「釣りやアウトドアにぴったりの軽量&コンパクトなバックパックを探している」
「釣りやアウトドアは必要最低限の装備で気軽に遊びたい」
上記のようなお悩みってありますよね。
とはいえ、必要最低限といってもレインウェアやコンパクトバーナー、食料なども必要で、それらをコンパクトに持ち運ぶとなると意外と苦労します。
釣り道具やアウトドアグッズをうまく携帯できるバックパックはないのでしょうか?
ここでは、登山経験が豊富な筆者が軽量&超シンプルでコンパクトにまとまるモンベルの「バランスライト20」をご紹介します。
どのような場面で重宝するのか、実際に使用してみた感想、おすすめの特徴、購入時に気をつけたいポイントまで徹底レビューします!
釣りやアウトドア用のバックパックをお探しの方の参考になれば幸いです。
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目次
mont-bell(モンベル )ってどんなメーカー?
株式会社モンベルが設立されたのは1975年のことです。
創業者の辰野勇氏が登山仲間とともに「世界で愛される登山用具やアウトドアグッズの開発を目指す」を目標に創業されました。
辰野氏は1969年にアイガー北壁日本人第二登を果たした日本のトップクライマーであり、モンベルで開発される製品は辰野氏の経験に裏打ちされた、機能と美しさを兼ね備えています。
“Function is Beauty(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”がコンセプトの製品群は、ULライトハイカーからも支持され、海外ではULハイキングギアのブランドとして認知されているほどです。
今日では、モンベルは世界に認められるブランドであり、日本を代表するアウトドアメーカーへと成長しました。
mont-bell(モンベル )バランスライト20がこちら!
商品名 | バランスライト 20 |
サイズ | 高さ57×幅24×奥行き16cm |
容量 | 20L |
重量 | 404g |
材質 | 本体:100デニール・ バリスティック® ナイロン・トリプルリップストップ[ウレタン・コーティング] |
価格 | メーカー公式:5,800円(税抜) |
特徴 | 高い防滴性と軽量化を実現したバックパック |
mont-bell(モンベル )バランスライト20を徹底レビュー!
mont-bell(モンベル )バランスライト20の特徴や魅力のレビューをご紹介します。
余計なものは一切付いていない!構造がシンプル
ポケットやベルトが多数設けられ、背面フレーム(サポーターのようなもの)が入ったバックパックも使ったことがあります。
複数のポケットは収納に便利で、背面フレームのフィット感は、体に合えば快適なものでした。
しかし、ポケットが増えれば増えるほど必要のない荷物も携帯しがちで、フレームのフィッティングはシビアなものです。
バランスライト20は1気室、1本締めのシンプルなバックパック。
背中にはピッケルホルダーのみが付属し、余計なポケットやベルト類はいっさいありません。
そのため、狭い岩場や渓流のヤブ漕ぎでもバックパックがひっかることが少ないのです。
背中には薄いパッドが装備されるのみで、背負い心地はパッキングの工夫で、自在に調整できます。
機能を追加するのではなく、削ぎ落とした結果、超シンプルな設計になっています。
パッキングの自由度が高い
メイン荷室は仕切りのないシンプルな袋です。
2気室のバックパックや、仕切りやポケットのあるものは、ある程度パッキング方法が制限されてしまいます。
その点、バランスライト20は自由自在にパッキングが可能で、好みの背負い心地に調整できます。
ただし、後述しますがパッキングには工夫が必要で、慣れないと使いこなせません。
そういった意味ではパッキングの練習にも最適なバッグパックと言えるでしょう。
日帰り釣行・山行にちょうどいいサイズ
バックパックの場合、大は小をかねません。
極端な例ですが、テント泊縦走登山に使う60Lのバックパックは、日帰り釣行や山行では扱いにくいでしょう。
なるべく装備に合わせて、ちょうど良いサイズのバックパックを選びたいものですね。
目安として、日帰り装備に使いやすい容量は20〜30Lです。
バランスライト20は容量も十分で、春〜夏に水分を多めに携帯したり、秋冬に防寒着を携帯したり、お風呂セットを携帯したりと、一年を通して使いやすいサイズでしょう。
源流部への釣行でも、余計な装備がついていないため、シングルガスバーナーや最小限の食料、レインウェア、少々の釣り道具なら十分入るでしょう。
コンプレッションベルトが使いやすい
メイン荷室にはコンプレッションベルトが設けられ、荷物が暴れないよう固定できます。
経験のある方ならお分かりでしょう!
荷室に余計な空間があることで、コンパクトにならなかったり、重さが増しているように感じたり…
歩くたびに荷物が揺れると非常に歩きづらく、バランスを崩して危険でもあります。
バランスライト20は、コンプレッションベルトのおかげで、少なめの荷物でも安心してコンパクトにパッキングできます。
使わない時はウエストベルトを収納できる
フィールドでは重宝するウエストベルトですが、フィールドまでの移動中は邪魔に感じることが多いです。
そんな時、バランスライト20はウエストベルトの収納スペースが設けられ、使わない時はスマートに収納できるよう配慮されています。
ユーザーの使い勝手を考えぬかれた仕様ですね。
とにかく価格が安い
価格は5,800円(税抜)とお財布に優しいのも特徴です。
安価ながら十分な機能を備え、防滴性と軽量性を実現させた、まさにバランスの良いバックパックと言えるでしょう。
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mont-bell(モンベル )バランスライト20の使い方
シンプルなバックパックゆえに、パッキングにはコツが必要です。
パッキングの良し悪しが背負い心地に直結するので、上手なパッキング方法を覚えておきましょう。
上手なパッキングのコツ
パッキングのポイントは「重量バランス」と「荷物の取り出しやすさ」の2点です。
まず、重量バランスで気をつけたい点は、重たい物は”背中から離れれば離れるほど重さを感じる”ことです。
重たい物が背中から離れた場所にあると、後ろから引っ張られるように感じてしまいます。
水筒などの重たい物は、なるべく背中の上部に近い場所にパッキングしましょう。
逆に、軽くてかさばる物は、なるべくバックパックの下部や背中から遠い場所にパッキングすると安定します。
さらに、シェルジャケットや防寒着など、すぐに使うものは取り出しやすい場所に納め、お風呂セットや着替えなどは、バックパックの奥に収納しましょう。
また、コンパクトバーナーの”角”や、コンパクトテーブルの”角”など、背中に当たると痛みを感じるものは、遠ざけてパッキングするのもポイントです。
何度も使っているうちに、自然と使いやすいパッキングを覚えるものです。
理想のパッキングを目指し、工夫を続けましょう。
防水対策にザックカバーも用意したい
雨対策はレインウェアだけではなく、バックパックにも必要です。
バックパックの購入と同時に、ザックカバーも用意しておきましょう。
ただし、大雨ではザックカバーの背面からも雨が侵入してきます。
ダウンジャケットやファーストエイドキットなど、絶対にぬらしたくないものは、個別に防水対策を施しましょう。
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mont-bell(モンベル )バランスライト20を購入前にフィッティングを確認
靴のサイズは誰もが慎重に合わせるものですが、バックパックはどうでしょうか。
実は、バックパックにも最適なフィッティング方法があるのです。
バックパックのフィッティング方法
具体的なフィッティング方法とは、背面長を合わせることです。
背面長とは第7頸椎〜腰骨最上部までの長さのことで、ここの長さが合わないと、違和感を感じ疲労につながります。
また、フレームが内蔵されているものはフレームのフィット感も大切です。
バランスライト20の場合、そこまでシビアにフィッティングを考えなくても大丈夫ですが、なるべく店頭でスタッフに合わせてもらうことをおすすめします。
WEB通販を利用する場合は、フィッティングが合わない場合の交換や返品規定も確認しておくとよいでしょう。
mont-bell(モンベル )バランスライト20を購入するなら気をつけたいポイント!
シンプルで使い勝手のいいバランスライト20ですが、購入する前に気をつけたいポイントを確認しておきましょう。
1気室であること
1気室で仕切りがないため、荷物を個別にパッキングできません。
重量バランスや取り出しやすさを考え、工夫が必要です。
ポケットが少ない
ポケットは雨ぶたの表と裏の2つのみです。
ドリンク用のサイドポケットやウエストベルトのポーチなどはありません。
ポケットが必要な場合は、別途サコッシュやフィッシングベストを活用しましょう。
また、カラビナ等をピッケルホルダーに装着しペットボトルホルダーを取り付けるなどの工夫も可能です。
背面パッドは最低限
フレームは内蔵されておらず、背面パッドは最低限の薄いものです。
背中のクッション性は期待できず、パッキングの良し悪しがそのまま背負い心地に直結します。
パッキングを工夫して、上達させましょう。
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mont-bell(モンベル )アングラーパック15もおすすめ!
バランスライト20は、余計な機能を削ぎ落として軽量&コンパクトにまとまり日帰り登山や源流遡行などには邪魔にならずにおすすめです!
しかし、中には余計な機能があまりないことで、もう少しだけポケットやドリンクホルダーが欲しいとのご意見もあるかと思います。
また、釣りだけを前提とする場合には、ルアーボックスだけを収納できる専用ポケットが欲しいというアングラーも多いでしょう。
バランスライト20だけでは、少し物足りないという方にはモンベル 「アングラーパック15」をおすすめします!
アングラーパック15は、登山用のバックパックのノウハウを釣り仕様に応用したものでアングラーにとっては最低限の機能が満載です!
たとえば、上記画像のように前面にはルアーボックスを収納できる大ポケットが2つ、さらに小物類を収納できる小ポケットが2つあります。大ポケットの中には、仕切りがあり、スケールや小物を整理することも可能。
背面は、Dカンが標準装備でネットの装着が可能ですし、源流遡行時に便利なロッドホルダーもついています。
そのほか、深めのドリンクホルダーが装着されていて、遡行時にペットボトル落下の心配がありません。
容量は15Lとバランスライト20よりは少ないですが、ポケットやデイジーチェーンがついているため収納力は抜群です。
まとめ
シンプルで使い勝手のいいバックパックですが、使いこなしには工夫が必要です。
理想のパッキングを目指して、あれこれ考えるのも楽しみの1つでしょう。
日帰り釣行・山行に必要な装備をコンパクトにまとめられ、バランスライト20は使いこなせば頼もしい味方になってくれます。
バックパック選びにお悩みの人は、ぜひ一度手にとってみてください。