アウトドアライフをより豊かにするコーヒータイム。
ホット一息つこうと淹れた本格コーヒーが、至福の時間をもたらしてくれます。
アウトドアで楽しむコーヒーに魅了されると、必ず欲しくなるのがコーヒーミルです。
コーヒー豆の香りは豆を挽いた直後がもっとも豊かであり、豊潤なコーヒーを楽しむにはミルが欠かせません。
さて、数あるコーヒーミルの中からどれを選べばいいでしょうか?
ここでは、キャプテンスタッグの「ステンレスハンディーコーヒーミルS」を実際に愛用する筆者が、メリットや使い方を詳しくご紹介します。
釣りはもちろん、アウトドアでの本格コーヒーをぜひ楽しんでみてください。
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目次
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)ってどんなメーカー?
キャプテンスタッグとは、パール金属株式会社のアウトドア・レジャー関連用品のブランドのことです。
1967年、金物の町である新潟県三条市にて、高波久雄 氏、高波文雄 氏によりパール金属株式会社が設立されました。
ある時、創業者がアメリカで目にした”公園でバーベキューを楽しむ姿”に衝撃を受け「アメリカで見かけたバーベキューのスタイルを日本で再現したい」との思いから、バーベキューコンロの開発をスタートします。
現在ではバーベキューコンロや焚き火台をはじめ、幅広いアウトドア関連商品を開発・販売し、日本を代表するアウトドアブランドへと成長しました。
今回ご紹介するキャプテンスタッグのコーヒーミルがこちら!
今回紹介するのは、キャプテンスタッグの「18-8 ステンレスハンディーコーヒーミルS(セラミック刃)」です。
<ステンレスハンディーコーヒーミル Sの基本情報>
商品名 | 18-8ステンレスハンディーコーヒーミルS(セラミック刃) |
サイズ | 本体:Φ46×高さ135mm
ハンドル:28×113×高さ35mm |
重量 | 219g |
材質 | 本体18-8ステンレス・ポリプロピレン(耐熱温度100度) |
豆容量(本体に入る焙煎豆の量) | (約)17g |
価格 | メーカー公式:オープンプライス |
特徴 | 粒度調節機能あり |
キャプテンスタッグのコーヒーミルの特徴と魅力4選!
筆者がなぜステンレスハンディーコーヒーミルSを選んだのか。
その理由をご説明しましょう。
価格がやすい
コーヒーミルを選ぶ場合、多くの人が JAPAN PORLEX(ジャパンポーレックス)のコーヒーミルを選択肢に入れることでしょう。
価格はソロ〜2人用の「コーヒーミル ミニ」で定価¥5,800(税抜)です。
▼ジャパンポーレックスのコーヒーミルはこちら!
これがアウトドア用コーヒーミルの相場と言ってもいいでしょう。
ただ、他の選択肢がないだろうかと探していたところ、キャプテンスタッグのハンディーコーヒーミルSを見つけました。
価格が安く、性能や見た目もそれなりではないかと心配でしたが、それも杞憂(きゆう)に終わりました。
ふたや容器のガタつきはいっさいなく、ぴったりと収まります。
さすがは日本製であり、金物のまち三条の製品。
高い金属加工技術が伺えます。
安っぽさはみじんも感じず、機能に不満もありません。
▼コスパもよく使い勝手も抜群!
軽量コンパクトで持ち運びに便利
キャプテンスタッグに決めたもう1つの理由が軽量であることです。
ポーレックスのコーヒーミルミニの重量は250g。
ハンディーコーヒーミルSは219gと約30gの差が気になりました。
たった30gの差ながら、より軽いアイテムを選んだのは、筆者が沢筋や小さな岩壁の垂直登攀(とうはん)を含むルートを歩くこともあり、荷物の軽量化の恩恵を日頃から感じているからです。
30gの差を気にするのなら、嗜好品であるコーヒーセットなど持たなければいいと言われればそれまでです。
とはいえ「アウトドアでの本格コーヒーは外せない!」という人は、コーヒーセットもなるべく軽量であることに越したことはありません。
荷物は絶対に軽い方がいい。
渓流釣りでは沢を遡行しながら釣り上がることもしばしば。
不安定な沢歩きで重たい荷物はバランスを崩す要因にもなり、それは磯やテトラでも同じです。
軽量化は装備の重さを計るところから始まり、わずかな軽量化も積もれば大きな軽量化になり、最後には「安全」にもつながるのです。
↓ハンドルも取り外せるから便利!
以上の理由から、ポーレックスのコーヒーミルミニと比べて、より軽いハンディーコーヒーミルSを選びました。
好きな粒度に調整できる
粒度調節機能がついており、コーヒーのお好みに合わせて簡単に粒度を調整できます。粒度の目安は以下を参考にしてください。
- 細挽き エスプレッソマシンなど
- 中挽き ペーパードリップ
- 粗挽き パーコレーター マキネッタ
上記のように、コーヒーの抽出方法により適した粒度があります。
あまり難しく考えずに、濃いコーヒーが好みの場合は細かめに、さっぱりしたコーヒーが好みの場合は粗めに挽かれるといいでしょう。
粒度調整機能もあり、自由に味の変化を楽しめるのも、コーヒーミル、レギュラーコーヒーの楽しみの1つです。
セラミック刃はコーヒーの風味を損なわない
ハンディーコーヒーミルSにはセラミック刃が採用されており、セラミック刃ならではの利点があります。
まず、コーヒー豆に金属臭がつかない点が挙げられます。
金属臭がつかないことで、豆本来の風味を損いません。
また、セラミック刃は水で洗えるので手入れが楽にできます。
木製や金属製のコーヒーミルには水洗いできないものも多く、メンテナンスが容易な点も魅力でしょう。
キャプテンスタッグのコーヒーミルの使い方
ハンディーコーヒーミルSの使い方をご説明します。
1.容器を開け粒度を調整する
容器を開けると写真のように、粒度調整つまみが見えます。
まずはつまみを回して、お好みの粒度に調整しましょう。
ペーパードリップの場合は中挽き(グラニュー糖ぐらいの粒)がおすすめです。
2.豆を投入する
計量スプーンで豆を計量し、ふたを開け投入します。
ちなみに、コーヒー1杯分は粉10~12gに対して水160ccが基本です。
3.豆を挽く
ハンドルをセットして、時計回りに回しましょう。
コーヒー豆が挽かれ、香りが漂います。
コーヒー豆の香りは引いた直後が一番豊かであり、その後はどんどん酸化し香りも失われてしまいます。
豊かな香りを楽しめることが、コーヒーミルを使う最大のメリットなのです。
容器の中の状態は見えませんが、挽き終わりは手応えがなくなることで判断しましょう。
4.ドリップする
豆を挽き終わったら、お好みの方法で抽出しましょう。
至福のコーヒータイムです。
キャプテンスタッグのコーヒーミルのお手入れ方法
コーヒーミル内に残った粉や油分を放置すると劣化し、コーヒーに悪影響を及ぼします。
せっかく新鮮な豆を用意しても、古い粉と混ざってしまうと台無しに。
ハンディーコーヒーミルSはセラミック刃で水洗いが可能です。
簡単に分解できますから、定期的に分解して洗いましょう。
柔らかいスポンジやブラシを使うと洗いやすいです。
洗った後はよく乾かして、湿気のない場所に保管しましょう。
キャプテンスタッグのコーヒーミルを購入するなら気をつけたいポイント!
ハンディーコーヒーミルSは手軽に本格コーヒーが楽しめるのが魅力ですが、気をつけたいポイントがあります。
それは、あくまでソロ〜2人用であることです。
大人数には向かない
一度に挽ける豆の量が1杯〜2杯分までと、大人数分用意するとなれば、何度も豆を挽く必要があります。
ペーパードリップであれば、マグカップではなく大きめのコーヒーサーバーやドリッパーも必要でしょう。
ハンディーコーヒーミルSはソロ用と割り切り、例えば家族や友人とのキャンプ釣行などでは、家庭用のコーヒーセットを用意した方がいいかもしれません。
まとめ
キャプテンスタッグのハンディーコーヒーミルSをご紹介しました。
アウトドア用コーヒーミルとしては安価ながら、ガタつきのない作りはさすが日本製です。
粒度調整機能もあり、お好みのコーヒーを味わえることでしょう。
手軽なインスタントコーヒーや缶コーヒーも悪くはありませんが、本格的なドリップコーヒーを試してみませんか?
アウトドアで過ごす至福の時間を、ハンディーコーヒーミルSが約束してくれるでしょう。
▼コーヒーミルと一緒にコンパクトドリッパーも購入すると便利!
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