九州の長崎県には、「小浜温泉」という海沿いの温泉地があります。
普段は大分県の別府市に在住している私ですが、時々遠征という形で大分県以外の温泉地に訪問することがあります。
今回は長崎遠征で訪問した「小浜温泉」について、体験記事と共にご紹介させていただきます。
SPONSORED LINK
目次
湯けむりたなびく「小浜温泉」を散策してみよう!
ここだけの話ですがこの日は早朝に大分県の別府市を出発し、乗り放題切符で…というのは前日の話でした。(笑)
前日、佐賀方面の温泉地を巡り諫早のホテルで1泊した後、早朝のバスで「小浜温泉」までやってきました。
バスの中からぼんやりと外の景色を眺めていましたが、きれいな海が見えてきてたくさんの湯けむりが立ち昇っている光景は、さすがにテンションが上がりました。
小浜のバスターミナルに到着です。
大きな荷物はコインロッカーに預けて、ぶらぶらと周辺を散歩することにしました。
どことなくハイカラな雰囲気が漂う建物です。
実はこの建物は観光案内所でした。
温泉巡りをする際には、入浴手形というお得な4枚の木札があり、ホテル・旅館系2ヶ所と共同浴場2ヶ所に入浴することができます。
1,300円で都合4ヶ所入浴できます。
共同浴場は150円から300円でホテル・旅館系は400円から1,000円の所もありますので、組み合わせによってはかなりお得です。
海沿いの温泉地ですので、船が停泊していました。
観光案内所の近くは港になっているようです。
船の形から判断すると、漁船のようです。
そういえば、ぶらぶらしていると海産物を販売している場所もありました。
新鮮な魚介類が堪能できるのはなんだか良いですね。
ホテルがきれいに並んでいます。
海とマッチする光景もなんだか素敵です。
海沿いに広い公園がありました。
小さなお子様が遊べそうな遊具もありました。
お母さんは、のんびりと海を見ながら休憩したくなるのではないでしょうか。
公園内にこんな場所を見つけました。
湯けむりが立ち昇っていますので、温泉の源泉です。
源泉がかけ流されている光景は圧巻でした。
それにしても、析出物でコーティングされている段々を見ているだけでワクワクしてしまうのは私だけでしょうか。(笑)
源泉の場所から足湯が伸びていました。
足湯でしたら、気軽に入浴できるからいいですよね。
散歩で疲れた時にはおすすめです。
ふむふむ。源泉がこの辺りから足湯に流れているのですね。
と、ついつい温泉に流れが気になるのは、きっと温泉マニアだからだと思います。
あれ?ちょっと待ってください。
えっと…なんて言いますか…この足湯長くないですか?
この辺は結構ぬるめでいい気持ちです。
いや、それはいいのですが、まだ足湯が続いています。
あら!さっきの公園の海側に戻ってきちゃいましたよ。
足湯はいいですが、ちょっと長すぎませんか。
実はこの足湯、「小浜温泉」が誇る世界一長い足湯なのだそうです。
どうりで長いはずです。(笑)
こちらが海側の終点のようです。
それにしても、この長さにはびっくりしました。
「小浜温泉」に訪問する機会があれば、是非体験してくださいね。
小浜温泉と言えば小浜ちゃんぽん!「よしちょう」に行ってみよう
足湯のある公園を歩きまくったので、お腹がすいてきました。
ちょうどお昼時でしたので、名物の小浜ちゃんぽんを食べることにしました。
実はこちらの「よしちょう」は、小浜ちゃんぽんを食べると温泉に入浴できるという特典があります。
小浜ちゃんぽんにお寿司が合う?硬い麺にびっくり!
実は小浜温泉が好きだという友人がいまして、話を聞いたところ小浜ちゃんぽんとお寿司のセットがおすすめとの事でした。
まずはスープを飲みます。
魚介系のようであっさりとしつつも味はしっかり!
確かにお寿司と合うスープです。
次に麺をすすりました。
びっくりしたのは、ちゃんと火を入れてないんじゃない?と思うくらい硬めでした。
小浜ちゃんぽんの食べ方は、この麺をしばらく浸して味を染み込ませてからいただきます。
もちろん、硬めのままでもきちんと火は通っていますのでご安心ください。
私の出身地の福岡には、ラーメンの麺の硬さに「ハリガネ」や「粉おとし」というものがあります。
小麦の味を感じられる硬さで、粉おとしになると生なのじゃないかと思うくらいです。
小浜ちゃんぽんの麺もそのような扱いなのだそうです。
硬いまま食べるもよし、味を染み込ませて食べるもよしです。
食事の後は日帰り温泉!ちゃんぽん屋に源泉掛け流しの秘湯
ちゃんぽん屋に温泉があると聞いて、あまり驚かなかったのは多分私が別府に在住だからだと思います。
普通に考えたら、それだけでびっくりですよね。(笑)
「よしちょう」でちゃんぽんを食べた後には、温泉でのんびりできます。
小浜温泉は海岸沿いの温泉ですので、塩分がしっかりと含まれた塩化物泉でした。
しかし、海水よりも濃い感じの温泉で、すぐに体がポカポカしてきました。
のんびりと入浴させてもらいましたが、湯上りに汗が止まらないほど温まりました。
どうして海沿いの塩化物泉は海水より濃いことがあるの?
海岸沿いの温泉地の場合、海水がそのまま温泉として温められたのではないかという色をしている場合があります。
小浜温泉もそんな感じですが、海水よりも濃い塩化物泉です。
なぜそうなるのかは諸説ありますが、おそらく湯けむりが出るほど源泉が熱いため、水分が蒸発してしまいその成分が地面の中に残ってだんだん濃くなってきたのではないかと思われます。
もちろん、海水が混入すれば温度は下がりますが、それ以上に源泉温度が高ければ蒸発する量の方が多くなるのではと考えられます。
小浜ちゃんぽん「よしちょう」基本情報
住所 | 〒854-0514 長崎県雲仙市小浜町北本町905-32 |
営業時間 | 入浴:9:00〜22:00
お食事:11:00~LO21:30 |
営業時期 | 通年 |
電話番号 | 電話:0957-75-0107 |
定休日 | 第2・4水曜日 |
料金 | 入浴のみ400円
※食事メニューで温泉マークがついているものは注文すると温泉入浴無料 |
駐車場 | あり アスファルトの駐車場15台 |
公式URL | 小浜温泉観光協会 公式ページ |
泉質 | ナトリウムー塩化物泉 |
<小浜温泉「よしちょう」詳細地図>
小浜温泉「よしちょう」へのアクセス
お車でお越しの場合
諫早方面より国道57号線から国道251号線へ
道なりに進むとわかりやすい。
バスでお越しの場合
島鉄バス小浜バスターミナルより、国道251号線を海を右手に見ながら進む
10分程歩くと左手側に「よしちょう」の看板やのれんが見える。
小浜ちゃんぽんと日帰り温泉の後は再び散歩!こんなところに釣りスポット?
ちゃんぽんと温泉を堪能した後は、海岸線近くの道路をぶらぶらと散歩しました。
突如、カラフルなガードレールが目につきました。
カラフルな看板です。
「小浜温泉公園」という場所だそうです。
遊具もカラフルです。
小さなお子様は、こういうカラフルさだけで喜びそうです。
ジャングルジムだけではなく、ブランコまでカラフルでした。
こういう遊具はなかなか見ません。
珍しいですね。
公園自体も、のどかな雰囲気が漂っています。
近くには住宅街もありましたので、小浜温泉に在住の皆様の憩いの場所なのかもしれません。
なんにせよ、温泉地に住めるって良いですね。
と、私が言っても…ですね。(笑)
公園から道路を渡った辺りに堤防がありました。
近くには警察署があり、お巡りさんがのんびりとタバコを吸っていました。
ご挨拶をしつつ小浜温泉の事をいろいろと聞いてみました。
堤防の所には、釣りをしている人がいました。
何が釣れるのでしょうか。
バイクや車でも来れるようで、広い駐車スペースもありました。
結構次々と釣りをする人がやって来ていました。
もしかすると人気スポットなのかもしれません。
海がとてもきれいです。
温泉地の湯けむりを見ながらのんびり釣りをして、小浜ちゃんぽんを食べて温泉に浸かるというコースが体験できそうですね。
まとめ
いかがでしたか。
「小浜温泉」の世界一長い足湯と小浜ちゃんぽんと日帰り温泉が堪能できる「よしちょう」についてご紹介させていただきました。
名物と日帰り温泉が同時に楽しめる「よしちょう」はおすすめ!
釣りスポットは、ぶらぶらしていてたまたま見つけただけですので、何が釣れるのかは全くわかりません。
しかし、釣りをしていた人がいるくらいですから、なんらかの魚が釣れるはずです。(笑)
九州の長崎県に釣り旅行を検討されている方は、小浜温泉を候補の1つにしてみるのも良いのではないでしょうか。
▼長崎県の日帰り温泉おすすめはこちらも!
▼佐賀県の熊の川温泉に湧く秘湯!
▼大分県のおすすめ温泉はこちら!