福岡県博多駅から電車で約1時間程の場所に「JR基山駅」という場所があります。
この「JR基山駅」は佐賀県になりますが、ここから再び福岡県へと向かうローカル電車があります。
甘木鉄道という路線です。
JRと違う路線ですので、乗車する場合には一旦「JR基山駅」から出て別料金を支払わなければいけません。
時間帯によっては、1時間に1本しか走らないこともあるローカル電車ですが、今回使用した九州エリアのJR乗り放題切符で乗車できることもあり、終点の甘木駅まで行ってみることにしました。
実は甘木駅周辺にはいくつかの温泉施設があり、今回ご紹介させていただく「ホテルグランスパアベニュー幸楽の湯」はその中の1つです。
体験レポートとともにご紹介しますので、実際に訪問しているような気分で読んでいただけたら幸いです。
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目次
出発はJR博多駅から。いざ甘木駅へ!
朝から人があふれるJR博多駅です。
この日の前日、福岡入りしていましたのでホテルからの出発になりました。
連泊しましたので、大きな荷物をコインロッカーに預けなくて良いのが嬉しいです。
実は少し曇り気味の天気で、移動中には雨が降って来るというそこそこの悪天候でした。
なぜか体験記事を書く時には雨の日が多いです。
日ごろの行いでしょうか?(笑)
ちなみに、個人的には雨は50年後の温泉ですのでびしょぬれになったり、雨の中で露天風呂に入るのは大好きです。
あ…突然雨が50年後の温泉と言ってもなんのこっちゃかもしれませんので、ちょっと豆知識いきます。
温泉は大きく分けて、火山のマグマを熱源としたものと、地熱で温められたものとに分かれます。
火山マグマを起源としたものは、地面に染み込んだ雨が温められているとされています。
その雨が50年周期で温泉として湧き出しているというのが現在有力な説です。
ちなみに地熱で温められたものは、50年ではなく何百年何千年前という古代の雨水や地下水ではないかと言われています。
福岡県の温泉は、地熱で温められた温泉が多いとされていますので、実際福岡県で雨でずぶ濡れになっても50年後に温泉になるとは限りませんが、大分県の別府市は火山を起源としていますので、雨が降った時にはずぶ濡れになる時にそう思うようにしています。
私のずぶ濡れ論議は置いておきまして、「JR基山駅」に到着です。
ここから甘木鉄道に乗り換えます。
実は博多駅から朝のラッシュ時間や乗り換えなどでバタバタしてしまい、写真撮影ができませんでした。
甘木鉄道の出発まで時間がありましたので、駅内をぶらぶらとしてみました。
きちんと案内板が出ていました。
こういう看板を見ると、のどかなローカル鉄道という雰囲気が漂います。
1両のみの小さな電車です。
料金箱や整理券などもあり、バスのようにも見えてきます。
窓からすれ違う電車が見えましたので、撮影してみました。
眠そうな顔をしているように見えるのは私だけでしょうか。(笑)
周辺は田んぼや畑が広がるのどかな光景です。
どこかでこの路線を眺めてみると、絵になる光景になるのではないかとぼんやり考えながら乗っていました。
朝早く出発したので、少しうとうとしながら外の景色を眺めていました。
ローカル鉄道の旅は、こういうのどかさがいいですよね。
「甘木駅」に到着しました。
なんとなく見覚えがあります。
そう言えば、以前福岡に住んでいた頃に来たかもしれない、なんてふと思いました。
あの当時に今くらいの温泉知識があったら、どんな人生を歩んでいたのかなんて考えると、本当に不思議な気分になります。
駅前には立派なロータリーがありました。
純日本庭園の趣がありますね。
可愛らしい絵がありました。
時計を見るともうすぐ9時30分です。
確か「ホテルグランスパアベニュー幸楽の湯」は、10時で1回閉まるはずです。
急がなきゃです。
どこにあるのでしょうか。
周辺を見まわします。
キョロキョロ。
ホテルはどこでしょうか。
なんて冗談です。(笑)
以前、一本道で迷ったことがあるくらい方向音痴の私でもすぐに分かるくらい駅から近くにありました。
信号待ちがあるものの徒歩で2~3分程です。
初めて訪問する温泉はドキドキ感とワクワク感があります。
どんな温泉が待っているのでしょうか。
「ホテルグランスパアベニュー幸楽の湯」の魅力をご紹介!
これから「ホテルグランスパアベニュー幸楽の湯」の魅力についてご紹介させていただきます。
私が訪問して感じた魅力ですので、そんなの魅力じゃないという方もいらっしゃるかもしれませんが、今度行ってみようかなと思っていただくキッカケになれば幸いです。
甘木駅から徒歩数分の場所にある好立地
たとえば、歩いて温泉に行くとします。
暑い時期などでしたら、到着するまでに汗だくになります。
温泉に入ってサッパリして着替えて帰ろうとする時に、また汗だくになってしまったらどうでしょうか。
さすがに1時間も2時間も歩いて温泉に行く人は……私も含めて温泉マニアの中にはいますが。(笑)
できれば温泉に入った後は、サッパリした気分で帰りたいですよね。
「ホテルグランスパアベニュー幸楽の湯」は 駅からも近い ですので、電車の時間をしっかり把握しておけば、サッパリ気分で帰宅できるのではないでしょうか。
驚異のトロトロ感が味わえる!
ホテルにある温泉ですから、ガランやアメニティもしっかりしていますし、鍵付きのロッカーまでありますからセキュリティーはバッチリです。
しかし、それだけではありません。
かけ湯をした瞬間に、 トロトロ感 を感じるほどの温泉はなかなかありません。
個人差がありますが、私の場合はかけ湯の段階でトロトロ感を感じました。
源泉掛け流しの天然温泉であり、『pH値が10.0』と西日本屈指のアルカリ性単純硫黄温泉で、ここまでのペーハー値は大変珍しいです。
トロッとした独特の柔らかさが魅力的!まさに美肌の湯ですね!
温度の違う湯船
源泉温度が30℃程ですので、 加温している湯船 と 源泉掛け流しの湯船 の2つがあります。
どちらもトロトロ感満載の『美肌の湯』です。
窓からは外の景色を眺めることもできます。
また、 女性専用露天風呂 や 家族風呂 もありますので、小さなお子様がいるお母さんや家族水入らずで過ごしたい時には検討してみるのはいかがでしょうか。
「ホテルグランスパアベニュー幸楽の湯」の基本情報
住所 | 〒838-0068 福岡県朝倉市甘木1677-2 |
営業時間 | 6:30~10:00 13:00~23:00 |
営業時期 | 通年 |
定休日 | なし |
電話番号 | 0946-22-1215 貸し切り家族風呂専用:0946-22-1126 |
料金 | 大人800円 子供400円 貸し切り家族風呂60分1,350円~1,800円 |
駐車場 | あり(立体駐車場があります) |
公式URL | https://www.avenue-group.jp |
泉質 | アルカリ性単純硫黄温泉 |
<ホテルグランスパアベニュー幸楽の湯 詳細地図>
「ホテルグランスパアベニュー幸楽の湯」アクセス
お車でお越しの場合
九州自動車道広川ICより国道442号線へ
土橋交差点の角に「ホテルグランスパアベニュー」がある
電車でお越しの場合
JR博多駅よりJR基山駅へ(途中乗り換えが必要な場合あり)
JR基山駅より甘木鉄道に乗車
甘木駅より徒歩2~3分
まとめ
いかがでしたか。
福岡県の朝倉市にある「ホテルグランスパアベニュー幸楽の湯」についてご紹介させていただきました。
福岡県ではメジャーな「JR博多駅」からは乗り換え乗り換えで大変な部分はありますが、ローカルな甘木鉄道は鉄道ファンでなくても1度は乗ってのんびりと旅をしてみたいと思わずにはいられないローカル電車ですし、甘木駅で待っている温泉は、足が滑るのではないかと心配になるほどトロトロ感の強いです。
ちなみに、床には滑り止めがついていますので、少々トロトロになっても大丈夫ですので、ご安心ください。
今回の記事を読んで、ほんの少しでも福岡県の甘木にある「ホテルグランスパアベニュー幸楽の湯」を訪問したいと思っていただけたら幸いです。
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