カセットガスストーブのおすすめ4選!秋冬のアウトドアをさらに快適に

カセットガスストーブ

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初めてキャンプをしたのは30年も前のこと。簡素なテントと雑な焚き火、手が炭で真っ黒になって、虫に刺されて、大変でした。それでも最高に楽しい思い出です。それからキャンプスタイルはいろいろ変わりましたが、焚き火の炎、風、満天の星、朝の空は今でも私を楽しませてくれます。そんなキャンプの空気が少しでもお伝えできれば幸いです。
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秋冬にシーズンインとなるワカサギ釣りや、本格化する冬キャンプを前に、1台は持っておきたいアウトドアグッズが「カセットガスストーブ 」です。

カセットコンロと同じカセットガスを使用することから、手軽に使用でき、寒い時期の釣りやキャンプに大活躍します。

最近ではより小型で持ち運びに便利なタイプが主流となり注目を集めていますが、メーカーごとに大きさや、セーフティー機能、燃焼時間などの違いがあり、どれを選んで良いのか難しいですよね。

本記事では、カセットガスストーブの選び方や特徴、購入時に気を付けること、おすすめ商品について詳しくご紹介します。

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カセットガスストーブとは?

カセットガスストーブ

カセットガスストーブは、カセットコンロと同じカセットガスを使ったストーブのこと。

カセットガスは、電気や灯油、その他の燃料に比べてどこでも手に入りやすく持ち運びもセッティングも簡単ですので、アウトドアで手軽に使えます。

形状や大きさもさまざまな物があり、用途に合わせて選べるのが特徴。

カセットガスストーブの特徴!ここが便利

カセットガスストーブ

寒い時期のアウトドアでは、防寒着も大切ですが、焚き火など暖を取れるものがあれば心強いですね。

焚き火以外で暖を取るアイテムとして電気ストーブや石油ストーブがありますが、それらと比べてカセットガスストーブの便利なところや特徴をご紹介します。

場所を選ばない

近年、電気ストーブや電気カーペットなど電化製品が使える、「電源サイト」のあるキャンプ場が増えています。

しかし、ほとんどのアウトドアでは電気が使える環境は少なく、使える暖房器具は薪ストーブ、石油ストーブとカセットガスストーブに限られます。

特にカセットガスストーブはコンパクトな物もあり、狭い場所でも使えます。

冬キャンプや冬場の釣り、アウトドアで活躍するだけでなく、普段は家庭用にソファの足元や、キッチン、脱衣所で使用するなど使用場所は多数。

最近では災害用に、電気やガスがストップしてしまった場合を想定し、カセットガスストーブが注目されています。

燃料が手に入りやすい

カセットガスストーブ

カセットガスストーブの燃料は、カセットコンロなどに使われるカセットガス、「CB缶」といわれるもの。

CB缶は、スーパーやホームセンターはもちろん、コンビニや100円ショップでも売られています。

急なキャンプや釣りでもすぐに手に入り、忘れたり無くなったりしても売っているお店が容易に見つかります。

緊急時でも、CB缶さえ入手できれば暖を取ることができ、重宝します。

持ち運びに便利で設営も簡単

カセットガスストーブ

小型軽量タイプも増えており、持ち運びもこの通り!

カセットガスストーブの本体は、カセットコンロと同様にガスを気化させて燃焼させるだけのシンプルな構造ですので比較的軽量。

さらに、片手で持ち運べるようなコンパクトタイプも多いです。

また、灯油などの液体燃料に比べてカセットガスはカセット式ですので気軽に持ち運びができ、本体への設置も簡単。

気軽に持ち運べることが最大の特徴ではないしょうか。

すぐに温まる

カセットガスストーブ

寒い時や体が冷えた時には一秒でも早く温まりたいですよね。

カセットガスストーブはカセットガスをセットして点火するだけ、すぐに燃焼して熱を放出してくれます。

焚き火や薪ストーブのように薪をセッティングする必要もなく、電気ストーブや灯油ストーブのように温まるまで時間がかかることもありません。

カセットガスストーブのデメリットも把握しよう

カセットガスストーブ

カセットガスストーブは気軽に使えて便利な暖房器具です。

しかし、安全のためにもデメリットを把握しておく必要があります。

カセットガスストーブのデメリットと注意点をご紹介します。

燃料費が高め

他の暖房器具に比べてカセットガスの燃料はやや割高となります。

カセットガス1本の燃焼時間は1時間〜3時間ほど。

1日使うとなると4本以上の用意が必要です。

カセットガスも安い物があるとはいえ、石油ストーブの燃料、灯油に比べるとランニングコストがかかります。

一酸化炭素中毒の危険

一酸化炭素警報機

一酸化炭素警報機

カセットガスストーブは、ガスを燃焼させて熱を出すため、一酸化炭素を発生させます。

タープ内など仕切られた空間で使用する場合は、一酸化炭素中毒に気を付けなければなりません。

十分な換気をして、一定の一酸化炭素濃度になるとブザーで知らせてくれる一酸化炭素警報機があるとより安全。

カセットガスストーブの選び方

カセットガスストーブ

さまざまな形状や大きさのカセットガスストーブがありますが、見た目だけではなくストーブ本体の機能や性能も種類豊富。

用途に合わせたカセットガスストーブの選び方をご紹介します。

本体の大きさ

カセットガスストーブの大きさは、据え置きタイプのものから片手で持てるコンパクトタイプまでさまざま。

大きな物ほど発熱量が多く、より暖かくなる傾向にありますが、持ち運びが難しいです。

まずは使用用途をイメージし、据え置きタイプかコンパクトタイプかを選定しましょう。

釣りやキャンプで移動を伴うシーンや、足元だけスポット的に使用するなら、コンパクトタイプで十分ですし、複数人で楽しむキャンプやベースに据え置くことを想定しているなら、据え置きタイプがおすすめ。

発熱量

カセットガスストーブ

カセットガスストーブの暖かさは、発熱量で変わります。

発熱量は、「最大発熱量」や「最大出力」と表示され、キロワット(kW)、キロカロリーアワー(kcal/h)の単位で表示されています。

数値が大きいほど暖かくなるのですが、その分、燃料の消費も多く1本あたりのカセットガスの使用時間は短い傾向に。

広い空間で使うのであれば発熱量が多いほうがおすすめですが、部分的に温めるだけなら少ない発熱量でも対応できます。

用途に合わせた発熱量を選びましょう。

安全装置

カセットガスストーブには、いくつかの安全装置がついているタイプがあります。

不完全燃焼や風などで火が消えた時、ストーブ本体が倒れたときにガスの供給をストップし火を消してくれるといったものです。

これらの安全装置は、メーカーによって違いがあるため、購入する際は、安全に使うためにどのような機能があるのかを確認しましょう。

繰り返しになりますが、アウトドアで使う場合は、風や雨などの影響にも配慮して、安全装置の種類、有無の確認をすることをおすすめします。

本体の重量

参考元:アラジン公式ページより

持ち運びに便利なカセットガスストーブですが、「コンパクトタイプ」や「据え置きタイプ」かによって重さの基準が異なります。

あくまで目安ですが、コンパクトタイプなら「2kg前後」、据え置きタイプなら「5kg前後」で検討すると、持ち運びに便利でしょう。

外で遊びたくなる!カセットガスストーブのおすすめ4選

焚き火や石油ストーブは、一度設営したらなかなか動かすことは困難ですが、カセットガスストーブは点火、消火が簡単なので使いたいところへ持っていってすぐに暖を取れます。

寒い時期でも外に出て遊びたくなるおすすめカセットガスストーブを4商品ご紹介します。

イワタニ カセットガスストーブ  マイ暖 CB-STV-MYD

商品名 マイ暖 CB-STV-MYD
サイズ 312(幅)×222(奥行)×290(高さ)mm
重量 約2.6kg(カセットガス含まず)
最大熱量 1.0kW(900kcal/h)
連続燃焼時間 約3時間20分(標準モードで気温20〜25℃)
安全装置 不完全燃焼防止装置、立消え安全装置、

転倒時消火装置、圧力感知安全装置

価格 メーカー希望小売価格:18,600円(税抜き)
Amazon目安価格:9,400円(税込)
特徴 取っ手付きで軽量コンパクト

 

カセットガスの老舗メーカー「イワタニ」から販売されているポータブルカセットガスストーブ です。

重量は2.6kgほどしかなく、取っ手付きのため、軽々と持ち運べます。

カセットガス1本で、約3時間20分(標準モードで気温20〜25℃)燃焼するため、釣りやアウトドアでスポット的に使用するにもおすすめ。

点火後の立ち上がりもスピーディーで約1分で暖を取れます。

マグネット脱着式なので、カセットガスの装着も簡単!

各種安全装置もばっちりです。

軽量・コンパクト設計!ガス1本で3時間20分燃焼

Sengoku Aladdin (センゴクアラジン) ポータブルガスストーブ SAG-BF02-R

商品名 ポータブルガスストーブ  SAG-BF02-R
サイズ 330(幅)×335(奥行)×386(高さ)mm
重量 約5.7kg
最大熱量 2.0kW(1700kcal/h)〜0.8kW(690kcal/h)
連続燃焼時間 約1時間40分〜4時間20分
安全装置 不完全燃焼防止装置、立消え安全装置、

転倒時消火装置、圧力感知安全装置

価格 メーカー希望小売価格:掲載されていません
Amazon目安価格:33,000円(税込)
特徴 据え置きタイプで見た目もレトロ

 

長年カセットガスストーブを世に送り出している「アラジン」のレトロでおしゃれなカセットガスストーブです。

キャンプをよりおしゃれに快適に彩る、イエローとレッドの2色展開。

据え置きタイプなのに、軽量コンパクトで、見た目もレトロなので、普段使いはもちろんキャンプや釣りなどのアウトドアにも最適!

持ち運び用に可愛い収納袋も付いてます。

最大発熱量は、2.0kWとハイパワーですので、据え置きタイプとして長時間使用も可能。

寒い時期の釣りやアウトドアですぐに暖まるのが特徴ですが、長時間使用の場合には、カセットガスは多めに用意しておきましょう。

レトロでポップな人気の据え置きタイプ

カセットガスは屋外使用を想定した専用の低温対応タイプを

イワタニ カセットガスストーブ デカ暖 CB-STV-DKD

商品名 カセットガスストーブ  デカ暖 CB-STV-DKD
サイズ 349(幅)×280(奥行)×408(高さ)mm
重量 約4.1kg(カセット含まず)
最大熱量 1.35kW(1,150kcal/h)
連続燃焼時間 約2時間30分(気温20〜25℃)
安全装置 不完全燃焼防止装置、立消え安全装置、

転倒時消火装置、圧力感知安全装置

価格 メーカー希望小売価格:24,000円(税抜き)
Amazon目安価格:11,543円(税込)
特徴 重さ4.1kgと軽量設計(屋内専用)

 

石油ストーブのようなフォルムのカセットガスストーブです。

特許登録済みの「熱溜め燃焼筒」で、溜め込まれた熱が、リフレクター(反射板)によって、広範囲に暖かく熱を届けます。

屋内専用モデルですので、室内空間を暖める機能が充実。

カセットガス1本で、約2時間30分燃焼するため、普段使いはもちろん、防災時などの緊急用に備蓄しておくにもおすすめ。

見た目が大きいように感じますが、横幅は349mmほどで、重さも4.1kgなので、思っているよりも軽量で持ち運びがしやすいです。

屋内用ではありますが、いざという時便利!

イワタニ アウトドアヒーター  CB-ODH-1

商品名 カセットガス アウトドアヒーター CB-ODH-1
サイズ 272(幅)×200(奥行)×294(高さ)mm
重量 約1.5kg(カセット含まず)
最大熱量 1.0kW(900kcal/h)
連続燃焼時間 約3時間20分(気温20〜25℃)
安全装置 立消え安全装置、転倒時消火装置、圧力感知安全装置
価格 メーカー希望小売価格:16,000円(税抜き)現在廃盤
Amazon目安価格:34,500円(税込)
特徴 屋外用で重量わずか1.5kg、人気商品につき価格変動大

 

現在は、廃盤となっておりメーカーから購入することはできませんが、AmazonをはじめとしたECサイトでは根強い人気を誇るイワタニのアウトドアヒーター。

最大の特徴は、屋外専用で、ガス圧の強い球状バーナー搭載で、最大熱量1.0kWを保持しながら、手持ちで軽々移動できるわずか1.5kgの軽量設計であるということ。

立消え安全装置、転倒時消火装置、圧力感知安全装置と安全性も確保されています。

パラボラ型リフレクターにより、正面方向へ熱が伝わりやすく、釣りで冷える足元を温めるなどスポット的な使用が向いています。

ヒートパネルが装備されているため、屋外の低温時でも、出力が安定。

デメリットとしては、現在メーカー廃盤のため流通量が少なく、Amazon等では価格が高騰しています。

まとめ:カセットガスストーブで冬のアウトドアを快適に!

カセットガスストーブ

冬場の釣りにも便利な、カセットガスストーブを4商品ご紹介しました。

本来、さらにご紹介したいカセットガスストーブがあったのですが、ニーズが非常に多く、廃盤又は在庫がない商品も多数でした。

今後のメーカー各社、新商品に期待したいところです。

カセットガスストーブ が1台あるだけで、アウトドアでも簡単に暖を取ることができ、冬のアウトドアがさらに快適になります。

まだまだ商品数は少ないですが、今後に期待しつつ、冬のアウトドアを楽しみましょう!

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初めてキャンプをしたのは30年も前のこと。簡素なテントと雑な焚き火、手が炭で真っ黒になって、虫に刺されて、大変でした。それでも最高に楽しい思い出です。それからキャンプスタイルはいろいろ変わりましたが、焚き火の炎、風、満天の星、朝の空は今でも私を楽しませてくれます。そんなキャンプの空気が少しでもお伝えできれば幸いです。