仕入れ・焙煎・包装・発送などを分担制で費用負担しています。
そのため、負担が1社にのしかかることなく、持続的に現地の支援ができるそうです。
持続可能な支援事業として、素晴らしい取り組みだと心から感じました。
マラウイコーヒーレギュラータイプを実際に飲んでみた感想
NPO法人せいぼじゃぱんやウォームハーツコーヒークラブの理念に賛同し、キャンプやアウトドアにもぴったりのコーヒーということでしたので、実際に購入してみました。
マラウイコーヒーの率直な感想をお届けします。
購入したのはレギュラータイプ 200g
毎朝、コーヒーを飲んでいるため100gもラインナップされているのですが、200gのコーヒー豆を購入しました。
ウォームハーツコーヒークラブのホームページから購入でき、レギュラータイプのコーヒー豆は、100g・200g・500gのラインナップがあります。
また、濃いめのコクのある味がお好きな方には、「深煎りタイプ」もあります。
そのほか、レギュラータイプと深煎りタイプの飲み比べセットや、専用の器具がなくても気軽に楽しめるコーヒーの粉とドリップフィルターセットも。
コーヒーミルなどがなくても、気軽に奥深い味わいを堪能できます。
コーヒー豆は表面がつやつや
さっそく開封すると、コーヒー豆の香ばしいかおりが。
コーヒー豆表面には、つやがあり、焼け具合も均一で上記画像の通り。
香りだけでも、すごくリラックスできます。
それでは、早速初めてのマラウイコーヒーを淹れてみたいと思います。
香ばしさ深みがありつつもスッキリしている
アウトドアにもぴったりとご紹介頂いたので、今回は野外でマラウイコーヒーを淹れています。
ドリップしている時間は、ワクワクしますよね。
ドリップ中も、木の香りのようななんとも言葉では表せない、良い香りがあたりを漂います。
表現しようがない香りですが、あえて言葉にするなら、釣りをしているときにたまに見かける、遊歩道に敷き詰められた木製チップ、もしくは燻製のようなスモーキーな香り。
このスモーキーな香りが、フィールドによくマッチしています。
NPO法人せいぼじゃぱんの担当者の方が、アウトドアにもおすすめと言っていた理由がわかりました。
ペーパーフィルターでドリップしましたが、上記画像の通り、コーヒーの表面には良質なコーヒーオイルが浮いています。
実際に飲んでみると、香ばしいかおりとは対照的に、味に深みやコクはあるものの、非常にスッキリしています。
渋みはなく、苦味はわずかに感じる程度、ブラックでも全然いけてしまう!
レポートが難しいのですが、これまで飲んできたコーヒーとは何かが違う(笑)
こうばしいスモーキーな香りで味に深みや奥行きがあるのに、スッキリしている、それでいてこれまで飲んだコーヒーでは体験したことのない風味があります。
飲んだ後のお口のキレがよく、良い意味でコーヒーの香りが継続して残りません。
僕個人的には、すごく好みのコーヒーです。このスモーキーな感じがなんともやみつきになります。
コーヒー好きも、これからコーヒー豆にチャレンジする方も、ぜひ一度は飲んで欲しいなと思います。
釣りやキャンプでマラウイコーヒーを楽しもう!
今回、NPO法人せいぼじゃぱん様より、メールをいただいたことで初めて知ったマラウイコーヒー。
実際に飲んでみると、スモーキーな香りに深いコクがあり、それでいて後味はすっきりしているとても美味しいコーヒーでした。
香りの高さがアウトドアでもマッチしていますし、釣りやキャンプにもおすすめ。
また、マラウイコーヒーを購入することで、マラウイ共和国の子ども達へ100%売り上げが寄付され、コーヒーを楽しみつつ、給食支援に参加できるのも素晴らしいなと感じました。
クセになる味わいですので、ぜひ興味のある方は一度飲んでみてください。
今回僕は、レギュラータイプを購入しましたが、深煎りタイプもあります。
また、専用の道具なしでコーヒーを楽しめるコーヒーの粉とドリップフィルターセットもありますので、気軽にコーヒーが味わえますね。
そのほか、ウォームハーツコーヒークラブのホームページでは、マラウイ産の紅茶も購入できます。
紅茶に関しても、コーヒーと同様に給食支援として生産地に寄付されるとのことです。
以下のリンクから、マラウイコーヒー・紅茶の購入が可能です!
※本記事は、ウォームハーツコーヒークラブの活動内容に賛同し、代理店制度(アフィリエイト)に加盟しています。委託手数料は、支援企業が負担しており、代理店経由でコーヒーをご購入いただいた場合も、売上の100%がチャリティ活動に寄付されます。