【実機レビュー】ユニハーツ・Atom|釣りやアウトドアにおすすめしたい世界最小4Gタフネススマートフォンのご紹介

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1984年生まれの、もと靴職人、現フリーwebライター。アウトドア系 webメディアで執筆しています。靴業界での10年以上の経験、趣味のアウトドア経験を活かして書きます。 2018年「狩猟免許」取得|フルマラソンベスト:3時間29分。
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いつ頃からスマートフォンの大型化が始まったのでしょうか。

黎明期のスマートフォンは、ポケットに難なく収まり片手で操作できるモデルが中心でした。

ですが、近ごろは両手操作が必要なほどの大型モデルも登場しています。

もう少し小型のモデルはないだろうか?

と考える人も多いのではないでしょうか。

釣りやアウトドア分野でもスマートフォンは欠かせないアイテムですが、野外での大型スマートフォンは荷物になり、収納場所に困ります。

そこで、今回は世界最小4Gスマートフォン「Atom」をご紹介します。

ここでは、Atomを3ヶ月以上使用している筆者が、実機の詳細レビューをお届けしますので、小型スマートフォン選びの参考にしてください。

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Unihertz(ユニハーツ )ってどんなメーカー?

Unihertzは中国・上海に拠点をおくモバイルデバイスメーカーです。

”小さいは正義”をスローガンに、小型スマートフォンを開発しています。

現在は「JELLY PRO」と「Atom」の2つのモデルを展開していますが、2機種ともクラウドファンディングサービス「 Kickstarter」で出資を募り、製品化されました。

一昔前の中国製品といえば”安かろう悪かろう”のイメージが付きまといますが、UnihertzやDJI(ドローンメーカーのパイオニア)をはじめ、近年の中国デジタル製品には目を見張るものがあります。

今後どのような製品を開発するのか、注目のメーカーの1つです。

Unihertz(ユニハーツ)のSIMフリースマートフォン「Atom(アトム)」がこちら!

商品名 Atom
寸法 96*45*18 mm
重量 108g(バッテリーを含む)
OS Android 8.1
CPU 4GB
RAM 本体/-20℃、キャップ/0℃、ループ部/0℃
ROM 64GB
バッテリー 2000mAh
ディスプレイサイズ 2.45インチ
解像度 240*432ピクセル
価格 公式価格$ 259.99
Amazon価格目安¥29,399税込
特徴 世界最小4Gタフネススマートフォン

 

アウトドアや釣り用のサブ機におすすめ!

Unihertz(ユニハーツ)・Atomの実機レビュー|使い勝手と魅力5選

Atomを実際に使ったからこそわかる、魅力や使い勝手をご紹介しましょう。

ユニハーツ・Atomはこんな人におすすめしたい!

Atomはその性格上、万人受けするモデルではありません。

しかし、その魅力にハマる人には突き刺さる、とがったモデルと言えるでしょう。

筆者はAtomをこのような人におすすめします。

Atomをおすすめしたい人
  • 最近のスマートフォンは大きすぎると感じる人
  • 釣りやアウトドア用途に、なるべく小さくタフなスマートフォンが欲しい人
  • スマートフォンは通話と簡単なメッセージのやりとり、SNSができれば十分だという人
もし上記に当てはまる人は、これからのレビューを参考にAtomを検討してみてください。

とにかく小さい!

Atomの最大の魅力、そして最大の機能は小さいことです。

液晶サイズは2.45インチと、初代iPhoneの3.5インチよりさらに一回り小さなサイズです。

デニムのコインポケットや、シャツの胸ポケットに難なく収まります。

筆者はハイキングの時、スマートフォンをパンツのポケットに突っ込んでいますが、大きなスマートフォンは岩場をよじ登る時、パンツの中でつっぱり、足上げの邪魔になりました。

Atomではそのようなことはありません。

パンツの中でもレインウエアのポケットの中でも、動きの妨げになるようなことはありません。

これは、渓を遡行する釣り人にも、大きなメリットになるのではないでしょうか。

P68防水認証のおかげでこんな状況でも大丈夫

実際に川で水没させてみました!

Atomのボディーは、その小さなサイズにタフ性能を詰め込んでいます。

その防水性能はIP68承認を獲得し、最高レベルの性能を有しています。

IP68の”6”は完全な防塵構造であることを示し、”8”は水中でも使用できることを意味します。

水没させても何ら問題はなく、もちろん雨や嵐に襲われようが関係ありません。

しかも、外付けケースを使用せずとも、本体にその性能が組み込まれているのです。

耐衝撃性能においても、本体の4角にバンパーを設置し、抜かりありません。

このようなタフ性能は、全てのアウトドアレジャーの心強い味方になるでしょう。

小さいけど最先端のandroidスマートフォンとして使える

こんなに小さくて普通のスマホとして使えるの?

と、疑問をもつ人もいるかもしれません。

AtomはAndroid 8.1 OreoにOcta Core 2 GHzプロセッサーを搭載し、動作にモタつきはありません。

64GBのストレージは、最近のスマホにしては物足りないかもしれませんが、Atomの性格を考えれば十分でしょう。

SIMスロットは、Nano SIMに対応し、デュアルスロット仕様です。

指紋認証やフェイスIDにも対応し、Atomは最新のAndroidスマートフォンと遜色なく使えるのです。

そこそこ使えるカメラ機能

Atomで撮影した画像です!

Atomで撮影した画像です!

Atomで撮影した画像です!

筆者はAtomのカメラ機能には期待していませんでしたが、意外や意外、そこそこ使える絵が撮れます

バックカメラは1,600万画素、フロントカメラは800万画素のセンサーを搭載し、スマートフォンの画面やPCのディスプレイでの閲覧にたえる画質で撮影できます。

先述の防水機能により、水中写真がとれる点も見逃せません

拡大プリントをしないブログサイズの写真や、記録写真用途であれば、十分に使えるでしょう。

ツールボックスが面白い

Atomに内蔵されるアプリに「ツールボックス」があります。

ここには、懐中電灯、コンパス、虫眼鏡、高さ測定、歩数計などの機能が搭載され、アウトドアで使いたくなるアプリが数種類詰め込まれています。

その中から、筆者は歩数計を愛用しています。

WEBライターという職業上、数時間座りっぱなしのことも多く、健康管理のため、Atom片手に散歩やランニングを楽しんでいるのです。

Unihertz(ユニハーツ)・ATOMを購入するなら気をつけたいポイント!

Atomはやはり万人受けするスマートフォンではありません。

主に、画面が小さいことによる使いづらさがあり、使う人を選ぶスマートフォンです。

筆者はメインスマホとして使っていますが、Atomの正解はサブ機として使うことでしょう。

購入前にデメリットも確認しておくことが大切です。

画面が小さい

スマホでゲームを楽しみたい。迫力ある映画や動画サイトを視聴したい。

そのような用途には向きません。

また、SNSに投稿された写真も、画面が小さく見づらい場合があります。

思ったより文字入力はやりやすいのですが、長文を打つのは難しいでしょう。

一部のアプリやWEBサイトで表示が崩れる

アプリに中には、2.45インチの画面サイズに対応していないものがあり、一部表示が崩れるものもあります。

筆者の愛用する地図アプリ「ジオグラフィカ」もその例外でなく、高度表示のレイアウトが正しく表示されません。

使いたいアプリがある場合は、画面サイズに対応しているか確認しておきましょう。

おサイフケータイ・モバイルSuica非対応

NFC(非接触型ICカード技術)は搭載していますが、おサイフケータイ・モバイルSuicaともに非対応です。

今後対応することを期待しましょう。

ちなみに、QRコード決済の「Pay Pay」には対応していますが、Atomを店員さんに差し出すと「小さすぎて大丈夫か?」とだいたい怪訝な顔をされます。笑

サブ機としての利用がおすすめ

日常生活でスマートフォンを積極的に活用したい人は、メイン機を別に用意すべきでしょう。

AtomはSIMフリーですから、アウトドアを楽しむ際にSIMカードを入れ替え、アウトドア用としてAtomを使うのがおすすめです。

まとめ

中国・上海のメーカーのUnihertz(ユニハーツ )が世に送り出した、世界最小4Gタフネススマートフォン。

サイズ、防水、耐衝撃性能とアウトドアスマートフォンに求められる性能を、小さなボディーに凝縮しました。

決して万人受けしないとがったコンセプトは、魅了される人には突き刺さる、唯一無二のものでしょう。

スマートフォンのサイズに疑問を感じる人。

釣りやアウトドア用途に小さくタフなスマホをお探しの人は、ぜひAtomを手にしてみてください。

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